【誰か】マクロ経済入門【教えて】at ECONOMICS
【誰か】マクロ経済入門【教えて】 - 暇つぶし2ch169:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/26 19:51:37 C5DM3w3N
>>168

>他の人々を犠牲にすることなく誰かの暮らしを良くするようなあらゆる機会が
活用し尽くされているとき,経済は効率的だ.

「他の人々」が所得を独占している人であり、その人の所得を下げることなく、
誰かの暮らしを良くすることはできないから。

詳しくは、wikipediaでパレート効率性を調べることをお勧めする。

170:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/10 10:39:20 giQX5b8B
コブタクラス生産関数AK^aL~1-aの労働の限界生産の成長率は
Aの成長率+a×Kの成長率-a×労働の成長率であってますか?

171:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/10 10:41:02 giQX5b8B
すいません。間違えました
(1-a)Aの成長率+a×Kの成長率-a×労働
でした。あってますか?

172:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/10 17:57:16 oDvh/6zy
。。違います。。Aは独立変数で、lの前に1-a


173:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/10 18:23:57 giQX5b8B
(1-a)プラスAの成長率+a×Kの成長率-a×労働
ってことですか?

174:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/11 13:18:46 esXT+bwe
>>169
> 「他の人々」が所得を独占している人であり、その人の所得を下げることなく、
> 誰かの暮らしを良くすることはできないから。

意味不明です。所得を独占している人々がいるということは、

「他の人々を犠牲にすることなく誰かの暮らしを良くするようなあらゆる機会が
活用し尽くされているとき,経済は効率的だ.」
『クルーグマン マクロ経済学』(東洋経済新報社 p.19)

の公理に反すると思います。

175:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/11 13:29:03 odkhhHxq
>>174
>>169ではないけど、>>174は日本語の勉強が先だね。

では、ある独占者Aとそれ以外の人Bがいた場合、Aを犠牲にする(Aの効用水準を
下げずに)ことなく、Bの暮らしをよくしてみてくれますか。

「他の人々を犠牲にすることなく」というのは、現在の不平等の話にかかるのではなく
『これから』「誰かの暮らしをよくする」とした場合に「他の人々を犠牲にすることなく」
ってことです。

状況を変更する場合に、犠牲になる人がでないってことだけで、今格差があるとかは関係
ありません。

他の人々を犠牲にすることがなくてもいい状況ってのは、例えばAさんの欲しい物をBさん
が持ってて、Bさんの欲しい物をAさんが持ってる場合、AさんとBさんが物を交換すること
で、どちらの人も犠牲になることなく、両方の効用が上がりますよね。

もしくは、Aさんが持ってるものをBさんがとっても欲しくて、Bさんが持ってるものをAさんは
自分のものと同じくらいに評価している場合、この二人が物を交換すると、Aさんの効用は下がらず
Bさんの効用は上がりますよね。
(つまり、Aさんを犠牲にすることなくBさんの効用が上昇)

176:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/11 13:34:34 SobNYAnn
>>174
だから、所得を独占している人から、所得を奪わない限り、
他の人の所得を上げることができないということ。

このように、効率的な配分であったとしても公正な配分でないこともある。。

177:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/11 13:44:49 odkhhHxq
>>174
補足しておくと

例えばバリアンの「入門ミクロ経済学」にアパートの取引の例で完全競争市場と
価格差別による完全独占が共にパレート最適だっていうのが載ってるから読んで
みるといいよ。

手元にある古い翻訳(2版の翻訳)だと19ページ。
新しいのでは、一番最初の章にパレート最適の話は書いてあるはず。


178:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/11 20:29:46 C1yUt8YF
貨幣乗数の問題で、
現金通貨とは市中銀行が保有する現金を除いたもの
預金通貨とは市中銀行が保有する現金であると解釈しても大丈夫ですかね?


179:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/11 23:50:04 esXT+bwe
>>175
それは経済学の特殊な用法だよね。そういう意味ならばなぜ「犠牲」などという言葉を使うのかなあ。
クルーグマンが使っているのか翻訳者が使っているのか、言葉の用い方として変だよなあ。

「他の人々を犠牲にすることなく誰かの暮らしを良くするようなあらゆる機会が
活用し尽くされているとき,経済は効率的だ.」
『クルーグマン マクロ経済学』(東洋経済新報社 p.19)

というような言い方をすれば、普通、常識的な日本語理解としては、
「公平で公正に配分するために資源が最適に利用されているとき→効率的経済状態」
というふうに読解するよ。クルーグマンが紛らわしい言い方をしているのが問題じゃないかなあ。
経済学者の表現力を疑うよ。

単に、資源が使い尽くされている状態を示すだけなら、「資源が使い尽くされた状態」とだけ言えば済む。
なぜ、クルーグマンは、読者を煙に巻くような紛らわしい表現をあえてするのだろうか。それが疑問なのです。

180:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/11 23:56:20 esXT+bwe
例えば、10人を全人口とする国で、資源が1日あたり10個あったとして、その中の1人が10個の資源を
毎日1人で使い尽くしちゃっている。これを経済学的に「効率的」ということだよね?

