09/09/13 08:14:10 WrIipwMp
>>202
勝手に決め付けて、混同してるのは君ね。
マクロ経済学ってのは、ケインズの時代からミクロ的な議論が裏にあって、
それを踏まえたうえでの集計量を扱ってる。
それと
>>204
>いいですか、独占が成り立つ過程を想像してみてください。
「過程」の話はしてなくて、「結果」の話をしてるのね。
こういうのが、切り分けられないと、困るよ。
また、君が気にしている「過程」の話だとしても、初期配分がゼロならば、
独占までの過程はパレート改善だよ。
つまり、最初誰も何も持っていない状況から、誰かが全てを手に入れたとした
場合、手に入れられなかった人は、ゼロのままで効用が低下していない。
つまり、全てを手に入れた人は、他の人の効用を下げていないよね。
まあ、同じように考えると、君の出した例だと、独占しようが、一人1個ずつ
だろうが、どんな分配になっても過程はパレート改善で結果はパレート効率
なんだけどね。(書いてる例が、効用基準で特殊だから)
もっとも、自分は手に入らないのに、他の人が独占することで、精神的に
苦しくなって効用が下がる(妬みのような感情)とか、一人が独占する過程
で他者を攻撃するといったことがあって、他者の効用が下がってる可能性も
あるけどね。
で、話は戻って、過程と結果を切り分けることができてないから
>したがって、政策立案者が経済効率性を重視するということは、あなたの解釈では、効用の独り占め状態を
>かぎりなく認めること、許容すること、あるいは推し進めることに等しいということになります。
とかいう書き方をしてしまう。
ここも変だよね。いつの間にか「推し進めること」にまでなってる。
思い込みが激しすぎる。
パレート最適な意味で効率的な資源配分というのは、無限にあるのよ。
(「無限にある=いくらでも自由に」って意味ではないよ)
その中には独占も含まれる。
ただ、どのパレート最適の状況が社会的に望ましいかは、決められない。
それは、公平や公正っていう話が絡んでくるから。
で、公平や公正って基準を用いると、独占はまずいよねってことで、他の
状態になるような政策を行ったりする。
ただし、そういう政策を行うことは、「誰かの効用を下げずに、誰かの
効用を上げる」ことではない場合があるから、パレートの意味ではトレード
オフになる。
たぶん、何年かして、理解できたなら、あの時は凄い恥ずかしいことを書いちゃったなと
思うけど、ネットの悪いところでわざと話をずらしてる可能性もあるし、私としては書く
べきことは書いたので、そろそろ退散するね。
とりあえず、納得できないなら、後期が始まったら、大学の先生にでもこのやりとりを
見せてみなさい。