05/02/15 21:20:36
>>9
文明レベルの低い地域の人が文明レベルの高い地域の高い地域の言葉を習得するのは容易。
逆は難しく、同程度の場合でよく似た系統の言語では難しくなる。
たとえば、未開地の原住民が支配する宗主国の言葉をよく覚えるが、逆は殆ど無い。
近隣の高い文明圏の言葉はよく覚え、逆はない。日本と韓国や東南アジア、ドイツとチェコ、イギリスと
アイルランドなどが、その例だ。
九州の人がよく標準語を習得するのは、まさに、文明レベルの低い地域の九州の人が、
文明レベルの高い東京の言葉を習得することだ。
似たレベルだとなかなか習得できない例では、日本人が英語を覚えないのは日本の文明
レベルがかなりアメリカやイギリスに近いためだ。
似たものでレベルが近いと殊に習得しない例では、関西の人が標準語を全く覚えない、ロシア語を
一番習得しないのはブルガリア人次にクロアチア人といわれるのが、それにあたる。
文明レベルが近ければ覚えないことに加え、そこそこ以上に素のまま通じるからだ。