それなら単に、「資源が使い尽くされた状態」→「経済的に効率的」とだけ定義すれば済む話じゃん。
なんで、クルーグマンは、それを回りくどい、紛らわしい、ややこしい言い方で読者を煙に巻くの?

そこに、『クルーグマン マクロ経済学』について私が抱く疑問の本当の意図があるわけですよ。

181:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 00:06:39 6mfsLKtB
無人島に10人が漂着した。10人は飢餓状態であった。島には木の実が10個あった。
そのうちの1人が9人を銃で脅して木の実を10個独り占めしてしまった。
そしてその1人によって木の実は10個取り尽くされた。この状態を経済的に効率的という。

こういうふうに解説すれば、もっとも分かりやすいのにね。なぜクルーグマンはそうしない?

182:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 00:37:53 MfyIMMEF
>>179
目的がずれはじめてるよ。

「公平」、「公正」、「平等」などとは別に「効率」っていう判断基準を立ててるのね。
確かに「犠牲」とか「暮らしをよくする」って、言葉の使い方は誤解させる可能性はある。
ただ、それは初心者に状況を想像してもらいやすくするためだろうね。

それと、まだ理解できてないよね。

「それなら単に、「資源が使い尽くされた状態」→「経済的に効率的」とだけ定義すれば済む話じゃん。」
それじゃすまないでしょ。
単に資源が使い尽くされた状態は、独占以外にも存在するので、そこから誰の効用も下げずに、取引によって
誰かの効用が上がる可能性があるんだから。

どうも、ミクロ経済学の知識が少ないようだけど、もう少し勉強すると「確かにこういう表現になるなー」って
分かってくると思うよ。

183:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 02:30:38 klvOGDV+
結局、ID:esXT+bwe にはクルーグマンは難しすぎたってことだな。

元重あたりから出直した方がいいと思われ。

184:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 12:26:57 QjSHFgsr
>>182
> 単に資源が使い尽くされた状態は、独占以外にも存在するので、そこから誰の効用も下げずに、取引によって
> 誰かの効用が上がる可能性があるんだから。

ん? その可能性はないでしょう。
だって、一定の資源(生産量)の制約のなかで誰かの効用を下げずに別の誰かの効用を上げることは
不可能のはずでしょう? そこにどうやって取引が成立しうるの?
「資源が使い尽くされている状態」とは、要するに零和状態になっているということでしょう?

例えば、>>181のような独占状態では、10人のうちの1人の効用は資源の個数にすると10個で、
他の9人は0個。ここには取引の成立する余地はない。
10人のうちの1人が6個持ち、4人が1個ずつ持ち、残りの5人が0個持つ場合を想定しても、
取引は成立しない。だってこの資源量の個数は効用の数(価値の量)を直接指している概念だからね、
取引は1個と1個でしか成立しない。取引しても6:1:0という格差は変わらない。

185:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 14:50:00 QgA2gbWR
>>184
それは限界効用が一定の場合のこと。

通常は限界効用は逓減する。

186:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 15:16:04 QjSHFgsr
功利主義の哲学ね。でもそれも一種の価値観だからね。

187:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 16:44:04 To104mOd
>>185
限界効用の逓減は>>184の話にはなんの変更も与えないはず。
それはむしろ再配分の効率性の論拠にはなるね。
経済効率性と公平公正性とが矛盾しないようにするための功利主義的アイデア。


188:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 17:38:41 TRJwdpN8
ところで、その限界効用は逓減は、今だに経済学界の常識中の常識、定説中の定説
と考えておいていいの?
そしてそれは、一国のマクロ経済の水準にも適用できるんですか? これ問題ですね。

189:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 18:24:12 MfyIMMEF
>>184

>>184の書いてる話ってのは、10人の人が10個で財が分割不可能、しかもみんなの持ってる
財が一種類しかないって特殊な状況でしょ。

>10人のうちの1人が6個持ち、4人が1個ずつ持ち、残りの5人が0個持つ場合を想定しても
これも、特殊な状況でしょ。

単純に個数を2倍して
10人のうちの1人が12個持ち、4人が2個ずつ持ち、残りの5人が0個持つ場合
3倍して
10人のうちの1人が18個持ち、4人が3個ずつ持ち、残りの5人が0個持つ場合
もしくは
10人のうちの1人が180個持ち、4人が30個ずつ持ち、残りの5人が0個持つ場合

という状況で、財の種類にバラエティがあったら、持っている人たちの間で
取引が行われないといえる?

