洋書でマラソン!レッツラゴー!Part6at ENGLISH
洋書でマラソン!レッツラゴー!Part6 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@英語勉強中
07/04/23 21:21:28
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3:名無しさん@英語勉強中
07/04/23 21:22:19
質問◆洋書初心者なんですが、何を読んだらいい?
回答★
 重要なのは、「なぜ洋書を読みたいか」「どんなものを読みたいか」。
 自分の読みたいものでないと、読むのが苦痛で続かない。
 最初の一冊には簡単なものを選び、読めるという自信をつけることもおすすめ。
 さっぱり自信がないという方は「GR」から始めるといいかも。
 >>5辺りに「初心者にもお勧め」作品の紹介があるので参考にどうぞ。

質問◆GRって何?
回答★
 グレイデッド・リーディング(graded reading)の略。
 英語学習者向けに、易しい語彙で○語までという語数制限のあるシリーズ。
 1冊40頁程度。レベル1-3程度なら1-2時間程度で読み終わる。
 名作ダイジェスト、ノンフィクション、オリジナル小説、映画のノベライズとバラエティに富んだ内容。
 oxfordやペンギンなんかが出してる。詳しくは以下のサイトへ。
 URLリンク(www.oup-readers.jp)
 URLリンク(www.oup-readers.jp)

質問◆語彙数って、どうすれば計れるの?
回答★
 語彙数を推定する方法はいろいろ。(評価法によって数値は変わる)
 語彙力テストができるサイトはいろいろあるけど、このスレでの人気サイトはここ
 URLリンク(www.wordsandtools.com)
・関連語を選ぶテストで語彙数判定。間違うと減点だから、自信がない場合は無回答を選択。
・Usernameとpassは入力不要、レベルと時間を選択して、newでテスト開始。
・回答が終わったら、readyをクリックして診断開始。推定される語彙数と問題の正否が表示される。
・語彙数の推定値は、画面の左上に見逃すくらいの大きさでこんな感じで表示される。
   RESULT:
   Score: *** of 120
   Estimated vocabulary size: *****

4:名無しさん@英語勉強中
07/04/23 21:23:18
質問◆ハリーポッターの難易度ってどうよ?
回答★
 児童書だから、一般向けの本の平均より簡単なのは確か。
 ただし特別に読みやすい本というわけではないので注意。
 さらにファンタジーということで、「この世に存在しないものの存在」がネック。
 以下はSINCE031009さんによる推定。参考にどうぞ。

 語彙数4000…辞書引きまくり。かなり苦労する。
 語彙数6000…わからない単語がまだかなりある。辞書なしでなんとか読める最低ライン?
 語彙数8000…辞書なしでもストーリーを楽しめる。
 語彙数10000以上…楽に読める。

質問◆ 洋書の情報はどこでみつかる?
回答★ URLリンク(www.amazon.co.jp)<)URLリンク(www.google.com)辺り

質問◆ スレタイのレッツラゴーのラって何?
回答★
206 名前:名無しさん@英語勉強中 メェル:sage 投稿日:03/09/27 23:17
この速さなら言える。
なんでレッツラゴーって「ラ」入れるの?
漏れもたまにそういう風に言ってたけど、3年ぐらい前に疑問を持ってそれ以来解決しないままで使ってない。

209 名前:名無しさん@英語勉強中 投稿日:03/10/01 06:22
>>206
>レッツラゴー

1960年代頃にテレビ番組で使われ始めたギャグの一つ。
放送作家が考えたギャグなのか、
タレントがアドリブで口にしたギャグなのか、
発案者は不明。

5:名無しさん@英語勉強中
07/04/23 21:24:04
◆GR(語彙数制限あり) レベルは低いほど易しい
 いずれも易しい英語で話が面白く、ストレスなく読めるもの
"The Year of Sharing(Lv2)" "Star Zoo(Lv3)"
 ・SF好きなら。SFなにそれって人にはお勧めできないかも。
"The Piano(Lv2)" "A Stranger at Green Knowe(Lv2)"
 ・泣ける話、ちょっといい話とか読みたいときに 。
"The Coldest Place on Earth(Lv1)" "Desert, Mountain, Sea(Lv4)"
 ・ノンフィクション冒険ものが好きな人ならお勧め 。
"The Wizard of Oz(Lv1)" おとぎ話が好きなら
  注:ここであげられているのはすべてOxford Bookworms Libraryから

◆児童書
"Holes"(Louis Sachar)
 ・伏線がドミノ倒しになる話が好きな方に。このスレでも人気
"Because of Winn-Dixie"(Kate Dicamillo)
 ・家族もの。いい話。
"Clever Polly and the Stupid Wolf" (Catherine Storr)
 ・約1万6千語,100頁たらずのパフィンブックス
 お笑い好きにお勧め

6:名無しさん@英語勉強中
07/04/25 03:40:20
◆その他一般
"The Mysterious Affair at Styles" (Agatha Christie)
 ・教科書に出てきそうな英文といった印象
 ・英語の勉強のために洋書を読む初心者に向いているかも
 ・それほど難しくないが、きちんと読み込めば英語力アップに役立ちそう
 ・URLリンク(www.gutenberg.net)でも全文が読めるみたい
"The Great Blue Yonder"
 ・英文のレベルはハリポタより易しい
 ・ストーリーは同じことの繰り返しばかり。でも不思議と泣ける
"The Neverending Story"
 ・ハリポタと同レベルもしくはそれより簡単
 ・内容はハリポタほど子供っぽくない

7:(4111)pingu
07/04/25 03:43:54
スレ立てお疲れさまです。

503/503 My name is red, Orhan Pamuk
ようやく読み終わりました、
Snowと同じく、東洋と西洋の間で葛藤するイスラム世界が舞台です。
舞台は中世で、登場人物は細密画家です。

遠近法を用いた画法や肖像画が、西洋から伝わる中、
細密画とは神の見る風景を描き出すものであると考える細密画家達が、
葛藤する様が、ある殺人事件を中心に描かれています。

中世の細密画家達にとっては、
長年の作業の果てに、盲目になる事によって、
真に神と同じ世界が見えるようになるという考え方があったようで、
なかには自ら、視力を奪う者もいたようです。

このような考え方に立つと、西洋流に遠近法等を駆使して、
見たままに絵を描くという手法は、受け入れ難いものだったのかも知れません。

特徴的な点は、すべての文章が、一人称で書かれている点でしょうか。
各章が、個々の登場人物の視点から描かれています。

正直、英語力、歴史についての一般常識とも、
まだまだ足りないことを実感しました。1年位したらまた読んでみたい本です。

8:今年中に200冊157/200
07/04/25 23:00:03
"Fiesta:The Sun Also Rises" Ernest Hemingway 216p

スペイン語、フランス語、知らない人名が頻出し、読むのに非常に苦労した。
正直言って、あまり感興を覚えなかった。スペインの祭りの描写には圧倒されたが……。
例の「ロストジェネレーション」を高見浩は「自堕落な世代」と訳しているのを知っただけでもまぁ良かったかも。

9:ネコ型ロボット
07/04/27 07:37:54
George R.R. Martin, A Game of Thrones, p. 488.

10:今年中に200冊158/200
07/04/28 00:10:56
"The Chocolate War" Robert Cormier 191p

どういうわけかチョコレートを学生に売りさばかせる、ある学園での話。
秘密組織(というほどたいしたものではないが)The Vigilsと副校長Leonを相手にする
主人公の孤独な戦いを描く、中高生向けの小説。
コミカルな題名に反して、救いがない展開で非常に重たい読後感。

11:slow(910)
07/04/28 12:33:32
>>9
>ランダムハウス英和はどうですか?
>ぜひ手元にあったほうがいいですか?

個人的には非常にお奨めです。私のような初心者の場合、1冊の辞書
を読むのに1,000回以上辞書を引くため、もっぱら洋書の読書は
コンピューターの前に座って辞書ソフトを立ち上げながら・・・という
やり方になってます。

洋書を読む際のCD-ROM版の英和辞典の中では、連語・熟語=「英辞郎」、
単語=「ランダムハウス英和」、が一番役に立ってる印象です。
「ジーニアス大英和」は洋書の読書にはあまり役に立ってません。
また、「リーダーズ(プラス)」や「グランドコンサイス」まで調べる事は
滅多にない(1冊中に10回もない)感じですが、ここら辺の英和辞典まで
調べて分らない言葉は、American HeritageやWebsterなんかの英英を
追いかけてもまず見つかった試しがないです。

58/466 The Autobiography of MALCOM X , Alex Haley

あまりの難しさにアマゾンで完訳本を取り寄せる事にしました・・・。
ふと気付いたのですが、著者のAlex Haley氏って、昔テレビのドラマ
"Roots"の主人公の黒人と同じ名前ですね。この本の前書きか何処かで
著者は白人だと言っていた気がしたが、単なる同姓同名なのでしょうか?
綴りが違うのかな?

(注)"Roots"・・・アメリカの黒人Alex Haley氏が、先祖代々伝わる口承伝承
とアメリカ奴隷貿易の記録を頼りに、自分の祖先がアフリカ某国の某部族
である事実を特定し、自分の"roots"を知る・・・という実話を元にしたテレビ
ドラマ・・・だったと思うが、記憶が定かでない・・・。昔、文庫本で原作も出てた
と思うけど、アマゾンでも見つからないし・・・。どなたかご存知でしょうか?

12:名無しさん@英語勉強中
07/04/28 14:17:37
クンタキンテ...懐かしす

13:11
07/04/28 16:10:41
× 1冊の辞書を読むのに1,000回以上辞書を引く
○ 1冊の洋書を読むのに1,000回以上辞書を引く

>>12
同年代の方とお見受けしましたw

14:(4173)pingu
07/04/28 20:09:57
62/430 Digital fortress, Dan Brown
Dan Brownで気分転換。前スレでどなたか書かれていましたが、
Ensei Tankadoにやられました。

15:名無しさん@英語勉強中
07/04/28 21:26:58
>>14
いやあTankadoに会いましたかwwww
まさかあいつが日本人とはねえ
ブラウンがどんな勘違いしたのかと
興味深いです。

16:名無しさん@英語勉強中
07/04/28 23:50:39
>>11
一発で簡単に見つかったよ。
君の目は節穴かい?

URLリンク(www.amazon.co.jp)

17:名無しさん@英語勉強中
07/04/29 18:23:22
amazon.co.jp 値上がり杉。
昨年末1360円くらいで買った本(英国製)が今見たら1700円超。

私事で恐縮ですが、明後日、$5000くらい振込みするのよね。
円安止まって。おながい。

18:ネコ型ロボット
07/05/02 11:19:13
George R.R. Martin., A Game of Thrones, p. 500.

欧米人の騎馬民族へのイメージが
本書からありありと読み取れて 面白いです。

>>11
ありがとうございます。
ランダムハウスには興味をもっていたですが、
書籍版を立ち読みする限りでは今ひとつ利点がわからず、
購入に二の足を踏んでおりました。

洋書読みを趣味として定着しそうなので
是非ランダムハウスに投資してみようと思います。

PCで辞書をひかれているとのことですが、
調べた単語のデータを単語の暗記などに
再利用されていらっしゃいますか?

お暇なときにでも教えていただければありがたいです。

19:(3919)Muse
07/05/03 00:55:45
192/637 The Brothers Karamazov (Fyodor Dostoevsky)

現在ほぼお手上げ状態です。個々の宗教観は、私の幼稚な脳みそでの理解をはるかに
超えてます。悔しいです。たぶん邦訳を読んでも同じ事でしょう。知力がついていって
ないので・・
ロシア人って、男性も女性もすぐに激して、失神してしまうような国民体質なのかな・・
と、ここまでの感想は、こんなもんです。話の展開は面白そうです。
まだまだ先は長い・・


20:名無しさん@英語勉強中
07/05/03 01:26:31
> ロシア人って、男性も女性もすぐに激して、失神してしまうような国民体質なのかな・・

あの時代の西洋では、激したりショックを受けると(たとえわざとでも)失神するのが上流階級の作法
だったのです。

21:名無しさん@英語勉強中
07/05/03 09:56:00
2日前に注文した本が届いた。
2chのニュース板で記事を見つけ、さっそく注文。
洋書ランキングで一時第7位くらいまで位置していたが、
あっというまに在庫切れ。

First into Nagasaki: The Censored Eyewitness Dispatches
           on Post-Atomic Japan and Its Prisoners of War
URLリンク(www.amazon.co.jp)

22:slow (960)
07/05/03 13:03:36
108/466 The Autobiography of MALCOM X , Alex Haley

地元の本屋で完訳本の到着は1ヶ月以上かかると言われ、やむを得ず
読み進めていますが、相変わらず相当に手こずっています。。。

故郷のミシガンでは黒人の数が少なく、白人も"good people"ばかり。
賢くて愛嬌のあったマルコムは珍しい"mascot"のように扱われていたが、
内心は自分が味噌っかすのように扱われていると感じていた。一方、
ボストンでは裕福な白人の家でメイドをしたり、新聞配達をしたり、
レストランでウェイターをしたり、という当時の黒人の中では比較的裕福
な暮らしぶりの"middle class"と呼ばれる同胞達を数多く目にするが、
マルコムの目にはこうした同胞達が、白人の真似事をして満足している
だけに見えてなじむ事が出来ない。そんな中、靴磨きや喫茶店の販売員
をしながら、同郷である兄貴分の"Shorty"から手ほどきを受けて音楽や
ダンス(lindy hop)といった夜遊びを覚え始める。

初めて出来た彼女(?)の家を訪れた際、派手なzoot-suitを来て髪の毛を
"conk"(縮れ毛を伸ばす)して赤い髪(この頃からマルコムは"Red"という
あだ名で呼ばれ始めます)のマルコムを見た彼女のおばあちゃんにしかめ
っ面をされた時を回想し、"If something looking as I did then ever came
knocking at my door today, asking to see my one of my four daughters,
I know I would explode."という所では、よっぽど悪そうな格好をしていた
んだろうなぁ~っと、思わず笑ってしまいました。

その後、旅客列車で皿洗いの仕事に就いたマルコムは、初めてN.Y.
の地を訪れる。ミシガンでもボストンでも見た事のない洗練された裕福な
黒人達、対照的に僅か数ブロック先のHarlemのスラムで暮らす貧しい
黒人達、様々なショー・ビジネスのきらびやかさ、黒人ミュージシャン達、
売春婦(白人・黒人とも)、ポン引き、詐欺師、窃盗、傷害、殺人、
ギャンブル、麻薬・・・というHarlemの活気と猥雑さはたちまちマルコムを
魅了("mesmerize"、"narcotize")し、彼は "This world was where I
belonged."と確信する。。。いよいよ舞台はニューヨーク、Harlem です!

