09/01/11 00:43:23
能力のない人間はことさら自分を大きく見せて自分の力を示そうとする。
小さな犬が身を守るために盛んに吠えて強く見せようとするのと同じ。
人間にもそういう虚勢をはる者がいる。だが虚勢はしょせん虚勢。
すぐに見破られてボロが出る。それでも謙虚になれないのが愚か者。
愚か者は単なる虚勢をはる者の足元にさえ遠く及ばない最も愚劣な人間。
本当に力のある人間は常に謙虚にかつ前向きに前進する。
声高に叫ばずとも周囲が必ず認める。
愚か者と実力者、その差は歴然としている。
そしてますますその開きは大きくなる。
愚か者は自己顕示欲のなすがままに振る舞い、いつの間にか取り残される。
他人を見下すうちに自己の愚かさに気づかず、その人生を浪費する。
愚か者の人生の炎はいつ輝くともなくひっそりと消えていく。