クルーグマンの書いているのは、>>184の書いたような特殊な場合も含めて、
いろいろ状況でも成立する定義なのね。

190:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 18:29:26 MfyIMMEF
>>188
んなことはない。

ある財の限界効用が逓減しなくても、財の組み合わせで限界代替率が
逓減すれば、同様の理論は組み立てられるので、より緩い限界代替率
に置き換わってる。

ただ、それで全てが済むわけではないので、いろいろな議論があるけどね、
学部生レベルでこういうのに関心があるなら、岩波からでてる奥野、鈴村の
「ミクロ経済学」の2を読むといいよ。

>>189(訂正w)
>>184の書いてる話ってのは、人が10人で財が10個で、その財が分割不可能、
しかも財が一種類しかないって特殊な状況でしょ。


191:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 19:05:41 BCrj4mKG
財じゃなくて効用。財は何種類もあるんだよ。効用を資源の単位として数えているの。
1個というのは効用の単位の比喩。1個には様々な財が含まれているよ。

192:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 20:43:41 MfyIMMEF
>>191
それだとさ、意味がないのよ。
つまり、取引されるさまざまな財には、財ごとに、その人ごとの効用がある。
だから、財と財の間で取引が行われる。

各人の効用が現在いくらかってのを、並べてみても、それを交換する財という
媒介手段を除いていては、そもそも交換するとか、効率とか考えられない。

各人の効用が、どのような財を持つことで成立しているのかってのが、抜けると
意味ないのよね。

また、AさんとBさんがいた場合、Aさんの効用が10で、Bさんの効用が5
なんていう計算はできない。
AさんとBさんが、ビールと焼き鳥でどっちが好きかは決められる。
でも、AさんがBさんよりも、ビールを5倍好きとかは決められない。

つまり、個々人の効用を直接比較することはできないので、>>184の書いた内容が
財ではなくて効用だとすると、本当に初歩的なことも分かっていないということに
なる。

Aさんがa,b,c,dという財をある組あわせで持っている、Bさんもa,b,c,sという財を
ある組み合わせで持っている。
で、お互いが、自分の財の間の限界代替率を考慮して、相手と交換することで、自分の
効用を上げようとする。
その結果として、各人の効用を、他の人の効用を下げないでは上昇させられない状況になる。
これが効率的な状況ということで、クルーグマンの説明はこのことを言っている。

いろいろと考えているようだけど、根本的に理解してないと思うよ。
ということで、マクロ以前に、本当の初歩的な教科書でミクロを勉強して、限界代替率とか
のところを理解した方がいい。

193:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 20:45:08 MfyIMMEF
>>192 (訂正)
>AさんとBさんが、ビールと焼き鳥でどっちが好きかは決められる。
AさんとBさんが、それぞれビールと焼き鳥でどっちが好きかは決められる。


194:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 21:14:04 THcJbN4V
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195:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 21:37:30 QgA2gbWR
だんだん話題がミクロに流れて行っているな

196:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/12 23:46:54 BCrj4mKG
>>165に話を戻そう。
『クルーグマン マクロ経済学』(東洋経済新報社)には、{

他の人々を犠牲にすることなく誰かの暮らしを良くするようなあらゆる機会が
活用し尽くされているとき,経済は効率的だ.

}(同書19頁)と書かれてある。
これはあくまでマクロの話でミクロの水準で財がどうのこうのと言っているわけじゃない。

他の人々の効用を下げずに誰かの効用を上げることができないほどに資源が活用し尽く
されている、使い尽くされているときに、経済は効率的である、といった意味の定義を、
ここでクルーグマンは明らかに行っている。
そう読解することが果たして誤読だろうか。>>192が言うように「意味がない」と言えるのか。


197:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 00:24:49 WrIipwMp
>>196

>他の人々の効用を下げずに誰かの効用を上げることができないほどに資源が活用し尽く
>されている、使い尽くされているときに、経済は効率的である、といった意味の定義を、
>ここでクルーグマンは明らかに行っている。

これは合ってるよ。
よくあることだけど、やり取りしてるうちに、理解できたみたいね。

これまたよくあることだけど、最初に書いてたこと( >>165>>168)と>>196 で
書いてることが、違ってきてることには気づいてないみたいだけどね。

>>196の定義だと、独占でも効率的だってのは理解できたでしょ。
それが理解できれば、この話はおしまい。

私は>>192で、わざわざ
>その結果として、各人の効用を、他の人の効用を下げないでは上昇させられない状況になる。
>これが効率的な状況ということで、クルーグマンの説明はこのことを言っている。

と書いたのは、理解してもらうために誘導したんだけどね。

ただ、>>192だけど、「意味がない」の意味が分かってないみたいね。
問題のセットアップの仕方が不適切って意味だからね。
ここまでのやりとりでも、極端な形だけを考えて議論を進めようとしてるでしょ。
そういったものも含む形で一般的な条件で議論をしないとダメだよってこと。
視野が狭すぎる。