23:slow (960)
07/05/03 13:07:23
>>16
原作ですね。情報、有り難うございます。私が昔学生時代に読んだ訳本
の方の行方は友人から判明しました。版元(社会思想社・現代教養文庫)
は倒産してしまって今は入手は難しいみたいです。

>>18
ハイ。してます。知らない単語だけでなく、知ってるけどあやふやな単語
まで全部調べてます。調べた単語はExcelファイルにコピペで貼り付け
て記録し、繰り返し復習してます。1冊目で調べた単語と2冊目で、
1,2冊目で調べた単語と3冊目で出会う事は、自分の進歩を実感出来て
励みになってます。・・・・・・もっとも、今読んでる本に出てくる単語の中
には、おそらく他の本では巡り合う事のなさそうなものも沢山ありますが。

24:ネコ型ロボット
07/05/04 05:29:08
Martin, George R.R., A Game of Thrones, p. 514.

物語が急進展。

-----
>>23

ありがとうございます。
excelを利用されているんですね。
それは盲点でした。
どうして思いつかなかったんでしょう。


25:(4541)pingu
07/05/05 01:17:43
430/430 Digital fortress, Dan Brown

いきなりEnsei Tankadoが出てきて驚きましたが、
話のテンポが早く一気に読み進めることが出来ました。
Dan Brownの最初の作品との事ですが、
話の展開に、後の作品と同じ雰囲気を感じます。

Digital fortressの名の通り、謎の暗号をめぐって、
アメリカ、スペイン、日本を舞台に話が進みます。
Dan Brownの他の小説が好きな方は読んでみて損はないと思います。

26:ネコ型ロボット
07/05/05 05:51:49
Martin, George R.R., A Game of Thrones, p. 52, 8/1.


27:今年中に200冊159/200
07/05/08 00:14:45
"The Client" John Grisham 458p

議員を殺害したマフィアが意外なところに遺体を埋める。マフィアの弁護士がその場所を聞き、
プレッシャーのあまり自殺する。そのとき偶然居合わせた少年が弁護士から埋めた場所を聞き、
さすがアメリカというべきか、女弁護士を雇う。と、そんなストーリー。

これが4作目ということだが処女作のTime to Killに比べると文章がかなり薄くなっているのに気づく。
早くないか。別に書きまくったというわけでもないのに。

28:羊(62)
07/05/08 01:13:26
去年から本格的に洋書を読み始めてこれまでに20冊読み終えました。
今日から参加します。
The White Castle, Orhan Pamuk(trans. V. Holbrook), 62/145

活字がちっちゃいのでなかなかはかどらない……

29:名無しさん@英語勉強中
07/05/08 23:53:07
The Best American Sports Writing
2001

も内23ページwww

For love of DiMaggio

DiMaggioがなくなる前、ヤンキースのオーナー
スタインブレナー が彼の家をたずねてきた。
DiMaggioはずっと ベットの生活だったが、このときは
車椅子にすわり威厳をもってオーナーを
むかえたという。そのときスタインプレナー
は、彼がクリーブランドに住んでいた子供のころ
ヤンキーズを迎えに駅に行き、DiMaggioの
鞄を運ぼうとしたことを話した。
DiMaggioはモルヒネで、痛みを押さえてその
話をきいていたが、最後に疲れベットに戻った。

一週間後DiMaggioはなくなる。
やっとマリリンモンローに会える
と言い残して


30:(1544)cojones
07/05/09 22:16:00
138/438 "The Fifth Woman" Henning Mankell
146/429 ""The Best American Short Stories 2004"


31:ネコ型ロボット
07/05/10 22:09:50
IRONS, Peter., A People's History of the Supreme Court, Introduction.
6/1

著者のPeter IRONSはUniversity of California, San Diego教授。
King牧師に影響を受け、徴兵を拒否。代替的サーヴィスさえも拒否して投獄される。
Harvard Law SchoolにてMorton Horwitz(アメリカ法制史)の指導を受ける。
弁護士として日系人補償訴訟に携る。

一点、気になったのが、
奥さんのfamily nameがFox。長女もFoxで、次女がIronFox。
家族とは今も同居しているようなのですが、どうして姓が異なるのでしょうか。


32:羊(145)
07/05/11 00:55:29
The White Castle, Orhan Pamuk(trans. V. Holbrook), 145/145
17世紀、若いイタリア人学者がトルコ軍に捕らえられ、自分とそっくりな男の奴隷
になる。主人にヨーロッパの進んだ科学を教えるうち、主人と奴隷の関係は奇妙
な展開を見せていく。一種のドッペルゲンガーものに西洋と東洋、アイデンティティ
の不確実性といったテーマを交差させている。中盤がいささかしんどかったが
半分を過ぎたあたりからぐんぐん面白くなっていった。単語はさほど難しくないが
ピリオドにたどり着く頃には主語が何だったか忘れるような長い文がたまに出てくる。
去年ノーベル賞を獲ったパムクの三作目の小説。原著85年刊。

33:(3919)Muse
07/05/13 11:33:37
364/637 The Brothers Karamazov (Fyodor Dostoevsky)

ようやく半分読みました。芥川の"蜘蛛の糸"と同じ寓話の言及があり、ちょっと興味を
引かれました。こちらは、蜘蛛の糸でなく、英語でonionでしたが。(ロシア語で、
本当玉葱だったのかな・・)だって、玉葱を差し出して、どこをつかんで引っ張って
もらうんだろう・・って思ったから。


34:名無しさん@英語勉強中
07/05/14 15:46:44
>>33
日本語訳では長ネギだった記憶が。

35:羊(145)
07/05/16 00:02:00
Money for Nothing, Donald E. Westlake 109/310
ちょっとヒッチコックの映画を思わせる巻き込まれ型のサスペンス。

36:(3919)Muse
07/05/16 18:06:43
419/637 The Brothers Karamazov (Fyodor Dostoevsky)

>>34 くだらない疑問にレス有難うございます。長ネギなら、少し納得。英語では、
leekですかね。spring onion というのは、長い葉が付いているらしいです。
いろいろな要素が含まれた小説ですね。これから、法廷場面もありそうです。


37:Addy
07/05/19 00:06:41
久しぶりに参加させていただきます。
以前にも増してペースダウン。
"Dream Boy" Jim Grimsley 113/195
ちょっと昔のアメリカの田舎が舞台で自然描写が良い。
テーマが少年達の葛藤(同性愛、虐待など)で設定はありがち。
昔の少女漫画のような雰囲気。

38:羊(455)
07/05/19 00:34:21
Money for Nothing, Donald E. Westlake 310/310

派遣仕事で貧乏暮らしの主人公のもとに毎月千ドルの小切手が届くようになる。
送り主の正体はわからないし連絡も取れない。初めは気味悪がっていた主人公も
そのうち平気で受け取るようになる。七年が経ち、主人公は定職を持って出世し、
結婚して子供もできた。ある日、夏の別荘に向かうフェリーを待っていると見知らぬ
男から話しかけられる。"You are now active."とここまでが第一章。
マスマーケット本だが語彙はそれほど簡単でもない。ときどき意味のわからない
ジョーク(らしきもの)が出てくる。

39:(5219)pingu
07/05/19 03:15:54
678/678 Pandemic, James Barrington

ギリシア・クレタ島の近海に沈む撃墜された飛行機から見つかったフラスコ。
その中には、エボラも凌駕する謎のウイルスが封印されていた。
フラスコの存在が明らかになるとともに、続くCIAの元職員達の謎の死。

このウイルスは、誰が何の目的で手に入れたのか、飛行機はなぜ撃墜されたのか、
なぜ、元職員は殺されたのか?

この謎に挑む英国諜報機関のRitcherが目にしたのは、
かつてCIAが実施した恐ろしい計画だった。

話のテンポが速く、英語も武器や飛行機などの専門用語を除けば、
読みやすいので、ページ数の割には早く読むことが出来ました。
最後に明らかになるCIAの計画は、もし本当だとしたら恐ろしいです。

40:名無しさん@英語勉強中
07/05/19 04:39:57
要所でマンソンに見えた。

41:(195)Addy
07/05/22 03:51:28
"Dream Boy" Jim Grimsley 195/195
なんとなく瑞々しい青春の夢見がちで憂鬱な日常で終わるかと思ったら
突然廃墟探検やらあってサイコスリラーのようなオチにいきそうな気配があって驚いた。
結局違ったけど。

42:今年中に200冊161/200
07/05/23 00:16:03
"Deception Point" Dan Brown 585p
映画化を意識したスリラー小説。プラスアルファがないとただの面白い本になってしまう。
まぁ、面白い本を書くだけでも大変なことには違いないけど。

"Darkness,Take My Hand" Dennis Lehane 355p
男女の探偵を主人公にしたハードボイルド・スリラー小説。
半端じゃない連続殺人犯が出てくる。悪意、暴力がテーマなのかな。
日本が舞台だとするとまったく説得力がなくなるが、アメリカだと現実度が洒落にならない。

43:ネコ型ロボット
07/05/23 01:13:30
Graham Hancock & Robert Bauval, Talisman, p. 298.

イングランドでは清教徒革命が起こる。

護国卿クロムウェルに敗れたルパート(チャールズ一世の孫、選帝侯フレデリック五世の子)は
王党派の残党を引き連れ海賊となり、イングランドの船を襲った。

こんな漫画のような人物が実在するから歴史はおもしろいです。



44:ネコ型ロボット
07/05/23 08:53:55
>>43
すいません。訂正します。
ルパートはジェームス一世の孫であり、チャールズ一世の甥でした。

45:(4556)Muse
07/05/24 20:47:39
637/637 The Brothers Karamazov (Fyodor Dostoevsky)

100年以上も前に書かれたのに、子供の虐待、親殺し、いじめ、等等、現代と同じような
問題があったことにちょっとびっくりしました。神の存在についてとか、裁判の答弁には、
決して一つの答えがあるわけではないのですが、十分考えさせられました。
前半、圧倒された分、後半につれて軟弱な感じを覚えました。

46:名無しさん@英語勉強中
07/05/25 23:11:57
The Alchemist (Paulo Coelho)
読み始めてまだ20ページくらいだが、これから面白くなりそうな気配がビンビンしてる。

47:(661)nyoon3
07/05/27 00:35:54
(378)nyoon Mail: sage 投稿日: 2007/03/08(木) 13:11:29
[The princes diaries] p283
Meg carbot

teen向けのライトノベル
make overものです 日本語訳もでてたんじゃないかな

旅行でスペイン語圏に行ってる時に読み切りました
「英語しかない環境」になると無性に読みたくなるもので、内容が
簡単なのもあるけどかなり早いスピードで読み終わりました

48:名無しさん@英語勉強中
07/05/27 01:53:28
がいしゅつなのかもだけど、同じお気に入りの本を何回も読む方が身になるような気がしてきた

49:ネコ型ロボット
07/05/28 00:35:28
Eberhard, Zangger., The Future of the Past, p. 12.

