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<拓殖大>事務局次長を懲戒免職に 付属高入試で口利き発言
2009年6月20日配信 毎日新聞
拓殖大学(東京都文京区)の事務局次長(61)が付属高への裏口入学を口利きした
ような発言をしたとして、3月に懲戒免職処分になっていたことが19日分かった。
拓殖大によると、次長は昨年10月末、東京都内の中学3年生の女子生徒の母親から、
知人経由で「拓大の付属高に入りたい」と裏口入学の相談を受け、
「大学に話を通しておいた」と連絡した。
女子生徒は11月末、学校成績等の基準を満たせば、一般入試より合格率の高い推薦
入試に仮出願。母親からも付属高校長に「大学にも話が通っている」との申し出があ
った。不審に思った校長が大学に問い合わせて、こうした口利き疑惑が発覚。今年2
月に大学の調査委員会が次長に事情を聴くと、「入学を確約したことはないが、期待
を持たせる発言をした」と認め、「金銭のやり取りはない」と説明した。生徒は成績
などが推薦入試の出願基準に達せず、実際は受験できなかった。
拓殖大の小倉克彦事務局長は「そもそも入試に口利きは通用しないのに、事務局の
ナンバー2が期待を持たせるような発言をして信頼が失墜した」と話している。