例えば、三角形一般に成立する話をしてるのに、直角二等辺三角形だけでしか
成立しないことを例にあげて話をしても意味がないよって話ね。

それと、「ミクロの水準で財がどうのこうの言ってるわけじゃない」とあるけど、
そういう考え方が間違い。
財がいろいろあるなんてのは基本的な前提なので、いちいち断らない。
そういったさまざまな財が取引された結果として、クルーグマンの書いている
状況が達成されていれば、効率的なの。

逆に言えば、取引によって誰も犠牲にならずに、誰かの効用が上がるなら、それは
資源が活用しつくされていないてこと。

198:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 00:36:54 2Ca4SX5W
リーマンショックがあらわれた!
リーマンショックはマダンテをとなえた!
アメリカは500ダメージをうけた!
日本は300ダメージをうけた!
イギリスは800ダメージをうけた!
イギリスは死んでしまった!
麻生「いのちをだいじに!」
麻生「フバーハ!」
麻生「スクルト!」
麻生「ザオリク!」
麻生「ベホマラー!」
馬車からマスコミがとびだしてきた!
マスコミ「ザキ」
麻生は死んでしまった!
馬車から鳩山がとびだしてきた!
鳩山は混乱している!
鳩山「パルプンテ」 ←いまここ

199:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 00:46:23 6YpXxGbs
>>197
だから、単に「資源が使い尽くされている」と言えばいいだけの話だと言ったんですよ。>>179

だって、資源が使い尽くされているということは、自動的に、誰かの効用を下げずに別の誰か
の効用を上げられないということを意味することは明らかでしょう? 違いますか?
よって、(効用)資源が使い尽くされている状態とだけ言えば済むことになりますよね。

>>180のモデル例も、>>181のモデル例も、明らかにそれを提示したものです。
なんでその時点で同意の返答をいただけなかったのかなあ。

つまり、10ある効用資源のすべてを10人のうちのたった1人が独占している状態を想定しても、
この定義にまったく収まるわけでしょう? 矛盾していないはず。
なんでその時点で同意いただけなかったのか。

200:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 01:02:28 6YpXxGbs
>>197
> それと、「ミクロの水準で財がどうのこうの言ってるわけじゃない」とあるけど、
> そういう考え方が間違い。
> 財がいろいろあるなんてのは基本的な前提なので、いちいち断らない。

だからこちらは、いちいち断らずにそれを含めてそれを前提にして書いたはずですよ。
なのにそちらが財がいろいろあることをこちらが見落としていると来た。
それに対して、見落としてなんかいませんよ、それを含めて資源(=効用)と言っているのですよ、と。

> 逆に言えば、取引によって誰も犠牲にならずに、誰かの効用が上がるなら、それは
> 資源が活用しつくされていないてこと。

「取引によって誰も犠牲にならずに、誰かの効用が上がる」?????
こちらは何度も言っているじゃありませんか、資源は使い尽くされた状態にあると、何度も。
そして、この状態で零和ゲームにならない取引は存在しないという分かりやすい例を挙げて。

しかし、一般に「他の人々を犠牲にせずに生活を良くする」と言えば、こういう例は想定されないでしょう。
10ある効用資源を10人のうちの1人が独り占めする状態を目指すことが経済的に効率性を実現すること?
そしてその状態が、「他の人々を犠牲にせずに生活をよくするあらゆる機会が活用されている状態」?
ふつうに読解すれば首を傾げますよね? 経済学の言葉遣いが極めて独特であることを物語っているし、
ふつうの一般読者を混乱させ、煙に巻き、誤解させるようなレトリックをあえて使っているとね。



201:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 01:51:32 WrIipwMp
>>199
「資源が使い尽くされている」なら「誰の効用もさげることなく、誰かの効用を上げられない」
とはならない。
使い方の変更によって、誰の効用も下げることなく、誰かの効用を上げられる可能性が排除されない
から。

ただし、「誰の効用もさげることなく、誰かの効用を上げられない」状況になっているなら
「資源が使い尽くされている」。使われていない資源があれば、それによって「誰の効用もさげる
ことなく、誰かの効用を上げられる」から。

単純な論理なんだけど、ここがわかってないでしょ。

で、>>199は例を出していると書いてるけど、それは、状況を追加することにより

「資源が使い尽くされている」=「誰の効用もさげることなく、誰かの効用を上げられない」

という、両方が等式で結ばれるような特殊な状況の話になってる。
なので、直角二等辺三角形だよとコメントした。

>>200
で、そもそも問題は、独占は効率的じゃないのではという話だったよね。

「10ある効用資源を10人のうちの1人が独り占めする状態を目指すことが経済的に効率性を実現すること?」

なんてことは、私以外の回答者もクルーグマンも言っていない。
単に、結果を評価する際に、「こういう状況なら効率」って定義してるだけであり、それを「目指す」
なんてことは言ってない。
ただ、定義からは独占も効率的と判断されるってだけ。