エーゲ海文明崩壊のきっかけになったと言われる
紀元前1500年のサルディアーニ島噴火とそれに続く大津波、天候不順を
数学者などの自然科学チームと共同で研究する
ドイツ人考古学者によるノンフィクション。

サ島に眠る遺跡が世界の目に触れるようになったのは、
同島がスエズ運河建設のためのセメントの産地となってからである。


50:ネコ型ロボット
07/05/28 00:49:31
>>49
すいません、訂正します。
「サントリーニ島」の間違いでした。

Minoan eruption - Wikipedia, the free encyclopedia
URLリンク(en.wikipedia.org)

51:名無しさん@英語勉強中
07/05/28 14:57:01
766/766 THE TERROR Dan Simmons
192/192 THE GIVER Lois Lowry

読了の報告を。
前者は3ヶ月以上かかりました。自分史上最遅記録。
後者は持ち歩き専用。以前、アマゾンの送料無料対策に買ったのを忘れていました。
薄くて字が大きいので助かりました。
どちらも「読み応え」という点では充分満足。
前者はすでに邦訳刊行決定しているそうですが、日本語で読んだら生々しすぎて
ちょっとキツいであろう描写があるので、無理に英語で読んでおいてよかったです。

52:(5661)pingu
07/05/29 02:48:59
442/442 The last coyote, Michael Connelly

読んでいる方が多くて面白そうなので、Boschシリーズに手を出しました。
Amazonで確認すると、この回は少し特殊なようですね。
でも、楽しめました。特に最後の最後、どんでん返しの連続は驚きました。

週末にThe Black Echoが手に入ったので、続けて読もうと思います。

作品は別ですが、ColumboもLAPDですよね。
Columboだったら、この話のきっかけになる事件を、解決しただろうな。
と思いました。Columboは細かいですからね。

53:ネコ型ロボット
07/05/30 12:04:27
Graham Hancock & Robert Bauval, Talisman, Ch.14 Emgergence of the Invisibles.

17世紀、ヒエログリフに関する知識はすでに失われており
シャンポリオンの登場までそれを解読できる者はいなかった。
彼らの「組織」をのぞいては・・・

---

McLean, Bethany and Peter Elkind., The Smartest Guys in the Room: The Amazing Rise and Scandalous Fall of Enron, 2003, p. 14.

Enronは二つの天然ガス会社が合併して誕生したのであるが、
当初の社名案はEnteronであったため、マスコミの失笑を買った。

54:ネコ型ロボット
07/06/03 06:59:28
Eberhard, Zangger., The Future of the Past, p. 50.

=== 内容 ===

ギリシア人考古学者Spyridon Marinatosが発表した
Thera島の噴火がMinoa文明の崩壊をもたらしたという「大崩壊仮説」は、
戦後の学界を席巻し、
Atlantisのイメージとも結びついて人々のファンタジーを掻き立てた。
しかし、この仮説には様々な難点がある。

噴火とMinoa文明の崩壊との間には百年以上の開きがある。
Crete島には、それほど大きな津波の痕跡は残っていない。

Theraの噴火をHittiの滅亡やモーゼのRed Sea渡りと結びつける者もいるが、
考古学者や地質学者からすれば、これらはトンデモ説でしかない。

=== 感想 ===

考古学の調査は国別のチームで進められるというイメージがありましたが、
著者のチームは多国籍・多分野の研究者により構成されています。

55:(4843)Muse
07/06/03 15:13:36
287/287 Frankenstein or The Modern Prometheus(Mary Wollstonecraft Shelley)

The 1818 text (初版)です。第3版で、少し改定されていますが、その部分についても
読めるようになってました。古いですが、難しくないです。
フランケンシュタインの創った怪物(結局名前も無い)が告白する部分、胸が痛みました。
幼稚な印象もありましたが、もともと退屈しのぎに怖い話しをしようごっこから、
はたちの空想好きな女の子が考えた話(序章の中で解説者が触れてました)だと思うと
納得です。でも犯罪者の裁き方、科学の進歩と倫理観、外見に惑わされず本質を見ぬく
事の大切さ等、多くの考える要素を与えてくれました。


56:ネコ型ロボット
07/06/03 21:48:56
Rice, Anne., The Load: Out of Egype, Ballantine Books, 2006.
p. 118

ヘロデ王の死後、イエス一家はアレキサンドリアを離れ、イスラエルに戻る。
しかし、イスラエルはローマ軍の侵攻と内乱により混乱の極みにあった。

----

McLean, Bethany and Peter Elkind., The Smartest Guys in the Room: The Amazing Rise and Scandalous Fall of Enron, 2003.
p. 26

80年代、Enronのprofitの多くはtrading部門からあがっていた。
このtrading部門の責任者による会計操作と横領が発覚したが Ken Layはこれを不問に付した。
Enronにおいてtrading部門は、金の卵を産むgooseであった。


57:羊(455)
07/06/04 00:13:41
The Feast of the Goat, Mario Vargas Llosa(trans. E. Grossman) 110/404
ガルシア=マルケスとともに二十世紀のラテンアメリカ文学ブームを牽引した
バルガス=リョサの後期の代表作のひとつ。the goat とあだ名される独裁者の姿を描く。

58:ネコ型ロボット
07/06/09 11:13:09
McLean, Bethany and Peter Elkind., The Smartest Guys in the Room: The Amazing Rise and Scandalous Fall of Enron, 2003.
p. 54.


59:(5165)Muse
07/06/09 20:39:39
322/322 Family Honor (Robert B. Parker)

読みやすくて面白かったです。初心者に、特に女性にお薦めだと思いました。
ちょっと軟弱に感じる部分もありますが、サニーがかっこよかったです。

60:今年中に200冊163/200
07/06/11 21:26:53
"Reckoning with Risk" Gerd Gigerenzer 246p
統計学を勉強しなさい、という本。
確率のトリック、統計上の錯誤を色々な例を挙げて説明してくれていて非常に面白い。
「この薬を飲むと50%の確率でセックスのときに障害がおこる可能性がありますよ」という医師の説明に、患者は、
「2回セックスするさいの1回」という意味にとっていた。医師は「2人のうち1人に障害がおこるかも」という意味で言っていたのだ。
(逆だったかもしれない)

他にも指紋とかDNAとかエイズ検査の怖い話にヒヤリとする。

"Sophie's World" Jostein Gaarder 513p
哲学の話よりも本筋のストーリーがいい。


61:羊(859)
07/06/12 01:29:22
The Feast of the Goat, Mario Vargas Llosa(trans. E. Grossman) 404/404
ドミニカ共和国の独裁者トルヒーヨを描いた歴史小説。実在の人物ですが恥ずかし
ながら名前すら知りませんでした。独裁者の暗殺場面を中心に、複数の視点・時間
軸を平行させながらこれでもかとばかりにエピソードをたたみかけてくるあたりは
まさに Feast という感じなのですが、特に後半、残酷な拷問場面が生々しく描かれる
場面など少々胃にもたれます。実際はもっとひどかったと作者は言っているようですが。
登場人物が多く、しかも同じ人物が時により名前で、名字で、あだ名で呼ばれたりする
ので誰が誰やら。人物表作っとけばよかったと途中で後悔しました。

62:ネコ型ロボット
07/06/12 18:17:13
McLean, Bethany and Peter Elkind., The Smartest Guys in the Room,
p. 99

途上国での発電所開発は非常にリスクが高いが、
エンロンはこれに果敢に乗り出した。
これを率いたのが、Rebecca Markである。

一見成功したかに見えたが、
海外開発事業の失敗が後にエンロンを追い詰めることになる。

63:(5386)Muse
07/06/13 21:19:19
221/221 Early Autumn (Robert B. Parker)

パーカー、読みやすくて、2作続けて読みました。Family Honor と同じ様に、両親
にないがしろにされている15歳と心を通わせ、成長させていく過程が、犯罪解決より
むしろメインに感じられました。やはり登場人物に魅力を感じ、こういったものが、
シリーズになる理由がよくわかります。

64:羊(1106)
07/06/18 03:01:07
Bellwether, Connie Willis 247/247

コニー・ウィリスは「航路」「ドゥームズデイ・ブック」などの邦訳があるアメリカの
SF作家。それほどサイエンスに重きを置く方ではない。この作品も「何が人々の
間に流行を生み出すのか?」という中心テーマの処理はごくさらっとしたものだが、
読者をじらしつつ話を運び、終盤それまで展開した要素がバタバタと収束していく
ところなどなかなかの名人芸。気軽に読める。96年刊。

65:slow (1032)
07/06/20 02:04:03
180/466 The Autobiography of MALCOM X , Alex Haley

・・・1ヶ月以上の中断経て今日から再開。

Harlemでウェイターの職を得たマルコム。"old-timer"達からも
気に入られて、"school"、"straighten up"されてHarlemの歴史を
学び、娼婦達から"what husbands and wivies should know"を学び、
仲間達からマリファナ煙草やコカインを覚える。兵士を装ったおとり
捜査官に売春婦を斡旋した事でウェイターの職を失ってからは、
ありとあらゆる悪事に手を染めていく。精神異常を装って徴兵逃れ、
麻薬の密売、詐欺、窃盗、売春の斡旋、コカインをキメてからの
武装強盗。"Detroit Red"悪名はHarlem中に知れ渡る。
連続強盗で逮捕、収監されたマルコムだが、刑務所でもあだ名は
"Satan"。しかし、ある日面会に訪れた弟から、Black Muslimの
手ほどきを受け、Elijah Muhammadと出遭う事での人生は一変する
事になる・・・。

しかしこのヒト、人殺し以外は殆どありとあらゆる悪さをしてるなぁ。
それと、Black Muslimの事は「黒人だけのイスラム教」ぐらいの知識
しかなかったけど、フリーメイソンは悪の元凶だとか、白人は黒人が
人工的に作成した悪魔だとか、何だかトンデモ要素がチラホラしてる
のが気になった。辞書で調べてみると新興宗教というより、社会運動
として説明されている場合が多いようだが。なお、辞書筆写を始める
前のマルコムはこんな事言ってる↓。

"But every book I picked up had few senteces which didn't
contain anywhere from one to nearly all of the words that might
as well have been in Chinese. When I just skipped those words,
of course, I really ended up with little idea of what the book said."

あ、これ今この本を読んでる自分とまったく同じ状態だわw
年内に3,000ページ達成という目標への道程は長く遠い...orz

66:(5693)Muse
07/06/21 22:04:23
207/207 Oracle night (Paul Auster)

これまで読んだオースター作品の中で、一番読みやすかったです。あまり、自分自身の
暗闇の中でもがく場面が少なくて、理解しやすかった気がします。
残り30ページあたりから、一体、このわずかのページで、どう収拾つけていくのかと、
疑問に思いましたが、バタバタ終わってしまいました。ちょっと雑な感もありましたが、
面白くて、あっさりと読めた気がします。

67:ネコ型ロボット
07/06/22 05:06:18
McLean, Bethany and Peter Elkind., The Smartest Guys in the Room,
p. 113.

CEOに就任したJeff SkillingはEnronの改革に乗り出す。
それはEnronをエネルギーを生産する会社ではなく
エネルギーを取引して利益を上げる会社に変えることであった。

68:羊(1398)
07/06/27 00:53:14
Laughter in the Dark, Vladimir Nabokov 292/292

小説の冒頭で作者が内容を簡潔に説明しています。

Once upon a time there lived in Berlin, Germany, a man called Albinus. He
was rich, respectable, happy; one day he abandoned his wife for the sake of
a youthful mistress; he loved; was not loved; and his life ended in disaster.

で、実際その通りのお話なのですが、ナボコフの語り口の上手さのおかげで一瞬
たりとも退屈せずに最後まで読み終えました。英語は全体として簡潔で明快。
ところどころちょっとひねったような表現があって、んんっ?と読み返してにやりと
させられます。(なんだかぴんとこないようなところもありましたが)
1932年にロシア語で発表され、36年に作者自身の手で英訳されました。
「マルゴ」という題で英語版からの邦訳も出ていますが新刊では手に入りません。

69:(6117)pingu
07/07/01 05:45:35
456/456 The black echo, Michael Connelly
久しぶりに書き込み。最近停滞中。

70:ネコ型ロボット
07/07/02 00:40:40
Encyclopaedia Britannicaを読みました。

Abergavenny(ウェールズの都市)から
Abhayagiri(スリランカの仏教教団)まで。


71:羊(1583)
07/07/03 01:50:38
The Assault, Harry Mulisch 185/185

大戦末期のオランダ。主人公の少年は突然の暴力的で理不尽な事件で家族を失う。
戦争が終わり、主人公が大人になったあとも事件の余波は主人公につきまとい、
三十年以上かけて隠された真実が明らかになっていく。一種の推理小説仕立てで
善と悪とが完全には分けられない状況で行動しなければならない人間を描いています。
ムリシュはノーベル賞の下馬評に名前が上がることもあるオランダの作家。
「天国の発見」という長大な作品が邦訳されています。

72:(6290)Muse
07/07/03 22:00:41
597/597 The Poet (Michael Connelly)

読ませてくれました。最初、分厚いな~と思ってましたが、気がつくと、読み終えて
ました。(でも2週間もかかりましたが)
急展開で終わり、今、最初から、検証したい気分です。アクロニムで出てきた機構に
ついて、イマイチ自分の理解不足を感じました。
今度、ポーの作品も読んでみたくなりました。古いし、難しそうですが・・

73:uda
07/07/03 23:32:06
>>72
POETと聞いて飛んできましたw
後半部分を徹夜して読んだのを思い出しました。あれは面白かった。
最近は、なかなか、これはという本に巡り合ってなくて欲求不満ぎみです。

高校時代に日本語訳で読んだ"I,THE JURY"を読んでみたのですが、
あまりに現実を無視した独善的な主人公に少々閉口してしまいました。
コナリ―のリアルな作品と比べると、男の妄想ファンタジ―という感じでした。
当時は面白いと思って読んだので、少し残念です。

