08/07/27 04:52:11
「警備は厳しいし、移動はたいへんだ。地元を取材している暇もない。北海道の情報が
海外に発信されたなんてことはない」
このジャーナリストの着ているTシャツの胸には、英語と日本語で、こうプリントされている。
「ジャパニーズ・オンリー、外国人お断り」
小樽市の例の公衆浴場の外国人差別を皮肉ったTシャツらしい。
つまり彼は、行政が外国人差別を容認しているような土地でウエルカムと言われたって
信用しないぜ、と言っているわけだ。ある意味で、北海道を嘲笑(ちょうしょう)する
ような振る舞いなのだが、リポーターは彼にそのTシャツを着ている理由を訊かなかった。
メディアも行政も、こんな時期だけ「北海道を発信」と意気込むが、すでにどんな情報が
海外に発信されてしまっているか、それを検証すべきだろう。あのTシャツでわかるが、
小樽の知名度は、たぶん世界的だ。(作家)
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