09/01/02 12:06:43
>>153
暇つぶしに。参考まで
古人類学者は長年にわたり、数百万年前の地層から発掘された人骨や石器を
比較することにより、ヒトの起源(ルーツ)を求めようとしてきた。
彼らは、ネアンデルタール人(4万年~2万年前のヒトの種、すなわち人類)や
他の古代ホモサピエンスはアフリカに出現したことに合意している。
しかし、現生人類の祖先(クリマニョン人や1万年~4万年前の人類)の
ルーツの判定になると、古人類学界は多地域進化説の支持派と、アフリカ起源説
の支持派とに別れる。
アフリカ起源説は、ヒトはアフリカを起源とし、現代の形体を徐々に発達させた
と主張する。一方、多地域進化説によると、現代の地理的集団において
解剖学的多様性が存在することは、ヒトが最初にアフリカを離れて世界各地に
散らばったことに由来しうると主張する。
イブ説は、アフリカ起源説を支持する。
ただし、ミトコンドリアDNA以外で、ヒト進化を追跡するために利用できる
DNA形状も発見されている。このDNA形状を利用する多数の研究も、
アフリカ起源説を裏付けている。
ところで、アダムはどうなったのだろうか?染色体(雄染色体)に焦点を当てた
分析では、今日の全人類は、予想通り、アフリカに生存した一人の雄に帰着した。
アダムとイブの両方がいなければ子孫はありえないことを考えると、
特に驚くべき発見ではない。
modern dorms -> modern formsと解釈しました