とはいえ、3話が1冊になってるのを2冊(6話分買ってしまっているので)
最後まで読まねばorz

今は、気分転換もかねて、苦手なオ―スタ―に挑戦中。
ORACLE NIGHT を読み始めてます。

74:名無しさん@英語勉強中
07/07/04 18:10:59
前スレでもPoetって評判だったような。今度読んでみようかな。。。

75:(6290)Muse
07/07/04 19:01:13
>>73,74 コナリー作品は、PoetとLincoln Lawyerしか読んだ事がないのですが、どちらも
面白かったです。(リンカーンの方が好きでしたが)
オースターのOracle Nightは先月読みましたが、ほかの作品に比べ、読みやすかったです。
一番ドタバタ結末だった気がしましたが。

次は、"Rashomon and sevrnteen other stories" translated by Jay Rubin
読むつもりです。カラマーゾフを読んで、芥川の蜘蛛の糸が気になったので。
日本語でも読んだ事がないので。(教科書かなんかで一部、筋は知ってますが)
日本の小説の英訳を読むのは、結構好きです。背景の理解にさほど苦労しないし、
どんな英訳になっているかが、話の筋より興味深いです。


76:名無しさん@英語勉強中
07/07/04 21:05:33
だれか、これだっていう洋書を薦めておくれ。

77:ネコ型ロボット
07/07/05 01:29:40
Abhibhvayatana(仏教の瞑想状態)から
'Abid al-Bukhari(モロッコの黒人奴隷軍団)まで。

今回はアビダルマ関係の語が多かったです。
高校では「上座部仏教は個人の解脱、大乗仏教は社会の救済を目的にする」
と習ったんですが、
どうもその理解は間違っていることに気付きました。

78:名無しさん@英語勉強中
07/07/06 17:23:33
>>77
> 高校では「上座部仏教は個人の解脱、大乗仏教は社会の救済を目的にする」
> と習ったんですが、
> どうもその理解は間違っていることに気付きました。

kwsk


79:(6166)pingu
07/07/08 04:07:39
49/541 The murder room, PD James
どうも、PD Jamesとは相性が悪いらしい。
Harry Potter Year 7 発売までには読み終わりたいけど、無理っぽい。

80:名無しさん@英語勉強中
07/07/08 20:52:56
大乗仏教

釈尊の教えを忠実に実行し、涅槃(輪廻からの解脱)に到ることを旨とした上座部仏教に対し、
それが究極においてみずからはどこまでも釈尊の教えの信奉者というにととどまるもので、
自身がブッダ(如来)として真理を認識できる境地に到達できないのではないかという批判的見地から
起こった仏教における一大思想運動。

釈尊が前世において生きとし生けるものすべて(一切衆生)の苦しみを救おうと難行(菩薩行)を続けて来たという
ジャータカ伝説に基づき、自分たちもこの釈尊の精神(菩提心)にならって善根を積んで行くことにより、
遠い未来において自分たちにもブッダとして道を成じる生が訪れる(三劫成仏)という説を唱えた。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

81:(6508)pingu
07/07/14 05:52:31
391/541 The murder room, PD James
事件が起こってから急に読みやすくなった。週末には読み終わりそう。




82:(6558)Muse
07/07/15 14:25:51
268/268 Rashomon and seventeen other stories" (translated by Jay Rubin)

芥川の作品を、昔話からとった作品6編、江戸時代の殉教忠義ものから3編、近代の、
おかしいけど、なぜか心が悲しくなる話3編、芥川自身の心情を著した6編で構成してます。
教科書以外で知らなかった人なので、全体像を捕らえるには非常に効率的に感じました。
日本文学と英語の勉強を同じにできて得した気分です。もしかして旧仮名使いの原文より、
英語の方が理解しやすいかも。(英語の難易度は初心レベル・・私レベルでした)
村上春樹の長いイントロや詳しいノートが、内容理解にかなり助けになります。
駆け足で芥川の人生をたどったような読後感です。
"Hell Screen""Green Onion""Horse Legs""Spinning Gears"が個人的に好きでした。
芥川の人柄を愛さずにはいられなくなるような人間味にあふれた作品でした。

83:名無しさん@英語勉強中
07/07/17 14:04:31
昨年の暮れあたりオースターのThe Brooklyn Follies
を読んでたものです。途中で途切れてて最近読み終わった。
エンタテイメントっぽい要素(映画っぽい)が多くて
面白かったです。ただ他の作品の感想で誰か書いてますが
これも結末が急いで終わらせた感じです。
いまはKINGのIT読んでます(半分くらい)。
ゾクゾクするほど面白いです。いわゆる徹夜本ですねこれは。
まあ一晩じゃとてもじゃないが無理だけど… これ終わったら
いよいよハリポタの最終巻だな。そろそろ発売ですよね。
いつも近所の図書館で借りてたけど、今回は買って読むかも
しれない。第6巻は広辞苑くらいありましたが今回のは
そんなに長くないみたいですね。読書習慣が軌道に乗ったら
スレに参加するかもしれませんので、よろしくお願いします。

84:名無しさん@英語勉強中
07/07/17 23:10:58
>83
ITかぁ、いずれ挑戦したいと思ってるけど、さて一体いつになる事やら・・・イヤ、うらやましいです。

僕も今、キングを読んでいる最中なのですけど、あれだけ毎回毎回辞書を引き引き読んでいて
一体全体何処を読んでいるのかすら分からなくなる事もしばしばありますが、それでもなぜかキングは面白い。
ホント、一体なにが面白いのか全然分からないんだけど、それでも面白いのが不思議です。

85:名無しさん@英語勉強中
07/07/17 23:52:09
>>84
>ホント、一体なにが面白いのか全然分からないんだけど、それでも面白いのが不思議です。



俺はあんたが不思議だ。

86:名無しさん@英語勉強中
07/07/18 00:53:20
自分も今It読んでるところです。
キングの情景描写や心理描写がツボにはまってます。
単語とか言い回しは確かに辞書をひいても難しいんですけど
それでもいきおいで読ませてくれるというか、
キャラクターが立ってて想像しやすいです。

87:羊(1817)
07/07/18 01:54:38
The Ophiuchi Hotline, John Varley 234/234

西暦2050年、人類はインヴェーダーの侵略を受けて地球を追われ、月やその他
の太陽系の惑星で生き延びていた。しかしそこへ蛇使い座(Ophiuchi)の方向
から謎の通信が人類に届き、先進的なテクノロジーを与えてくれ、そのおかげ
でクローンや性転換が当たり前の未来世界が出来上がっていた。と、ここまで
が小説の設定部分で、ここから目もくらむようなスピードの物語が展開する。
終盤はいささか尻すぼみな印象。同じ未来史を構成する短編などを読んでおか
ないとわかりにくいかもしれない。「へびつかい座ホットライン」の題で邦訳
があるが入手困難。原著77年刊。

Last Evenings on Earth, Roberto Bolaño (trans. Chris Andrews) 73/219

97年と01年に刊行の二冊の短編集から14編をセレクトしたもの。ボラニョは53年
チリ生まれのスペイン語作家。03年没。亡くなったのと同じ年に最初の英訳が
出て、それ以来全部で五冊の英訳が出ている。日本語訳はまだない模様。
今年、作家や批評家による「この25年間で最高のスペイン語小説はどれよ?」
アンケートでガルシア=マルケス、バルガス=リョサに続いて三位と四位に彼の
作品が入った。URLリンク(www.semana.com)

88:84
07/07/18 05:53:25
>>85
う~ん・・・イヤまぁ、そういうこともあるって事さ。
それでも面白いんだから仕方ないだろ?
結局、>>86さんが言っている事と同じかもしれないんだけど。

89:85
07/07/18 07:12:32
>>88
その不思議さに惹かれたので、次読んでみようかな。

あ、その前に筋トレしとかなきゃ。

90:名無しさん@英語勉強中
07/07/20 00:08:39
>>82
Museさんが初心者なら俺は(ry・・・・・・orz

「罪と罰」を読もうと思ってるんですが、ぶっちゃけ
芥川とかドストエフスキーとかの英訳版は、アメリカ人、
イギリス人作家の作品と比べると読み応えはどうでしたか?

91:(6658)pingu
07/07/20 07:16:31
541/541 The murder room, PD James
何とか週末に間に合った。でも、来週から忙しくなりそうで、
Harry Potter読んでいる時間が無いかも。

存続問題で揺れる私設博物館で起きた殺人事件。
博物館の誰もが動機を持つように見える状況で、翻弄される捜査、
またも見つかる被害者。
一体犯人は何の目的で、連続殺人を犯したのか。
ダルグリッシュが事件に挑む。

92:(6558)Muse
07/07/20 19:28:23
120/290 Japan as -anything but- Number One (Jon Woronoff)

1990年刊で、少し古いけど、当時、「Japan as No.1」と褒め称えられた世論に対し、
ホンネの部分(実情)を詳しく説明しながら、反駁している本です。かなり正確に
当時の日本の現実が描かれているように、私には思われます。

>>90 これまでの経験では、英訳版の方が、私には、読みやすかったです。訳す時点で、
一回、他者の思考プロセスを通過しているからでしょうか・・確かに原著の香りが
薄れてるようには、思わなくもないです。
芥川も語学に堪能な人で、「罪と罰」を多分英語で読んでますね・・蜘蛛の糸は、
Onionの影響大でした。カルマという本も参照にしたみたいですが。
「罪と罰」で、ロシア正教とカソリックやイエスズ派の違いとか、イヴァンの
神についての話とか、難しかったです。(イヴァンの悪魔との対決の事も今回芥川
の話しに出てきて、ちょっとうれしかった。)でも、面白かったし、考えさせられたし、
当時のロシアで現在抱えている多くの問題(幼児虐待とか親殺しとか)がすでに
論じられていた事にびっくりでした。
私は、もう3年洋書読んでますが、まだ、中級に近い初級レべルだと自己診断してます。
発達障害かもしれない・・

93:名無しさん@英語勉強中
07/07/21 18:35:37
>>91
なるほど、読みやすいですか。私も挑戦してみます。
少なくとも虫けらレベルの私からすれば雲の上の存在です
から、ご謙遜をせずに! 今後ともいろいろ教えて下さい。
ありがとうございました。

94:slow(1145)
07/07/23 22:12:53
294/466 The Autobiography of MALCOM X , Alex Haley

またまた3週間以上のブランクを経て復帰w

刑務所で1日15時間の読書を続けたマルコムは、出所して
間もなく"Black Muslim"に合流。Elijah Muhammad師の
信頼も厚く、教団の中での地位も上がっていく。Betty-Xと
結婚をして4人の娘にも恵まれ、充実した生活を送る。

1959年、仲間が2人の白人警官による不当な暴行で頭を
割られ、これに集団で抗議した"Black Muslim"が地元新聞
の記事となって以来、教団はメディアに晒されることに。
その後、新聞、雑誌の報道、テレビの報道番組、全米各大学
での演説など、マルコムは教団の顔として前面に出て行く。

意外だったのは、"Black Muslim"がキング牧師に代表される
公民権運動の支持者達から、執拗な攻撃を受けていた(と
マルコムが主張している)こと。白人からよりも黒人同胞から
激しい攻撃を受けていたマルコムの苦悩・・・。それと、"Black
Muslim"が行なっていた麻薬中毒患者の救済プログラムなど
は非常に興味深く読めました。日本と日本人に関する記述も
若干あり、マルコムの非白人に対する共感が感じられます。

しかしこの本は難しい!単語の難しさは段々薄れてきましたが、
倒置や省略が多い、反語表現が多い、関係代名詞の主格の
省略や、同一の先行詞に2つの関係代名詞がつくなど、一瞬
「え?」と思うような構文がある、辞書や辞典に出ていない固有
名詞(特に人物名)がポンと出て来る・・・等。読み飛ばせば
さっと読めそうですが、初心貫徹。今まで通り精読で読破を
目指す事にします。

95:(6848)Muse
07/07/25 21:48:23
290/290 Japan as -anything but- Number One (Jon Woronoff)

16年前に著者が予測した通りに現在の日本があり、先見の明に驚かされました。
改めて、日本の抱えている大きな問題を省みるきっかけにはなりましたが、
先行き、どうなっていくか考えるだけで、暗くなります。

初めて挑戦する分野で、なんとなく小説の語彙とは違うものに触れました。
日本の背景を知っていながらも、経済や政治に明るくないので、そのあたりに
困難さを感じました。
外国人からみた日本が、少し垣間見れてよかったです。

96:羊(2036)
07/07/26 01:14:53
Last Evenings on Earth, Roberto Bolaño (trans. Chris Andrews) 219/219

いわゆるラテン・アメリカ文学ブームの後続世代に当たる一人だが、先行世代
とは違って魔術的なリアリズムも派手な小説的技巧も見られない。地味なリア
リズムに簡潔な一人称。挫折や幻滅やコミュニケーションの不全をテーマにし
たミニマリズム的作品や特にこれといった出来事の起こらない、しかし奇妙な
緊張感のみなぎる私小説風のものなど。ラテンアメリカの苛酷な政治状況が通
奏低音として全体に流れている。

97:名無しさん@英語勉強中
07/07/26 21:29:17
ほんと過疎ってるねここ。
累積してもどうせ続かないから
たまに単発で書き込んでもいいですか?

98:名無しさん@英語勉強中
07/07/26 21:34:49
>>97
池々!過疎スレを救うのだ!

