08/03/18 17:48:59
ノアの箱舟という聖書の話がある。
「まもなく大洪水が起こるから大きな船をつくり洪水にそなえよ」
と神からの啓示をうけたノアは船をつくり家族を説得し、そして街の人々に呼びかけた。
だが、街人の多くは「そんなことがおこるわけがない」と彼を嘲笑し、卑下さえした。
やがて船は完成し家族や家畜そして彼を信じる人々が船に乗り込み、時をまった。
時が満ち、大洪水が街をおそい多くの人々が破滅した。水にもまれながら船上にいるノアに
助けを求める人々は後を絶たなかったがもはや彼にはそれらの人々を救う術はなく、彼らは
溺れ死んでいった。
そしてノアは約束された地へとたどりつき一族らと共に新しい世界を構築した。
この話の意味がわかるかい?
君たちの少なからぬ連中は準一級という試験でこれから何度も溺れ死ぬ。俺は手をつくした。
君たちは洪水などくるはずもないと嘲笑しながらこれまでの生活を続け
それでなんとかなると思っているのだろう。
そこが決定的な違いだ。故に俺は船に乗り込むことにする。