最も、ミクロ経済で余剰分析をすると独占と完全競争では、総余剰がどちらも最大になるけどね。

それと、いろいろと否定されて頭にくるのも分かるが、自分が理解できないことを、
>ふつうに読解すれば首を傾げますよね? 経済学の言葉遣いが極めて独特であることを物語っているし、
>ふつうの一般読者を混乱させ、煙に巻き、誤解させるようなレトリックをあえて使っているとね。
と、とらえる人は、学問には向かないよ。

確かに分かりづらいかもしれないけど、こういう定義は分かってしまえば、逆に誤解のしようがない。
初見の分かりやすさよりも、ある事象について、お互いの話している内容が一致してるということが
確保されるのが大切なので、回りくどく感じる表現になってる。

202:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 02:18:18 6YpXxGbs
>>201
使い方の変更によって誰の効用も下げることなく誰かの効用を挙げられる状態というのは、
資源が(全部)使い尽くされていることを意味しないでしょう。財と効用を混同してないですか?
マクロの水準での効用という資源を問題にしているのですから。

あるだけの効用が使い尽くされているということは、残りの効用はもう存在しないのですよ。
使い方を変えるとかミクロの話をしているんじゃないのです。
使い方をどう変えようとも効用という資源が全部食い尽くされてしまっている状態を想定してください。

で、あなたによると、その状態が経済が効率的に運営されている状態であると経済学的に定義される。
クルーグマン博士もそう言っていることになる。

203:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 02:34:35 6YpXxGbs
>>201
> で、そもそも問題は、独占は効率的じゃないのではという話だったよね。

独占が、「他の人を犠牲にせずに誰かの暮らしを良くするようなあらゆる機会が
活用し尽くされた」結果であると果たして言えるのかどうかというのが、そもそもの疑問です。

つまり、10の効用(資源)しかない島に10人が漂着し、そのうちの1人が10の効用を独り占めすることが、
9人の犠牲の上に成り立っていない状態=経済的効率状態にある、と果たして言えるのかどうか、です。

> 「10ある効用資源を10人のうちの1人が独り占めする状態を目指すことが経済的に効率性を実現すること?」
> なんてことは、私以外の回答者もクルーグマンも言っていない。

クルーグマンは、その話を公平公正な分配政策との対比で、政策立案者たちがどちらを優先すべきか
という話を絡めて述べていますよ。

『クルーグマン マクロ経済学』 {
政策立案者たちが効率性よりも公正性を正確にどのくらい優先すべきかは、
政治過程の核心に迫る非常に難しい問題である。 }(p.20)

したがって、政策立案者が経済効率性を重視するということは、あなたの解釈では、効用の独り占め状態を
かぎりなく認めること、許容すること、あるいは推し進めることに等しいということになります。
たしかにその解釈をすれば、公平や公正という概念とはトレードオフ関係が成り立つでしょうから矛盾はなくなります。

204:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 02:41:19 6YpXxGbs
いいですか、独占が成り立つ過程を想像してみてください。

10の効用を1人に独占させるような効率性追求のプロセスは、他の人たちの効用の分け前を
減らしたり無くしたりなずに、つまり他の人の幸福権を犠牲にせずに、誰かを幸せにする過程ですか?

205:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 08:14:10 WrIipwMp
>>202
勝手に決め付けて、混同してるのは君ね。
マクロ経済学ってのは、ケインズの時代からミクロ的な議論が裏にあって、
それを踏まえたうえでの集計量を扱ってる。

それと
>>204
>いいですか、独占が成り立つ過程を想像してみてください。

「過程」の話はしてなくて、「結果」の話をしてるのね。
こういうのが、切り分けられないと、困るよ。

また、君が気にしている「過程」の話だとしても、初期配分がゼロならば、
独占までの過程はパレート改善だよ。
つまり、最初誰も何も持っていない状況から、誰かが全てを手に入れたとした
場合、手に入れられなかった人は、ゼロのままで効用が低下していない。
つまり、全てを手に入れた人は、他の人の効用を下げていないよね。

まあ、同じように考えると、君の出した例だと、独占しようが、一人1個ずつ
だろうが、どんな分配になっても過程はパレート改善で結果はパレート効率
なんだけどね。(書いてる例が、効用基準で特殊だから)

もっとも、自分は手に入らないのに、他の人が独占することで、精神的に
苦しくなって効用が下がる(妬みのような感情)とか、一人が独占する過程
で他者を攻撃するといったことがあって、他者の効用が下がってる可能性も
あるけどね。

で、話は戻って、過程と結果を切り分けることができてないから

>したがって、政策立案者が経済効率性を重視するということは、あなたの解釈では、効用の独り占め状態を
>かぎりなく認めること、許容すること、あるいは推し進めることに等しいということになります。

