08/08/22 22:54:18
>>336
同感です。
弁理士によって(あるいは翻訳会社によって)考え方に
かなり違いがあって、統一見解、標準というような指針も
ないことが、翻訳者にとって大きなストレスとなっている
ようです。
原文のミスを翻訳時点でどこまで訂正すべきなのか、すべき
でないのかを突き詰めていきますと、ほんとうに判断に
まよいます。
たとえば、
正しくはスライダーであるべきものがグライダーとなって
いたとします。この誤字を英訳に反映させることは可能です。
でも、そんなことに何の意味があるのだろうか。
漢字の誤変換について、真面目にそれを英訳に反映させよう
とする翻訳者なんていないでしょう。
図が1から5までしかないのに、誰がみたって図1である
はずのところを図10とあるからといって、それをFig. 10
とすることに何の意味があるのだろうか。
あとで補正をするのだから、原文のままでいい。という
ことを言う人がいます。でもほとんどの場合、そんな
補正していないのではないかと思われます。