10/05/07 00:12:46
>>490
受験の読解力とリスニングとがすぐには一致しない事は自分で承知しているでしょう?
いくら受験の本を読み直しても、それは変わらないし、
耳だけ良くなっても、やはりそれは変わらないよ。
なぜかリスニングにおける文法や読解は、無視されがちだけど、
聞き取れない理由はそちらでもあることが多いんだ。
結構多くのパターンが、日々、必要に迫られて高度な英文を読むのだが、
喋るとなるとI will go , you will go?という感じの会話になってしまう。
聞くといっても、結局、単語単語をひろって類推しているだけ。
ただ、もともとの英語読解力があるから、後々考え直した時の類推が、
読解力が無い人よりいいってだけの人がいる。
大事なのは、その解離を埋める作業。
リスニングでも、文法は文法として頭に響かなければならない。
これは、単に英文を聞いて音に慣れても身につかないし、
書面での英文読解のみ頑張ってもだめ。
リスニングで英文を聞いたとき、その流れで理解する回路を作らなければならない。
S→V→O→Cの音の流れとイメージや意味の流れが、
自然に頭に流れなければならない。
これをやらなければ、SVOCの流れで理解する事は、一生無理。
君が基本を無視に見えると言うのは、リスニングにおいて、
この部分をちゃんと意識しながら聞こうという感じよりは、
先に言った、とりあえず音だけ聞けたら、後は何とかなるだろうという、
あまい見通しで失敗している人たちと同じに見えるからだよ。
理想的には、一瞬、母国語と感じるくらい、繰返すべき。
そうするから、ふと口から英文がこぼれ出てくるし、
似たような音は理解できるようになる。
だから、まずは出来るものを繰り返し繰り返し行えばいい。
できるものであれば、レベルを上げる下げるは些細な問題なんだ。