とかいう書き方をしてしまう。
ここも変だよね。いつの間にか「推し進めること」にまでなってる。
思い込みが激しすぎる。

パレート最適な意味で効率的な資源配分というのは、無限にあるのよ。
(「無限にある=いくらでも自由に」って意味ではないよ)

その中には独占も含まれる。
ただ、どのパレート最適の状況が社会的に望ましいかは、決められない。
それは、公平や公正っていう話が絡んでくるから。

で、公平や公正って基準を用いると、独占はまずいよねってことで、他の
状態になるような政策を行ったりする。
ただし、そういう政策を行うことは、「誰かの効用を下げずに、誰かの
効用を上げる」ことではない場合があるから、パレートの意味ではトレード
オフになる。

たぶん、何年かして、理解できたなら、あの時は凄い恥ずかしいことを書いちゃったなと
思うけど、ネットの悪いところでわざと話をずらしてる可能性もあるし、私としては書く
べきことは書いたので、そろそろ退散するね。

とりあえず、納得できないなら、後期が始まったら、大学の先生にでもこのやりとりを
見せてみなさい。

206:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 09:21:45 6YpXxGbs
>>205
この問題は、経済学者が「こうしたほうが経済的に効率的だ」と言っていた場合にそれが
いったい何を意味しているか、ということを一般に啓蒙する上で、われわれ一般市民がそれを
どう受け取ったらよいかを理解する上で、すごく重要な点なので、あえてこだわっているんです。

経済学者がすでにその定義を与えているとするなら、彼らが効率性と言った場合に何を前提に
しているか、なにを目指しているかを、知っておく必要がありますもんね。

過程は結果を成り立たせる条件だとするなら、この場合ではどう言っても同じことではないかなあ。
あなたが言っている「パレート改善」は過程の話?それとも結果の話?

「初期配分がゼロならば、独占までの過程はパレート改善だよ」とあなたは言うわけだけど、
例えばその過程が5年間かかっているとすると、政策立案者は、その「経済的効率性」とやらを
実現するために5年間にわたって独占に至らしめるまでの政策を推進していることになりますよね。
経済的に効率性を実現するとは、そういうことを意味する。
たしかにそう考えれば公平性と効率性とは交互に排他的関係によって成り立っていると定義できる。

> もっとも、自分は手に入らないのに、他の人が独占することで、精神的に
> 苦しくなって効用が下がる(妬みのような感情)とか、一人が独占する過程
> で他者を攻撃するといったことがあって、他者の効用が下がってる可能性も
> あるけどね。

悪意のあるそんな言い方をしないでも、配分可能性、分け前に預かれる見込みが絶たれる
という意味で効用は下がっていると言えばいいことじゃないですか。
初期値がゼロだとあなたは言いますが、その前提が間違っているんであって、資源と言っている
からにはあの例の場合は最初の段階では初期値は10ですよ。資源は10人全員のものとしてある。
そこで問題になっている誰がそれをどれだけ使ってしまうかという過程です。
資源がない状態なら初期値はゼロでしょうけど。

207:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 09:23:59 6YpXxGbs
脱字修正。
そこで問題になっているのは、誰がそれをどれだけ使ってしまうかという過程です。

208:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/13 14:22:59 WrIipwMp
>>206
というかさ、効用をどうやって図るかの基本も分かってないでしょ。
頼むからミクロの基本を勉強しなおしてね。

マクロ経済だからマクロの効用ですなんていったら、政策論でどこに
投資するとかの話ができないでしょ。

で、君が「一般に啓蒙する」とか「われわれ一般市民」とかいう、
高邁というか尊大な目標を持つのはいいんだけど、「われわれ一般
市民」という言葉で、自分を正当化するのはやめたほうがいいと思う。

それに、「啓蒙」するなんて、どれだけ君は偉いのかな。
また、君は「一般市民」ではなくて、君個人でしかない。

啓蒙だとか、一般市民とか考える前に、自分が無知だということを
理解したほうがいい。
啓蒙だとか、われわれ一般市民とか書いた瞬間に、バカにされるよ。

それにだ、経済学における「効率の定義」については、経済学を
まじめに学ぼうとしているのであれば、経済学を専門にしている
立場から答えるけど、君自身が、別の目的で話を続けているのが
はっきりしたんだし、単なる君の正義感を満足させるための質問に
回答する必要はないと思う。
(まあ、質問するのは自由だし、誰か回答してくれる人もいるかも
しれないが...)

