09/01/30 01:39:39
>>666
ジークムント・フロイトは人間の心を大海に浮かぶ氷山にたとえた。氷のほんの小さな
部分だけが水面の上にあり、一方氷のほとんどの部分は表面の下にある。フロイトは、
心というものはある意味氷のようなものだと唱えた。
人間の思考や感情のうち自分では知ることもなく制御することもできない大きな部分を、
彼は「無意識」と呼んだ。我々は自分の思考や感情のほんの小さな部分しか知ることはない。
彼は心のこの部分を「意識」と呼んだ。
そのような事柄を自分で意識して口述するのでない限り、心のうちの無意識領域がそういった
行動のもととなっていることは疑いようがない。
精神分析におけるもう一つの説は、すべての神経症は心の無意識領域から来ているというもの
である。仮に神経症が、無意識から思考が創出されると取り扱われるならば、(?)
フロイトは無意識にたどり着くためのあるアプローチを発見した。そしてそれは精神分析の
主要な部分となった―彼はそれを「自由連想法」と呼んだ。患者たちは自分の考えを
自由に漂わせ、どんなことが心に浮かんできてもそれを口にするよう要求された。