99:名無しさん@英語勉強中
07/07/26 22:29:54
ペーパーバックで読めるエロ小説教えてくれ。チャタレイとか古いや
つじゃなくって、現代物で、レイプ、SM、スカトロ、モーホー以外
を希望。できれば、表紙の絵もどきつくないやつ。電車の中で読みた
いから。


100:名無しさん@英語勉強中
07/07/27 18:39:10
>>99
洋書店に普通に売ってるぞ。店員に聞け。

P.S. 夏は薄着になると憤りが目立つ危険性が高いぞ チューイセヨ

101:tako(1冊目) ◆V.pk1y7iuM
07/07/27 18:41:06
リスニングマラソンスレの住人ですが参加させてください。
月一冊読めればと思ってます。

Without Remorse (Tom Clancy)
Jack Ryanと並ぶClancyの代表的なキャラクター、Clarkの若い頃の話。
James Greer、Bob Ritter、などのお馴染みの顔ぶれも登場する。
必殺仕事人的な爽快感があった。

102:名無しさん@英語勉強中
07/07/27 18:49:01
>>100
                 ・ ・ ・
洋書でエレクチオンできるおまえは、きっとすごいヤツなンだなッ!

103:名無しさん@英語勉強中
07/07/28 02:14:26
>>101
乙、よろしく!ページ数も書いた方がいいゾ!>>1

104:tako(1冊目) ◆V.pk1y7iuM
07/07/28 19:00:04
>>103
ありがとうございます。そうします。
読み終わった時点で書き込むので、
本のページ数がそのまま読んだページ数になります。

Without Remorse (Tom Clancy)
750p

105:名無しさん@英語勉強中
07/07/28 22:44:36
>100
例えばBlue Moon Books で米アマゾンで検索するといい。
Blind Lust
Our anonymous heroine discovers that her passions are more than she can contain or her husband can satiate.
なんてのが出てくるよ。表紙は本による。

106:(7021)Muse
07/07/29 12:35:34
173/173 The Alchemist (Paulo Coelho)

どなたかが呼んでらして、初めて聞いた本でしたが、世界的ベストセラーだった
のと、読みやすさから選んでみました。
初めのうち、自己啓発本を読んでるような感じでしたが、どんどん引きこまれて
いっきに読んでしまいました。
文章は平易ですが、人生、夢の実現、自然、神など、深く考えさせられ、満足の
一冊でした。
砂漠には、何か神秘の力が眠っているような気がします。
最後の方は、神とか超自然のかかわり・・(うまく言えませんが、)に、ナルニア
の最終巻を読んだ時のような難しさを感じました。

107:名無しさん@英語勉強中
07/07/30 23:00:39
正直、The Alchemist は、私にとっては「はぁ??」だった作品です。
人を選ぶのでしょうね。

108:名無しさん@英語勉強中
07/07/31 00:26:36
アルケミストですが近所の図書館に英語訳となぜか
ドイツ語訳の本があって、冒頭を読み比べたのですが
英語版の方は結構端折っちゃってましたねえ。まあ、
ありがちな話ですが。ページ数も3/5くらいでした。

109:(7021)Muse
07/07/31 18:25:37
24/571 The cider house rules (John Irving)

>>107,108 そうだったんですね・・私は結構気に入りましたが・・読み易かった
からかも。原著はポルトガル語?ですかね・・英語版でそんなに端折ってあるとは・・

気を取り直して、初めてのIrving。まだ最初ですが、これも面白そうに・・
(考えてみると、何でも面白く読んでるみたいで、ちょっと恥ずかしいです。)

110:KX:1116
07/08/05 01:22:29
S・KING
IT

7/5から読み始めて丸一月かかった。
面白かったけど、英語はかなり難しかったです。
理解度70%位、あとは想像力で補ってた感じ。
KINGのなかではやはり最高傑作ですね。文学的ですら
あります。いわゆるホラー的にはあまり恐くなかったけどw
いや、充分身の毛もよだつのですが、KINGの恐怖描写は
なんというか弾け過ぎていて、寧ろポップなんですよね。

次なに読むか決めてないけど、気が向いたら
また書き込みます。

111:ネコ型ロボット
07/08/05 07:14:52
Andrew Chaikin, A Man on the Moon, p. 7

空軍のテストパイロットCharles Pete Conrad、
アポロ計画の宇宙飛行士候補に選ばれる。

Sir Arthur Cona Doyle, Sherlock Holmes, p. 14

ワトソンとホームズの邂逅。


112:ネコ型ロボット
07/08/05 07:15:57
>>78, >>80

混乱をさせる書き方で申し訳ございませんでした。
wikipediaなどの一般的な理解が間違っているというのではなく、
私自身が「上座部仏教」「大乗仏教」で思い浮かべるイメージが
間違っていたと思いました。

不勉強ですが、
上座部仏教といえば秘術的、神秘的なものを、
またそれと対比される大乗仏教といえば、
鎌倉仏教のように社会に積極的に
コミットするものを今まで思い浮かべておりました。

しかし、アビダルマが編纂される過程で、
上座部仏教は高度に論理的哲学的な方向へと発展してきた旨が
ブリタニカには記述されておりました。

これは仮定でありますが、
教科書やwikipedia日本語版などに記述される
上座部と大乗仏教の違いは、
大乗仏教の立場からの腑分けであり、
上座部の側からはまた異なった説明がなされているのではないかと
思います。

大乗仏教を経由せずに
南アジアや東南アジアの仏教に触れたイギリス圏、英語圏の研究が
この差異を示してくれるのではないかとも
考えております。

113:名無しさん@英語勉強中
07/08/05 07:55:04
超高度

だがもはや洋書の話ではない

114:slow(1367)
07/08/05 21:08:09
466/466 The Autobiography of MALCOM X , Alex Haley

1960年台半ばの黒人運動、キング牧師らが率いた中流階層以上の黒人では
なく、社会の最底辺にいた黒人運動の記録として非常に興味深い事は言うまで
もないが、人間ドラマとしての見所は大きな二つの挫折と、そこからの再生に
あると言えると思う。

1度目の挫折と再生は、弁護士になる夢を断たれた黒人少年がハーレムで
"Detroit Red"の悪名と共に堕ちていき刑務所送りになり、Black Muslimと
出遭って更正するところ。自ら「ハーレム当時の自分のworking vocabularyは
約200程度だったと思う」と回顧しているが、読みたい本を読むために"aardvark"
から辞書の筆写を初め(ここら辺は「アンチバベルの塔」の作業を思わせる)、
刑務所で1日10時間以上jの読書をする勤勉な姿には感動をするし、Black
Muslimのministerとして、白人を徹底的に糾弾する姿は圧巻。

2度目は、12年間信じて全てを捧げていたBlack Muslimから「裏切られ」て破門
されるところ。傷心の中メッカへ巡礼に赴いたマルコムは、敵であり悪魔である筈
の白人(この白人もイスラム教徒)からのこの上ない歓待を受けて衝撃を受ける。
また、あらゆる人種がアラーの前で全く平等に巡礼をしている姿を見た時の感動
の描写は詳細で、母国であるアメリカにおける黒人差別のキリスト教の欺瞞と比較
していかにイスラム教が素晴らしく見えたかは想像に難くない。メッカ巡礼から帰国
したマルコムは、自分の敵が白人そのものではなく、白人の心に存在する差別意識
だと確信し、新たな黒人運動組織を立ち上げ率いた。

普通の人間だったらとっくにそこで腐ってお終いになっていたと思うが、そこで
終わらなかったのが彼の凄いところだ。この人には「強さ」を感じる。きれい事の
「強さ」ではなく、悪ガキ、悪童、非行少年、ヤクザ者の「強さ」とほとばしる
エネルギーを。読み応えがある1冊、時間はかかったけど、読んで良かったと
思える1冊でした。

115:slow(1399)
07/08/05 21:39:08
>>114はページ数が間違ってました。1317ページが正。

82/406 In Broad Daylight , Harry N.Maclean

1981年7月10日午前、アメリカ・ミズーリ州の小さな田舎町スキッドモア。
酒場の前に停めた愛車シボレーの運転席でKen McElroyは銃で頭を
吹き飛ばされて死亡した。助手席に居たガールフレンドは、複数の男達
が散弾銃や拳銃を用いて執拗に何度も何度もKenを撃つその一部始終
を目の当たりにした。

白昼堂々(in broad daylight)の殺人現場に居合わせた者は合計45名。
しかし、Kenのガールフレンドを除いた全員が警察の取調べに対して
「自分は何も見ていない」と主張する。その日Kenが殺される事は事前に
町中の人間が知っていた。テレビニュースは「町中で最も嫌われた男が
殺された」と報じた。現場に立ち会った警官は「まさか、『あの』Ken McElroy
に歯向かい、ましてや奴を殺すガッツのある者がいるとは…」と驚いた。
この殺人事件は、当初起訴すらされなかった。ガールフレンドは警察、
政治家を含む町中の人間を恐れてハイウェイ・パトロールに保護を求めた。

「町中で最も嫌われた男」Ken McElroyとは一体何者なのか?町中の
人間がken殺しの犯人たちを庇おうとする理由は何か?冒頭から思わせ
ぶりな伏線と思しき描写が散りばめられ、とにかく「つかみが良い」感じ
のノン・フィクション。英文的には、最初の2,3章の特に風景描写、街並み
や住人の気質に関する描写が若干難しいですが、Kenの生い立ち、町の
人間達との確執の歴史に入る辺りから読みやすくなってきた感じがします。
先が楽しみです。盆休み前までに読み終えたいけど・・・無理臭いw

116:名無しさん@英語勉強中
07/08/08 00:41:59
545/1090 Stephen King It
やっと半分まで来た…
最初の頃、こんなペースじゃ一年掛かってしまう! なくらい遅かったけど
最近読める速さが上がってきて、何とか9月までには読み終えられそうな気がします。

117:(7021)Muse
07/08/11 10:21:47
300/571 The cider house rules (John Irving)

ようやく半分までたどり着きました。よく、話の始まり部分がわかりにくかったり、
なかなか話に入っていけない事がありますが、この本には、最初から、惹きつけられました。
孤児院での出来事にはほろっとくる事が多かったのですが、今はりんご農園の場面で、
子供達が出てこない(もう大きくなったんですが)ので残念です。
スタインベックの"Of mice and men"を思い出します。こういう農場での生活は、
アメリカ的な歴史・伝統・気質..の一端を感じさせてくれる気がします。

118:(7273)pingu
07/08/14 20:27:42
607/607 Harry Potter and the Deathly Hallows, J. K. Rowling
8/261 the gecoko's foot, Peter Forbes

Harry Potter、内容は書きませんが、ハラハラして読みました。
洋書を読むきっかけになった本なので、これで最後だと思うと、
ちょっと寂しいですね。

119:名無しさん@英語勉強中
07/08/15 00:57:40
わたしも現在それ読んでます(ハリポタ7)。
今114ページまで。最初のうちは前巻の内容とか
ほとんど忘れてるのでいつも苦労します…
ハリポたって文章は簡単ながら結構捻りが
入ってて読みにくいような気がする。

120:名無しさん@英語勉強中
07/08/15 01:02:53
>>119
俺は新巻が出るたびに、1巻から読み返してきたので、
毎回、スムーズに読んできたよw
さすがに今回は6巻だけしか読まなかったけど、こんなに
繰り返して読んだ本はないよほんとに。

終わってしまって本当に残念。

121:119
07/08/15 02:08:19
そうですね、遠回りでも読み返すのがよかったかも。
いずれにしても、おめでとうございます。

122:今年中に200冊166/200
07/08/15 22:40:04
"The Green Brain" Frank Herbert 215p
"Angels & Demons" Dan Brown 569p
"The Brooklyn Follies" Paul Auster 273p

夏はダメだ…。読む気力がなくなる。

123:名無しさん@英語勉強中
07/08/16 20:45:11
>>122
去年から思ってたことだけど、
エアコンつけろよ

124:名無しさん@英語勉強中
07/08/16 21:24:44
もっと早く教えてやれよw

125:名無しさん@英語勉強中
07/08/16 23:44:33
>>124
上級者にアドバイスすんのは勇気がいるんだよ

126:名無しさん@英語勉強中
07/08/17 01:17:42
8/22~8/27で紀伊国屋が高島屋11F(新宿)で洋書バーゲンやるみたい。
寒いくらい冷房入ってるから行ってきたら。

127:名無しさん@英語勉強中
07/08/17 01:22:21
>>122
つーか、漏れよりも100万倍読めてる。ウラヤマシス。

128:名無しさん@英語勉強中
07/08/17 12:57:20
>>126
バーゲン情報、乙。

でも、バーゲンで買った本って、読まずにほこりかぶってるのが多い。

129:名無しさん@英語勉強中
07/08/17 21:44:26
>>128
買ったけど読んでない本は金欠月には唯一の娯楽として重宝するもんだよ。

130:名無しさん@英語勉強中
07/08/17 21:54:49
部屋にエアコンもあるし、毎月、洋書を買うくらいのお金もなんとかなる。
だが、スラスラ読める英語力だけは手に入らない。


どっかに売ってないかな


来週バーゲンに行ってみるか

131:名無しさん@英語勉強中
07/08/18 00:37:11
オレ、古本を恐らく一生分買い込んでる(天井までの本棚2つ分)w

132:(7592)Muse
07/08/18 10:33:58
571/571 The cider house rules (John Irving)

よかったです。映画にもなっているようなので、機会があったら、見てみたいです。
私の住む地域では、暑さもひと段落し、夏休みも終わり・・寂しいです。が
これから読書の季節・・?

