07/06/28 00:34:09
>>210続き
（1：10）まっ、大いにやってもらいたいということで
（1：15）遅すぎたという思いで許したわけです。
（1：20）敗戦と同時に日本軍は連合国より独立運動を取り締まるよう命令されます。
（1：27）しかし、日本軍の多くはインドネシアに密かに武器を渡し独立を支援しました。
（1：35）その一人、宮元静雄（みやもと-しずお）さん。
（1：39）何とかしてこれ（武器）をそっとインドネシアに渡す方法を考えないといけないということで
＜字幕：宮元静雄氏、元16軍陸軍参謀＞
（1：47）インドネシアはもう一般治安はできますから
（1：55）そのために日本軍が武器を持ってそのまま配置しておくと
（2：03）必ず日本軍とインドネシアとの間で衝突が発生して連合軍も大変なことになる
（2：11）だから軍隊を全て武装解除して全部山に引き揚げた
（2：18）そして武器を持たない軍属邦人だけを町に残して「さぁ取ってください」という態勢をとった
（2：30）巧い知恵を出したと我ながら良かったと思っているところです。
（2：40）こうして小銃およそ4万丁をはじめ多数の武器弾薬がインドネシア側に渡されました。
（2：50）日本の敗戦後インドネシアに留まり独立戦争を戦った日本兵らはおよそ2千人いたと言われています。
＜字幕：カリバタ国立英雄墓地、ジャカルタ＞
（3：00）お墓参りしている元日本兵の皆さんもそのメンバーです
（3：06）独立戦争に命を捧げた日本人は現在インドネシア独立の英雄としてこの墓地に丁重に祀られています。
（3：18）オランダ軍と戦い負傷された小野盛（おの-さかり）さんもその一人です。
（3：25）戦争が始まって日本軍の応援をもらいたいという人が沢山やってくるわけです。
＜字幕：小野盛氏、元16軍司令部参謀部勤務＞
続きます。