09/06/09 01:18:53
>>500
石原千秋の世代(現在50代)以上の年配者が受験生だったころの国語の人気参考書。
まだ、漱石、芥川、小林秀雄等の著作からの出題が主流だった牧歌的時代のね。
賞味期限は、1970年代までだったと思う。英米文学の教授たちが、記号だのカルスタだの
教えはじめるようになって、どういうわけか、国語でも、出題文は現代思想系になり、
この本は用済みになった。
もっとも、逆に、思考訓練の場としての現代国語の方は、読んでみたくなった。この時代に小林秀雄、
何かあるかも。ないか。