133:ネコ型ロボット
07/08/19 00:40:06
Leo Tolstoy, War and Peace, Book I, Chapter 10.

アンドレ、ピエールの結婚の弊害を説く。
クラーギン家の熊の名前が
工藤訳では「ミーシカ」、Maude訳では"Bruin"となっている。



134:ネコ型ロボット
07/08/20 02:43:51
Leo Tolstoy, War and Peace,
Book I, Chapter 11.

冒頭の登場した老婦人の流れから場面はロストフ家に移る。
会話からピエールのプロファイルが明らかに。
ロストフ家の少女Natashaと近衛将校Boris登場。

---
Madeleine Albright, Madam Secretrary, 2003,
Chpter 1: Heros and Villans.

クリントン政権の国務長官オルブライトの自伝。

wikipedia日本語版には「戦時中ユーゴスラヴィアに避難」とあるが、 これはロンドンの誤り。

また、wikipedia英語版には
オルブライトはユダヤ系でありホロコーストで祖父母が殺されたと書かれており、
ソースのワシントンポストによれば1997年に本人がこれを認めたとある。

しかし、2003年に出版された本書には血統に関する記述は一切なく、
祖父母もただ「死んだ」としか書かれていない。

135:ネコ型ロボット
07/08/21 14:22:43
Madeleine Albright, Madam Secretrary, 2003,
Chpter 2: Becoming American

イギリスから帰国後、チェコスロヴァキア政府カシミール問題担当国連大使であったMadeleineの父は、
一家を連れアメリカに亡命、ロックフェラー財団の支援でデンバーに職を得る。

Madeleineは、中学時代に国際関係クラブを作るなど活躍し、Wellesley Collegeの奨学金を得る。

---

高校時代の彼女にドレスを貸してくれたMiss Facktという婦人がいましたが、
Madeleineの両親は"a"を"u"と発音しており、
後にハベル大統領から勲章を授与されるために正装したとき
そのことを思い出して愉快であったそうです。

スタンフォード大学やペンシルヴァニア大学からも奨学金を得ているが、
ウェルズリーが第一志望であったという感覚は少しわかりにくかった。

136:119
07/08/23 00:58:08
HARRY POTTER and DEATHLEY HALLOWS
約500p

返却期限が近いので図書館に行って一旦返却して期限延長しようと
したら、多数の予約が入ってて再貸し出し不可になってしまった。
あと100頁くらいだったのに… 細かいところ忘れてるし、この機会に
第1巻から読み直すか

137:(7916)Muse
07/08/25 09:07:28
324/324 The kite runner (Khaled Hosseini)

なんとなく胸の痛むお話でした。アフガニスタンの事、少し勉強しました。
ニュースのヘッドラインでしか知らなかった国ですが、大変な事になっている
んですね。人間同士で、同じ国の中で、ここまで悲惨になりうるんだと悲しく
なりました。
"For you, a thousand times over"ーこの言葉がいつまでも心に残ります。

138:tako(2冊目) ◆V.pk1y7iuM
07/08/25 22:19:17
404?404 Polar Shift (Clive Cussler)

悪者が引き起こそうとするポールシフトを阻止する話。
こういう話が好きな人はいいだろうけど、
カスラーのアドベンチャー小説としては物足りないと思った。

139:今年中に200冊167/200
07/08/26 00:56:03
さすがにエアコンのひとつも入れてます。ていうかクーラーないと身体壊す。下手すると死ぬ。
俺の想像したくないことランキングトップは長年「両親のセッ○スしてる姿」というだったのだが、今ではダントツで
「クーラーのない夏の生活」だ。といっても別に両親のセッ○スしてるところを見たくなったというわけではない。
当たり前ですね。
しかし経済産業省では冷房の温度を30度に設定したとかいってるし(冷房で30度って)、もう異常としか言い様がないなぁ。


"A Wizard of Earthsea" Ursula Le Guin 201p

いわゆるひとつのゲド戦記を読んでみた。うーんこれはちょっとキツイかな。
何よりキャラクターに魅力がない。主人公ゲドに何の感情移入もできない。
読んでて苦痛だった。文章が難しいのもあるか。

140:名無しさん@英語勉強中
07/08/27 05:47:04
課長「君は 確か外大の〔英文科〕だったね?」
秘書「はい、英語が喋れるのを武器にクラスメートを喰いまくりました」
課長「ほう、どの程度喋れるのかね?」
秘書「ハロー、エブリワン!とか・・・ スカートの裾めくりながら
言ったりして。レッツ・メイク・ラブ!とか叫んだりして。」
課長「いやはや、それは素晴らしいなぁ」

課長「ほかにはどんな事ができるんだ?」
秘書「Hey! You!と言って指をさしてウインクするんです。」
課長「君、本当に英語がペラペラだなあ。」
秘書「一応、外大で一生懸命に勉強しましたから。
課長さんだって少しは英語ぐらい喋れるでしょう?」

課長「うーん、ビールはビアっていうんだっけなぁ?」
秘書「まあ、英語お上手じゃないですかっ! 課長さんステキ~♪」
課長「ほっほっほ、それほどでもないよ。
じゃあ、ご褒美に何かサービスしてもらえるのかな?」

秘書「イヤーン、課長さんったら。レッツ・メイク・ラブ!」
課長「じゃ、ホテル行こうか?」
秘書「だめだめ、課長さん。それ英語で言わなくちゃ!」
課長「えーっ、英語で!? えーと、えーっと・・・」
秘書「頑張って課長さん! もう一息!」

課長「うーん・・・ダメだ、降参。ホテル行こうって何て言うのかね?」
秘書「ホテル、オーケー?」
課長「さすがバイリンギャルは違うなぁ~。感心したよ」

141:名無しさん@英語勉強中
07/08/27 21:54:44
>>140
クロマティ高校っぽいなw つまらんが。

142:名無しさん@英語勉強中
07/08/27 21:57:31
Part4以前の過去ログを読める場所ってありますか?
ググってもリンクが切れまくりで・・・・

143:ネコ型ロボット
07/08/29 22:44:36
Leo Tolstoy, War and Peace,
Book I, Chapter 12.

ボリス X ナターシャ
ニコラス X ソーニャ

登場人物がこんがらがってきました。

144:KX
07/08/30 00:13:52
S・KING
DESPERATION
P233まで

145:(8203)Muse
07/08/30 22:44:29
287/287 The bookseller of Kabul (Asne Seierstad)

translated by Ingrid Christophersen, first published in Norwayとあるので、
原著はノルウェーの言語かもしれませんが、英語は読みやすかったです。
Kite runnerに刺激されて、アフガンものを読んだのですが、少しは実態を知る
手がかりとなりました。
チャプターごとにいろいろな人の(カンファミリーの)体験、心情を通して、
アフガンの生活を垣間見る事ができました。先行きにちっとも明るさが見えず、
人生の意味って何だろう、と思わずにいられませんでした。

146:KX
07/08/30 23:01:55
S・KING
DESPERATION
P356まで


147:myk
07/09/01 23:05:31
わたしも参加させてください。
ここしばらく小説はクーンツばかり読んでます。

Koonz
The husband
p254/415


148:(8401)Muse
07/09/02 23:20:16
198/198 Interpreter of Maladies (Jhumpa Lahiri)

9つの短編小説、どれも甲乙つけ難いくらいよかったです。(よく短編集だと、
ひとつ二つはピンとこないものがあったりするのですが・・)
先を読まずにいられず、いっきに読んでしまいましたが、これから長くゆっくり
余韻を楽しめそうな一冊です。


149:今年中に200冊168/200
07/09/03 01:42:16
"Dogs and Demons" Alex Kerr 385p

長らく日本に在住していた(今はタイ居住らしい)著者が描く「本当の日本」。
いわく、土建国家日本、景観に鈍感な…というか無感覚な日本人、官僚国家日本、環境保護を理解しない日本、
外国人に閉鎖的な日本、etcというところで、実はこれらの記述に新奇なところはない。
普通の日本人ならだいたい分かってることである。

驚いたのは、著者によると、日本をよく知らない外国人はともかく、日本をよく知っている外国人も
こういう現実を知らない(あるいは目をそらしている)のだという。
むしろこの現象はどういうところから来ているのか興味を持った。

題名は「demonは描くのはたやすいが、普段目にしているdogは難しい」という中国の故事から。
つまり日本の抱える問題は「犬」であり、どこにもあるがために正しく捉えることが難しいということ。

150:(7526)pingu
07/09/05 00:03:03
261/261 the gecko's foot, Peter Forbes

生き物が持っている特異な機能をもとに、新たな材料や構造物を作ろうとする取り組み
(Bio-inspired design)について解説した本。
ヤモリは何故、ガラスの壁でもくっ付いていられるのか、
昆虫は、どのようにして飛んでいるのかなど色々な事例が載っています。
聞きなれない専門用語が出てくるので、やや読むのに苦労しました。

151:名無しさん@英語勉強中
07/09/05 10:01:49
今年中に200冊さん、Museさん、pinguさん等の達人の
快読ぶりを見ると刺激を受ける。俺も頑張ろっと!

152:(415)myk
07/09/08 17:38:25
(415/415) The husband / Dean Koonz

平凡な庭師に匿名の電話
「妻を誘拐した。200万ドルの身代金を60時間以内に用意しろ」
で、始まるサスペンス。
TVドラマの「24」みたいに、予期せぬ展開の連続で、ほとんど実時間で進行する感じ。
ありえねー、と思いながらも、なかなか楽しめました。

153:(8672)Muse
07/09/09 12:55:36
271/271 The Hobbit (J.R.R.Tolkien)

ビルボの冒険。指輪物語を読む前に読むと、より指輪が理解しやすかったかも。
トールキンが子供に話して聞かせる形で、指輪より平易でした。
前半は、ユーモアがあって面白く、ビルボに比べると、フロドが生真面目に
思えました。フロドのたびは冒険というよりむりろ、使命を帯びた戦いだったから、
しょうがないですが。
読み終わって、指輪の最初を読むと、当初気づかなかった事柄に、思わず、
ニンマリしました。
ファンタジーの世界にどっぷり浸かれる作品でした。

154:KX
07/09/10 00:20:50
S・KING
DESPERATION
読了(547)

想像で補いまくりでしたが
なんとか最後まで付いていけたかな…

155:(8960)Muse
07/09/15 08:51:46
288/288 The Promise (Danielle Steel)

初めから、ハッピーエンドを期待して、安心して読めました。昼メロを読んで
る気分です。シェルダンに近い読みやすさです。
(アルジャーノンと同じ作者だと勘違いして、届いた本を見て、そのケバケバ
しさと裏表紙の美人に、これは何か違うと、改めて間違いに気づきました。)
飛行機や列車での移動中に読めるわかりやすい、ハッピーな気分になれる
ロマンスです。

156:名無しさん@英語勉強中
07/09/15 22:18:13
>>155
おれも数日前読了した。最後、少し泣けた。

ただ、この作者の文体って、誰が話した内容かわかり辛いよね。

以下、スレとは関係ないけど。
この "The Promise" by Danielle Steel で感動できるのなら、
ゲーム、あるいはアニメの「君が望む永遠」をプレイしたり、観たりすると、
激感動できると思う。
アニメ版の「君が望む永遠」はアメリカでも発売されてるから、もしそれを買うと
ヒアリングの練習にもなるし。

157:(8960)Muse
07/09/16 10:51:39
24/275 Leviathan (Paul Auster)

>>156 最後、ビーズを掘り出す時、数時間前に掘り出した気配が残っててよさそう
なのに・・とちょっと思いました。

会話文はよく、Aが言ったから次はB、だから次はA・・と意識して追っていました。
段落が変わって"から始まっても前の話が"で閉じてなかったら、同じ人が話して
いるんですよね・・?

158:tako(まだ2冊目) ◆V.pk1y7iuM
07/09/19 22:07:11
Warped Passages (Lisa Randall) 149/480
量子力学の所まで頑張ったが、残りは日本語版にする。
「銀河宇宙オデッセイ」みたいにCG駆使した大型ドキュメンタリー番組やらないかな・・・

159:名無しさん@英語勉強中
07/09/19 22:53:46
数十冊読んで、かなり自信もついてきたので、有名な "The Da Vinci Code"
を読もうと思い、書店でふと訳本を何ページか立ち読みして、あきらめた。

日本語でさえ、あんなややこしい単語が使われているし、辞書引いても
載ってない宗教用語群が乱れ飛んでるし、わけわからん登場人物名、しかも多数。
絶対英語じゃ読めないと確信した。
念のため、洋書コーナーに行って実際に確認もした。おれには無理。

レビューホームページやブログで、この "The Da Vinci Code"は
「初心者でも読めます」って書かれてたりするけどさ、
自分が面白かったから他人にも読ませたいために、
「初心者でも大丈夫」などという嘘をついちゃいかんよねぇ。

160:名無しさん@英語勉強中
07/09/19 23:14:27
日本語でも宗教用語なんかわからんでしょ。
>>159はいちいち辞書で意味調べるのか?

