07/05/20 01:23:57 0
最近はもう広島弁ってないよ。
「じゃけー」はと伸ばすことは基本的にはない。
語尾を伸ばしたいなら「じゃけのう」だ。
「じゃけん」が非地元のエセ広島弁ってことはない。一応「ん」があるほうが正式だ。
「じゃけん」か「じゃけ」だ。
「やけん」とか「だけん」とは有り得ない。
「じゃけん」と「じゃけ」の使い分けは短く言いたいときに区切るかどうかだ。
後に続くものがあるならなるべく短く言いたくなる。
「どしたん」が続くなら「じゃけどしたん」(だからどうした)と短くいいたい。
もちろん「じゃけん、どしたん」でもいいんだが。
広島弁は関西のように長く時間をかけて長い音節数で言うことを嫌う。
「へ」を入れたりしない。
「わからへん」など有り得ない。「わからん」だ。
数十年前に広島に住んでいたころの広島弁は今、広島ではもう聞けない。
今、広島人が話しているのはすでに広島弁ではない。
それは関西も同じだと思うが。
広島弁のアクセントは東京よりも抑揚があり、関西よりも平坦だ。
関西のように高音域で話さない、関西のように裏声のような音域は使わない。
中国語で言うなら第一声のようなものがなく、広島人に取って関西弁は非常に奇異に聞こえて気色悪い。
関西と広島の区別がつかない香具師は岡山とか徳島とかと勘違いしているんじゃないだろうか。
聞いた感じは関西よりも九州に近いはずだ。