08/10/18 16:15:36
>>377 前もどっかで書いたが、700選の位置づけは数研の教科書傍用問題集に
近いものがあると思ってる。あるいは、チェック用リストとして使うべきものだと思う。
章タイトルの文法事項が終わったら、そこの確認用として意味が正しく取れるか
(そして、あの程度の分量なら、それは日本語訳ができるか、で無理なく見られる)
確認する。詰まるところがあれば、それは文法的内容や、狭義での構文を
把握できてないってことだから【それらを学んだ教材に】帰る。
700選を手段として文法をやったり、「一応文法をやった後」でも、大半の文で
どういうポイントがあるのか、文見て一発で分からない状態でやったりしちゃ、
そりゃ効率悪いよ。数学で言えば、傍用問題集に行く前に教科書の例題、
新概念が出てきたときにそれを確認するための問題が十分にこなせてない状態。
その上で、文の長さに由来する難しさは存在しない、文法と狭義構文だけの
「解釈」が十分にできるかをチェックする。これができなければ、文の長さに
由来する難要素が入ってくる、実戦レベルでの文の解釈は覚束ない。
そうした「解釈の基礎」の反復トレーニングとして繰り返すのが効果的な教材、
だと考えている。
こうした意味で、「どこかまで到達してまとめ用にやる」という>>374の方針には
その点において同意。あと、現代では英作用例文集にはもっと良い本がある
というのにも同意。ただ、700選にはハンディさや適度な分量、また「近年の
傾向」に影響されない解釈の基礎としての価値を見出してるから、
>>377のこれらの指摘には首肯しがたいと思う。