161:159
07/09/19 23:32:05
日本語だと漢字を手がかりに、何とか推測できます。
英単語だと無理。

162:名無しさん@英語勉強中
07/09/20 00:07:52
>>159-161
っつーか、ここ一応マラソンスレなんですが。

163:名無しさん@英語勉強中
07/09/20 00:52:52
「超」の付くほどの過疎スレなんだから多少の脱線くらい構わないだろ。

164:名無しさん@英語勉強中
07/09/20 01:22:00
>>161
推測できるというがどっちにしても漠然としたイメージでしかないはず。

165:名無しさん@英語勉強中
07/09/20 01:54:18
>>162
欽ちゃんはずーっと歩いていたな。

166:名無しさん@英語勉強中
07/09/20 02:20:08
1090/1090 It S.King
やっと終わったよ…
でもこれを読み終われたことで、ペーパーバックなら何でも読みきれるような気がしてきた。
この調子でがんばります。

167:ネコ型ロボット
07/09/22 08:20:53
Frederick Forsyth, The Day of The Jackal, Chapter 6.





168:名無しさん@英語勉強中
07/09/22 19:26:44
>辞書引いても載ってない宗教用語群
英辞郎やグーグルで大抵はカバーできるよ。
カバーできないレベルならネイティブの多くも
わからないと思っていい。

>わけわからん登場人物名、しかも多数
これは語学力の問題じゃないよ。

ベストセラーだけあって、辞書さえあれば、
本好きの子供でも読めるレベル。

読んで面白いかどうかは保証しないけど。

169:名無しさん@英語勉強中
07/09/22 20:09:34
Da Vinci Codeですが、
出てくるフランス語の会話も英語から推測できる程度のものだったりして
(「到着する」が「アリヴェ」だったり)
とても読者に親切な本だと思います。

わたしもおすすめです。


170:ネコ型ロボット
07/09/23 08:16:35
Bill Clinton, My Life, Chapter 2.

クリントンの誕生から祖父の元で過ごした日々まで。



171:(9235)Muse
07/09/23 16:26:29
275/275 Leviathan (Paul Auster)

100~150pあたり、ちょっとまどろっこしい感じでした。登場人物の誰にも
感情移入できなかったので、あまり感慨に満ちたものは、残りませんでした。
前から思ってたんですが、オースターの作品は、語彙や英文が勉強になります。
ちょうど、覚えようとしていた語彙が文章中に出てきてうれしくなる事が
多いんです。
Leviathanの聖書中での意味やHobbesの本を知ってると、このオースターの本も
べつの見方ができるのかもしれません。

172:名無しさん@英語勉強中
07/09/23 21:01:43
当たりという本に巡り会わず読みかけが溜まるばっかり、おまけに電子辞書壊れるわで
3ヶ月ほどスランプでしたが、LansdaleとかMosleyを読んでなんとかリハビリ。
やっぱり作家との相性ってあるなあ・・・当たり前か。近々復帰しますのでよろしく。

ところでJack FrostシリーズのR.D.Wingfieldさんが7月に亡くなられたそうです。新作が
出ないなあ・・と思っていたところでした。自分をPBの世界に導いてくれた作家なので
とても残念です。来年に遺作が出るそうです。楽しみだけど寂しいなあ。

173:(8030)pingu
07/09/24 17:54:42
504/504 NEXT, Michael Crichton

遺伝子工学がテーマの小説。遺伝子工学が何処まで進んでいて、
どのような問題が起こりえるのかをCrichtonらしく、スピーディな展開で読ませます。

小説の間に差し込まれている実際のニュース記事が、
ここに書かれている事が夢物語ではなく、
現実に起こりえることを示していると思います。
Berlusconiの脂肪を買って、石鹸にしたという話も載っていました。
嘘かと思いましたが、本当のようです。 
URLリンク(news.bbc.co.uk)

>>159
The Da Vinci Codeは、耳慣れない言葉が多いので、私も苦労しました。
Dan Brownならば、Deception PointやDigital fortressの方が、読みやすいと思います。
内容は、The Da Vinci Codeと随分違いますけど。

174:今年中に200冊170/200
07/09/24 22:23:36
"Reversible Errows" Scott Turow 553p

3人を射殺した罪で死刑判決を受けた男。ところが新たな証人が出てきてどうなるのか、というのが
本筋で、そこに弁護士と元裁判長、刑事と検察官の2組のカップルの恋愛模様がからむ。
人間造形が単純に「いい人、悪い人」でないところが文章の質も相まってこの作品に文学的な印象を与えている。
文章の質というか、どうも読みにくい。これが英語力のせいなのかどうか分からない。
昔この人の「推定無罪」を邦訳で読んだときも何だか読みにくいと感じた気がしたような……。

"The Girl Who Loves Tom Gordon" Stephen King 262p

キングはこういう1つの(単純な)アイディアで小説を書くのが好きなのだろう。
「森で迷った少女のサバイバル」がこの小説の骨子であり、すべてである。
実はキングのこの種のジャンルが苦手なのだが、これは非常に良かった。
何故なら250ページ強と短かったからである。これで500ページとかやられたらたまらん。
スーパーナチュラル的な演出はいらないような気がした。

>>172 R.D.Wingfield氏死去

知らなかった。これはショック……。フロスト警部シリーズ(の長編)は全部読んでいて、次はいつ出るかと
楽しみにしていたのだが。Wingfield氏のご冥福をお祈りします。

175:(9504)Muse
07/09/26 21:10:55
269/269 Christmas letters (Debbie Macomber)

娯楽ロマンス。まだ初秋ですが、かなり早く。クリスマスのラブラブ気分を
味わえました。もっと長く話が続くと、飽きてしまいそうでしたが。

176:名無しさん@英語勉強中
07/09/27 18:40:49
Josef Conradの"Heart of Darkness"、結構いけます。

177:(779)myk
07/09/27 21:15:36
(364/364) Forever Odd / Dean Koontz

成仏できない死者の姿が見えてしまうOdd君の
オカルト・ヒーロー・アクション"Odd Thomas"シリーズ第2作。
まったり感が前作以上にたっぷりただよっています。
2作目にして早くもシリーズものの雰囲気で、前作を読んでないと十分に
楽しめないかと思います。ただ前作なみのものを期待するとがっかりするかも。
でも、最後の2章はちょっと第1作とはちがう方向で感動させられた。ちょい涙。
読み終わった足で3作目"Brother Odd"を買ってきました。

178:今年中に200冊171/200
07/10/01 22:21:13
"The Five People You Meet in Heaven" Mitch Albom 208p

事故にあって死んだ遊園地の整備係が天国で会う5人の人とは。
タイトルから連想されるような(って人によるか)涙が出てくるような感動話じゃなくて、
思わず己の人生を振り返って考え込んでしまうタイプの小説。
文章は非常に平易で分かりやすく、難しい語彙もないのでこれから洋書を読んでみようと思う人にはオススメ。

179:今年中に200冊172/200
07/10/08 00:25:42
"The Simple Truth" David Baldacci 511p
あらすじは面倒なので省くけど、なかなか面白いサスペンス小説。
邦訳が出てない(多分)のは勿体ないんじゃないかな。
まぁ、ものすごく勿体ないというレベルではないけど。

180:(8182)pingu
07/10/08 13:27:18
152/635 The world is flat, Thomas L. Friedman
途中まで読んだ範囲では、WWW, Windows, Netscape, FireFoxなど、
なじみのある話が多いので、読みやすい本だと思いました。
最近、読書の時間が取れないので、読み終えるまで先は長そうですが。

181:(1209)myk
07/10/13 07:22:13
(430/430) Brother Odd / Dean Koontz

亡霊が見えてしまう超能力青年Odd Thomasシリーズ 第3作
傷心の末に田舎の修道院にこもっちゃったOdd君。静かな暮らしもつかのま、悪霊が現れて
障害児童の孤児院を兼ねている修道院で大量の死者が出ることを予見する。
こんな山奥でなぜ?地震か?火事か?ボイラー事故か?それとも殺人鬼がやってくるのか?
そんななか、最初の犠牲者が・・・。雪が嵐になり修道院は孤絶状態。手がかりのないまま、
刻々と迫る危機。はたして敵は一体?てな感じで、一気によめるホラー小説。
第1、2作よりもオカルト色、スケールともにアップ。コンビのプレスリーの亡霊も健在。
最後にあっとおどろく仕掛けが。ちょっと宗教臭がきついですが、ファン垂涎の一作です。

182:(10111)Muse
07/10/13 10:19:41
607/607 Harry Potter and the Deathly Hallows (J.K.Rowling)

読んじゃいました。100~200pあたり、状況に進展がみられず苦しかったですが、
300pあたりから、最後までは、あっという間でした。
前に読まれていた方がおっしゃていた通り、昔の叙述や十名や場所、かなり忘れていて
ちょっと苦労。全部読み返すのもまどろっこしいので、Wikiで、チェックしながら
読みました。Wikiでいろいろな事象の説明が網羅されている事を知り、これまた
ショック。深く読み返してみるのも面白いかも。

183:今年中に200冊174/200
07/10/15 21:28:07
"The Wonderful Story of Henry Sugar" Roald Dahl 239p
奇妙な味わいを残す短編で有名なダールをはじめて読んでみた。何てことのない話のほうが多いが
(ヒッチハイカーが泥棒の達人のやつとか、ほんと「だからなんだ!?」といいたかった)、2つばかり印象に残った。
比較級でthan they and...とあったのにちょっと驚いたというか、今の英語じゃ見かけないと思う。

"Bleachers" John Grisham 229p
これはグリシャムの新境地なのだろうか。弁護士ものでも犯罪ものでもない。あえていえば青春もの?

元アメフト選手が主人公が高校のときの監督がもう長くないということで故郷に帰っきて……という話で、
アメフトの知識があればより楽しめると思う。高校のときの伝説となった試合のラジオ録音を聞くシーンがあるのだが、
アメフトはさっぱりなのでわけが分からなかった。だいたいクォーターバックがどんなポジションなのかもわからん。
花形のポジションということぐらいは分かるが……。

184:(1477)myk
07/10/18 07:05:55
(268/268) The Tale of Despareaux / Kate DiCamillo

子供向け童話。日本でいうと内容的に小学校高学年以上くらいでしょうか。

人間のお姫様に恋をしたネズミDespareaux、光の世界に憧れるドブネズミRoscuroが
王様とお姫様、その召使いたちを巻き込んで、くりひろげる心暖まるストーリー。
ちょっとハラハラドキドキ。そういえば、英語はmouseとratを区別するんだよねー。

死別、裏切り、絶望、罪悪感、そして希望、使命感、悔悟と免罪という抽象的概念を
子供向けにわかりやすく解説した、お芝居っぽいかんじで大人がよんでも楽しめる内容。
英語は平易。必要語彙はそこそこ。
辞書なしでもよめるかなー、とおもっていると、作者にクギをさされました。

At least Lester had the decency to weep at his act of perfidy. Reader, do you know
what "perfidy" means? (...) But you should look up the word in your dictionary, just to be sure.

185:(10111)Muse
07/10/22 21:07:17
226/417 One hundred years of solitude (Gabriel Garcia Marques)

最初のうち、結構読める!と思っていたのですが、内紛が終わる頃から、
だんだん難しく感じて、右往左往してます。
話は面白いです。錬金術というのは、単なる技巧上のものでなく、深く人の
思想や精神界に影響を与えてる気がしてきた。(スペインとかラテン系の人
の根底に)それで、このような不思議な小説が生まれたのかな・・z。

186:名無しさん@英語勉強中
07/10/23 01:18:11
どうせ翻訳なんだから素直に日本語訳で読めばいいじゃん。
「百年の孤独」なかなか優れた翻訳だよ。

187:(10111)Muse
07/10/23 22:52:15
>>186 そうですねぇ・・英語の勉強が前提にあっての読書だったんで。日本語
での翻訳が気に入らなかったんじゃなくて。
日本語で読むのにひけをとらない位、英語で読めれば(多少時間がかかっても
、辞書をひきひきでも)・・夢の夢です、ハァ。。


188:名無しさん@英語勉強中
07/10/23 23:01:03
The issue of censorship and free speech have always been a problem for Americans.
Concerning commercial television, some business sponsor certain television shows, so they may work with the creators of the programs and have some say over the content.
If they do not like what is happening on the show, the sponsors can withdraw their support.

