03/05/03 19:51
飛び入りの者ですが、この手の本では、英文の長文をまず挙げて、
その後に文法中心にポイントを解説していくパターンはどうも好きに
なれませんね。
選ばれた文章の内容が、どうにも興味の持てない文学の一節とか、
机上の空論的な文明評論とかだったりすると、もうそれだけで
萎えてしまいますが、そういうのが目につくように思います。
楽しんで読み進められるようなエッセイとかショートショートはあまり
お目にかかったことありません。
英文解釈を学ぶ点から、込み入った構文となると、どうしても内容的に
そうなってしまうしまう面もあるのでしょうが、英文学のセンセイ方とかは、
著者の趣味丸出しという要因もあるのではないかなと思っています。
また、せっかく長文を載せるなら、短文の例文による本と差別化を
図るために、論旨の展開とか、英語での文章の特質まで踏み込んで
説明してほしいと思うんですが、そうした著書はあまり目に付かないような
印象があるのですが。