10/05/13 01:31:38
スーパーキラット宣言~下書き~
1「僕が不思議なのは、なんでオタク文化に固執するのかってことなんですよ。まるで日本にはオタク文化しかないみたいじゃないですか(笑)」
じゃあ、1さんは他に日本にどんな文化があると?
「最も無視されているのは女性的な装飾文化ですね。ゼロアカに形成された言説はマッチョすぎました。」
確かにスイーツとオタクは同族嫌悪なんて言われるのに片割れの分析だけ盛り上がってますね。
「そうだよ、やはりいくら太ってきてるからって一つの島宇宙にだけ注目しても陳腐になります。東さんはそれでも普遍せいのあるものを取り出せたけど、村上さんはダメだった。フェチズムの末路、セルフパロディの呪縛から抜け出ていない。」
アニメにしか目を向けていないといえば、宇野さんもドラマを引き合いに東さんを批判してましたよね。
「そうですね、その流れをさらに拡大させて、広い視野で日本をとらえること。その一助としての女性性です。」
まあ村上さんは、平面性に着目してスーパーフラットでした、僕は装飾性に着目したスーパーキラットですね。
今日の平面性の異様な発展は、一種の郷愁みたいなものに過ぎません。
日本発の「新しい」ものではないわけです。
欧米化の波を受けた日本がなんとか自分を保とうとした結果の自己弁護です。
一方、装飾文化はそんな外患を受け、ラディカルに取り込んでいます。
ディズニーの当てつけとしかいえない手塚やサンリオからきたアニメ、キャラと色々なものを下品なまでに取り入れたギャルなどのゴテゴテな文化。
どっちが海外に対する日本のリアクションとして注目するべきものだったのでしょうか?
だいたい、オタクと平面性も大して通じ合いません。
プレステ2以降のリアルなゲームの流れも、その息詰まりから生まれたDSの簡素ゲームの流れさえも押さえきれていないのです。
後者は携帯電話ゲーの隆盛ともリンクする話で、装飾性が絡むとても重要な文脈だのに
しかし、今更ケータイですか?
未だにアニメをやってる人がいます。
たしかに、古臭いですが、これはいわば補完計画なのですよ!