訳お願いします。

189:名無しさん@英語勉強中
07/10/24 00:29:09
添削してください

検閲と言論の自由は、アメリカ人たちにとって常に問題となっている。
民放テレビに関して言うと、スポンサーが番組を支えているので
彼らは番組制作者と一緒に働いたり内容に口を出したりすることもある。
もしその番組内容が気に入らなければ、スポンサーは手を引くことになるだろう。

190:名無しさん@英語勉強中
07/10/24 14:08:50
検閲と言論の自由は、アメリカ人たちにとって常に問題となってきた。
民放テレビに関して言うと、スポンサーが番組を支えているので
彼らは番組制作者と一緒に働いたり内容に口を出したりすることもあるかもしれない。
もしその番組内容が気に入らなければ、スポンサーは手を引くこともありえるだろう。

助動詞の意味は出したほうがいいかな。
ついでにsome business sponsor certain television showsの部分はどうなっているの。
なぜ主語がsome businessなのにsponsorにsがついていないのだろう。

191:名無しさん@英語勉強中
07/10/24 15:40:27
>>190

民放テレビに関して言うと、あるスポンサーやある番組においては、
スポンサーが、制作者と一緒に働いたり内容に口を出したりするかもしれない。

ではどうですか?
someはcertainと同じく「ある-」という形容詞ということで。

192:tako(3冊目) ◆V.pk1y7iuM
07/10/24 22:15:25
444/444 Improbable (Adam Fawer)
邦題は「数学的にありえない」
面白かった。平易な文章で読みやすかった。
先月読んだ Lisa Randall の本の知識も役に立った。

193:KX
07/10/26 21:38:02
HARRY POTTER
and the Deathly Hallows
(607)

500ページくらいまで読んで中断してたのを
図書館で借りなおして読み終わることができました。
案外すぐに順番が回ってきた。


194:名無しさん@英語勉強中
07/10/29 06:24:46
443/443 The Godfarther ( Mario Puzo )
673/673 The Shining ( Stephen King )

有名な映画の原作ふたつ。The Godfartherは元ネタになった中編の映画化決定を受けて
改作したものだから、 ほとんど映画のとおり。平明な文体で読みやすかった。

The Shinigは難敵だった。クドイ文体、延々と続く描写。かなりすっとばしてしまいました。
単語もムズイのが多かった。翻訳も読んでなかったら降参してたかも。後半、怪異が
顕らかになってきたとこからは乗っていけました。

195:(10528)Muse
07/10/29 22:32:15
417/417 One hundred years of solitude (Gabriel Garcia Marques)

難しかった~今までに読んだことないジャンルで、フィクションなんだけど、
超自然的で、ファンタジーでもなく、読んでる自分のスタンスが取れなくて・・
でも、幽霊が普通にうろついたり、美少女が昇天したりするうち、昔話を聞く
要領で、天女が普通にでてきて、座敷童子がいて、サルや雉と鬼退治したり、
浦島太郎が海中で普通に生活する話を受け入れる様な感覚で、読めばいいかなと。
難しかったけど、面白かったので、思ったより早く読めたし、家系図も頭に
入ったら、村も一族も消滅しちゃいました。

196:(1815)myk
07/11/01 21:18:45
(338) Tick Tock / Dean Koonz

移民出身の売れっ子小説家が、呪いの人形に追いかけられる話。
理由もわからず、夜中じゅう追いかけられて、タイムリミットの夜明けまで逃げきれるか?
ってなふれこみでスピーディーなサスペンスホラーを期待して買ったら、じつはコメディーでした。

クーンツは、大抵登場人物少なめで、物語の実時間も短いリアルタイム進行なので、
複雑な推理小説みたいなのが苦手なわたしには、お気楽でちょうどよいです。
(日本語でも、5人以上出てくると、誰が誰だったかわかんなくなる)
でもそろそろ、クーンツもお腹いっぱいになってきたので、
次は違うジャンルのを読んでみようと思います。

197:(10820)Muse
07/11/04 14:40:38
292/292 Laughter in the dark (Vladimir Nabokov)

ナボコフさんを読んでみたかったのですが、ロリータは難しそうなので、
羊さんのスレを参考に選んでみました。
簡単な単語でも、意味がよくわかんない文章に、いくつか出会いましたが、
読みやすかったです。歌劇ローエングリンの内容をはじめて調べてみました。
今晩、BS2で放送するのもすごいタイミング・・でも寝てしまいそう。
文学って、芸術の一分野なんだな・・って、改めて思いました。

198:名無しさん@英語勉強中
07/11/04 21:39:47
一番最近読んだのは(といっても数ヶ月前だけど)ダン・ブラウンの"Angels & Demons"。
いや、ただ単に日本語訳で読むよりペーパーバックで値段が安かったからというだけで。
だって、文庫本でも上・中・下に分かれてるんだもの。そんなのとても買ってらんないや、って思って。
うん、スリリングで面白かったよ。ただ"Da Vinci Code"ほどの面白さはなかったけど。
辞書が近くになくても案外すらすら読めたので楽だった。

199:名無しさん@英語勉強中
07/11/04 23:26:25
日本の文庫本はすぐ分冊にしちまうからなあ。
Sキングの本とかのペーパーバックは1000ページ超えでも
一冊だから、あちらさんのやり方は徹底してw

200:名無しさん@英語勉強中
07/11/04 23:43:55
そういう異常に分厚い本は読みにくいんだよなー。
あちらさんは読んだらボロボロになってもいいって感覚なのかな。
ペーパーバックってもともとそういうコンセプトの品なのか。

201:名無しさん@英語勉強中
07/11/05 16:23:36
藁半紙(?)で出来てるしねw


数ヶ月前に買った本を読み始めます。
Memory keeper's doughter (513p)

202:名無しさん@英語勉強中
07/11/05 20:09:22
ペーパーバックに限らず、あちらの場合、上下分冊とか、3分冊という概念が嫌われ物。
本は1冊。字を小さくして、紙を薄くして、1冊に収めるのが鉄則。

ハリポタ日本語版を分冊しようとしたら、作者が徹底して拒否したのは有名な話。
文化の違いとしかいいようがない。

203:名無しさん@英語勉強中
07/11/05 21:21:38
それで、妥協策としてラッピングして上下巻一括販売したのかwwwwwww

204:(11059)Muse
07/11/08 22:13:08
239/239 I am David (Anne Holm)

最後、じ~んときました。子供向け(アマゾンによると9歳ー12歳)なんで、
かなり平易です。でも考えさせられる作品でした。

205:(8366)pingu
07/11/11 21:04:15
336/635 The world is flat, Thomas L. Friedman
洋書を読む時間が確保できない。そろそろ脱落かな。。

206:159
07/11/12 00:35:36
おれもだ。

忙しくて、ここ1ヶ月読んでない。

207:名無しさん@英語勉強中
07/11/12 15:22:23
>>198です。
次はたまたま本屋で見つけたまたもやペーパーバック。
Dan Simmons "Darwin's Blade"。昨日から読み始めましたが、かなりのアクション物で展開が早く退屈しません。
ただ、主人公が調査官なため時々Technical term が出てくるのが曲者。
でも面白いから頑張って読みます。ちなみに後で見たら日本語訳がハヤカワ文庫で出てました。
そっちは後回しにして、まずは英語のほうから頑張ります。

208:(11194)Muse
07/11/13 22:16:24
135/135 Letters from the inside (John Marsden)

女子高生2人の手紙のやりとり。で、短く読みやすいのですが、辞書で見つけられない
言い回しがちょっと不明でした。ちょっと悲しかったです。

>>205,206 ペース落としてでも、続けて読んでいきませんか・・自分でも続ける意味が
わからなくなってきてますが、でも、やめたくなくて。

209:名無しさん@英語勉強中
07/11/14 13:23:48
スレ違いですが、ここの人ならよく知ってそうなので質問させてください。
Marvin RedpostシリーズやFrindleがストレスなく読めるくらいのレベルです。
Narniaに挑戦したら、読み切ることはできたけど、苦痛でした。
Holesが評判高いですが、まだ早いでしょうか? 字は小さいですか?


210:名無しさん@英語勉強中
07/11/14 21:10:22
>>209
挫折覚悟で読んでみては?
このスレの住人も最初は何冊か途中で投げ出した事ぐらいあると思いますよ。

211:(1815)myk
07/11/14 22:06:58
(322/630) Cold Moon / Jeffery Deaver

異常に几帳面な連続殺人犯"Watchmaker"と、全身不随で車椅子の犯罪捜査官"Lincoln Rhyme"
の知恵比べを描いた犯罪サスペンス。全然前知識なかったのだけど、Lincoln Rhymeシリーズ
の最新作(ペーパーバック)だったのね。適当にアマゾンのおすすめにのっかって買ってみたら、あたり。

語彙はやさしい方だけど、刑事小説の専門用語がいっぱい。
perp = perpetrator = 「ホシ」、vic = victim = 「ガイシャ」みたいなかんじ。
MO (Modus Operandi) とかOC (Organized Crime)とか最初から自明の略語扱い。
でも、読んでるうちになれてきて、そんな日常でおよそ使わない語彙が増えるので、それがまた面白いです。

212:名無しさん@英語勉強中
07/11/14 23:48:00
先の話なんだけど、このスレって年が改まったらカウンターを
ゼロから再スタートさせる決まりだっけ?

213:名無しさん@英語勉強中
07/11/15 01:34:13
そんな決まりはなかったと思うよ

年に*ページ、って人ならリセットするだろうけど
通算で*ページが目標、という人ならリセット不要。

自分で自分の目標決めて走る、じゃなかったかな。

214:名無しさん@英語勉強中
07/11/15 10:25:38
>>210
そうですね。ずっと興味は惹かれてたので、挫折覚悟で挑戦してみます!

215:(8393)pingu
07/11/16 18:35:07
363/635 The world is flat, Thomas L. Friedman

>>208
読むのは止めませんよ。既に生活の一部ですから。
ただ、頻繁に報告するほどは、進まないのが悩みです。
生活に余裕が無いって事でしょうか。
今日は出張帰りで時間があるので、ゆっくり読書します。

216:名無しさん@英語勉強中
07/11/18 15:39:18
そうそう、自分のペースにあわせてゆっくり読んで行くのが一番身につきます。
隣に必ず辞書を置いておいて、わからない言葉が出てきたらすかさずメモして調べること。
これで単語が覚えられますよ。
あー、読まなきゃ、っていう焦りは返って脳を疲労させるだけですから。
あくまでも自分に会わせたペースで、1日1ページだっていいんです。それでも充分勉強したことになります。
決してムダにはなりません。
決して頑張らないでゆっくり読み進めてください。読み終わったときの達成感が本当に心地よいですよ。

217:名無しさん@英語勉強中
07/11/21 21:57:15
mirror image (sandra brown) 442p

言葉遣いがかなり下品というか、途中挫折しそうになりましたが、最後の方は犯人が
知りたくてガンガン読みました。
形容詞の使用が多い。

今はclarkのthe second time around。この人のは言葉は綺麗で、英語も難しくないので、
内容はさておき、よく手にします。

次はrobert parkerのearly autumn だ。

このスレ読んで、kingの it に挑戦したくなりました。(↑のくらいのレベルで読めるかな?)

218:↑
07/11/22 21:07:48
キングはけっこう骨折れますよ(長いのはそんなに苦にならない)。
ITは舞台の(デリーの地理とかの)描写がすごく細かい
ので辻褄合わせようと思うとなかなか先に進まなくなります。
通りの名前とかメモしながら読んでくのも充実感あると
思うけど、私の場合はその場その場で脳内補完して
どんどん読み飛ばしました、切りがないので…

219:(11598)Muse
07/11/23 10:03:10
404/404 The narrows (Michael Connelly)

面白かった~"The poet"読んでたので、特に読みやすく感じ、私なりに早く
読めました。はまるのが怖くてボッシュシリーズをさけてましたが、少しずつ
読んでいこうかな・・

220:名無しさん@英語勉強中
07/11/24 16:29:10
"The poet"って難しくないか?
最初の一文目の"beat"の意味が未だにわからんw
誰か教えてプリーズ。

221:(11598)Muse
07/11/24 18:54:13
>>220 この人、記者なんで、beat は担当する記事の分野のことだと思い、
「死(死亡記事)が自分の領域だ」・・みたいな。
URLリンク(www.thefreedictionary.com) 名詞の7の意味でとりました。

難しいといえば、どの本読んでも、わからない部分が必ずあって、悔しい
思いをしてます。

52/174 Sula (Toni Morrison)
すでに細かい部分で???がいっぱいでてきてます。でも面白い。
私の「面白い」は、先を読みたくなる、という意味です。でも、
難文と取り組んで、「理解できて面白い」と感じる事もあります。
ほんとは作者の意図が正確に把握できればいいんでしょうが、
自分でこじつけて納得できれば、よし、としてます(^^;

222:名無しさん@英語勉強中
07/11/25 18:54:03
103/809 Halberstam,The best and brightest
ベトナム戦争に突入したケネディーとジョンソンの政権時代の政治を
描いたノンフィクションの大作、もはや古典かと
アメリカの政治・現代史に関心ある人の必読書
あまりに大作なので投げ出しそうになっていますが、なんとか読んでます

223:名無しさん@英語勉強中
07/11/25 21:33:02
ハル氏…半年位前になくなった人だね。
私は翻訳だけど新潮文庫で「ヤンキーズの
黄金時代」みたいなやつを読んだことがある。
野球にそれほど興味がないので知らない
人名がたくさん出てきて滅法苦労したが
それでも面白かったので、それ終ったら
挑戦してみてはいかがかな? 多分
原書ではちゃんとした索引がついてると
思われるので翻訳より読みやすいかもw

…しかし翻訳で索引省略って許しがたいよな。
…あと関係ないけど最近キングのDESPERATION
という本を読んだらハル氏が実名で登場したので
ビックリしたな(登場人物の若い頃の写真の隣にいる
という形で)。ホント関係ないね、失礼w

224:名無しさん@英語勉強中
07/11/25 21:59:46
Potter買ってきた。

MISSの方を。

脚本ベースみたいで、ぱっと見よみやすそうだ。

225:(11772)Muse
07/11/28 18:37:00
174/174 Sula (Toni Morrison)

テキパキとした簡潔な文章。比喩的な表現にちょっと苦労した。
全体的に、何が主題なのか、何が言いたかったのか、よくわからず
に終わってしまった・・


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