途中で思ったんだけど、経済を専門にしてないか、○経をならって
発想がちがってる、まじめな人って気がする。
ただ、何かを学ぶ時には、とりあえずはその学問の体系と素直に向き
合った方がいい。
数学できないのが、数学なんて意味がないって言ってるの一緒。

理解した上で、批判しましょうね。

>>206
とはいえ人がいいので書いておくが、
私がゼロといってのは、資源10が誰の所有物にもなっていないので、
各人の持分がゼロということ。
そこから、さまざまな状態(一人が10で他がゼロなど)になっていく。
この場合、初期条件では各人の持分はゼロなので、効用はゼロ。
そこから誰かが持分を増やせば、その人の効用は増加するけど、他の人
は最初の状態のままなので効用の低下はない。

じゃ、後は他の人に任せた。ノシ

209:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/15 02:31:27 TXkbC6P6
>>208
あいかわらず罵詈雑言ばかりだね。
「啓蒙」は君への皮肉。
「頼むからミクロの基本を勉強しなおしてね」みたいな物言いを
繰り返している君へのね。
他人に尊大だとか偉そうにというまえに自分を鏡で見ることをオススメする。

「われわれ一般市民」という言葉のどこが尊大なのかな。
「経済学」の門外漢が経済学の専門家が使う用語への素朴な問いを
発しているだけのこと。それに大して尊大な態度をとってきたのは誰かなあ。

話を本題に戻すよ。

210:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/16 00:44:42 jZTHVudp
>「経済学」の門外漢が経済学の専門家が使う用語への素朴な問いを
>発しているだけのこと

そういうのは、こんな場末のトイレみたいなところでやらないで、堂々とブログで主張するとか、
本や論文書いて世に問う方が建設的だ。

211:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/16 10:02:58 L4IjN+Zc
政府の税収ってGDPに含まれますか?

212:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/16 14:49:58 ++oEEJMH
>>211
税収はGOPに含まれないが、支出は含まれる。

213:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/16 23:25:26 ilSTiXJl
>>185
限界効用が逓減するということはつまり、社会が貧しい時代はどんどん経済成長したとしても、
豊かになればなるほど次第に経済成長は鈍化するということですか?

214:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 01:05:46 1BVlN0ZB
>>213

そもそも、経済成長って何で起こると思う?
全体の経済成長と一人当たりの経済成長を分けて考えたうえで、
>>213のように考えた理由を説明してみて。

215:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 07:31:48 FeNQ+MYi
>>213
限界効用逓減はたぶん成長率には影響しない。資本の限界「生産力」が逓減する
場合、豊かになればなるほど一人当たりの経済成長率は鈍化し、技術進歩率に
収束する。

216:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/18 13:06:43 BPlifPEx
>>215
限界代替率の逓減は効用関数の中で、労働と余暇の代替をもたらすので
凄く豊かになることが、働くことよりも余暇を選ぶ原因となるならば、労働
供給が減少して成長は落ちる可能性があるよね。
(普段は表に出てこないけどね)

217:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 11:55:10 WauAypsW
限界効用逓減の法則はどのように証明されているのでしょうか。
というのは、一杯目のビールより二杯目のビールの効用が減るかどうか
というのは個人の主観性の問題ですよねえ?

218:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 19:24:05 6H7SDYHG
>>217
人によっては、1杯目よりも2杯目がうまいとか、3杯目が一番という人も
いるかもしれないが、理論を作る時は一般的にどうかってことで考える。

とはいえ、今は限界効用じゃなくて、限界代替率で理論を作る。
これだと、個々の財で限界効用が逓減しなくてもいい。

もっといえば、限界効用の逓減みたいなのは、理論を整合的にするための
ありそうな範囲での仮定だけどね。

219:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/19 22:46:40 AF92DWk1
>>216
確かに、所得効果を通じて労働供給に影響を及ぼすから、定常均衡以外では成長率も変わって
くる。
>>217
限界効用が逓増する場合、右下がりの需要関数が導けないから、ほとんどの財の場合、現実に
そぐわない―という答えはどうか。


220:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/20 02:27:19 dHwsQEIb
金融サミットで「トービン税」協議、声明に盛り込む公算=G20筋
2009年 09月 19日 15:21 JST
関係筋の1人はロイターに対し「(トービン税が)真剣に協議され、(声明で)言及する計画だ」と述べた。
URLリンク(jp.reuters.com)

221:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/21 20:33:33 r/41gYAs
>>214
教科書的には労働生産性と書いてあるけど、
この生産性ってけっきょく需要に結果する人々の消費性向に依存しているんでしょ?

222:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/22 00:30:10 7eCn9MUV
>>221
日本語がおかしいぞ。w

労働生産性ってのは、労働者が同じ労力でどれだけの生産をするかって
いう能力のこと。
大卒と高卒では、どちらが時間当たりの生産性が高いかとか考える。

それを前提とした上で、景気の状況などによっては、アウトプットの
総量が増減することはある。

それと、>>214のコメントは、経済成長の話だけど、労働生産性だけ
じゃなく資本生産性もあるし、それじゃはかれない部分としてTFP
ってのもある。
また、一人当たりでなければ、人口も資本ストックの量も関係する。

その内どの部分に、限界効用が関係するかってことを考えないといけ
ない。
それについては>>216でコメントした。

223:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 14:30:51 N25lMfmu
「消費関数c=0.9、租税関数t=0.2のときの投資乗数を答えろ」って問題があって
解答・解説に
「乗数は1/1-c(1-t)であるから、1/1-0.9(1-0.2)=1/0.28」って書いてあったんですけど、
どうしても分母が0.28になるのが納得できません。この数式からどういう過程で分母が0.28になるのでしょうか?

224:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 16:41:45 +06q42/F
生産性って言葉は、使う人によって意味が全然違うからね。

分母と分子をしっかり確認しないと会話がすれ違うし、良くわからんで
生産性生産性と連呼している事もある。

経営学系の人だと、ターゲット生産物の個数/労働投入時間で、具体的に
言えばライン工の作業効率になる事が多い。こういう数値を改善する時には
端的に言って、資本投下をして資本生産性を下げる事。バーターで労働
生産性が上昇する。根性ややる気で上がるんなら経営学は不要w

経済学系だと、分子が付加価値になる。付加価値って事は大雑把に言うと
粗利益とイコールなので、デフレで売価が下がると生産性が落ちるなんて
現象も発生する。

225:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 16:42:51 +06q42/F
>>223
中括弧が1個抜けてるっぽいね

226:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 18:19:42 +dt9ma2F
経済的効率を追求する上で、限界効用が逓減する仮定を導入すれば、
10個を10人で1個ずつ分け合うのがいちばん社会の総効用が多くなる
ように思われますが・・・
そういう意味でもやはり経済的効率=平等の原理であるように見えます。

227:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 19:22:58 +06q42/F
>>226
どのくらい欲しいのかは人によって違う。
それは数値化されていないので、市場で取引して価格という数値指標で
判定するしかない。100円なら売っちゃえという人と、100円なら
2個欲しいという人で取引が成立して、欲しい度合いがはっきり比較
できるようになります。それが経済活動って奴です。

228:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 21:13:09 +dt9ma2F
そうなんでけど、モデルとしてもっとも単純化するほうが分かりやすいと思って。

229:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 01:18:39 SA1lF4h4
>>228
社会の総効用なんて概念は存在しませんが。何か?

というか、平等の原理ってののどこをどうモデル化したの?君は。

230:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 02:19:46 vdFiEkU/
>>229
マクロ経済学は、効用の総計を問題にしないのですか?
効用の総計を最大化するというのがマクロ経済学の課題じゃないのですか?

231:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 02:22:56 SA1lF4h4
>>230
マクロ経済学には効用なんて概念は存在しません。

ミクロ経済学では効用という概念は存在しますが、
それを社会全体で足し算することはできません。

232:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 02:29:11 vdFiEkU/
10杯のビールを10人で分け合う場合
2杯目3杯目・・・・と1杯ずつ飲む杯が増えるごとにその効用(満足度)は0.1ずつ減ると考える。
とすると、10杯のビールの効用を減らすことなく分配する経済政策は、10人が1人1杯ずつ
飲むようにすることになって、いわゆる平等主義的な分配と結果的に同じ事になってしまう。

233:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 02:31:37 vdFiEkU/
>>231
なぜ、足し算できないの?

234:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 05:25:40 UDgussY5
>>229 >>231
マクロ経済学(ケインズ経済学を除く)で社会総効用を定義して最適税制などを議論すること
はよくある。

>>226
経済効率=平等は一般に成り立たない。逆に効率と平等のトレード・オフが議論される場合が
多い。効率を最大化したい場合には、最適所得税率はゼロとなることが多いが、それが社会総
効用を最大化するするとは限らない。

235:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 08:51:23 SA1lF4h4
>>233
数値化できる事が保証されていないから

236:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 12:30:41 f2+JjTDB
現実には、utilitarian welfare functionとか使われているわけだから、そう頭ごなしに
否定することもないだろう?

237:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 12:33:37 f2+JjTDB
現実には、utilitarian welfare functionとか広く使われているわけだから、そう頭ごなしに
否定することもないだろ?

238:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 12:35:20 f2+JjTDB
ごめん、かぶった。

239:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 12:59:13 1On5uG6k
>>232の論理は、政治思想的には功利主義者の立場から再分配政策の効率性を論じる際に、
実際に用いられている常識的な論理のはずですよ。それを少し大げさに表しているけど。

240:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 13:13:11 SA1lF4h4
>>232
1杯目の効用が同じだという仮定。
1杯ごとに効用が0.1づつ減るという仮定。
そして効用が数値化できて、他者と比較可能だという仮定。

この3つの強い仮定の下では、平等主義的な配分と功利主義的
な配分が一致するってだけのこと。

この3つの強い仮定の上での議論だと認めるなら、別にどんな
論理展開してもかまわないけど、しょせんそういう極端な制限
つきの話であるという事実は認めなければならないと思う。

241:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 13:25:07 1On5uG6k
効用が定量化計量化するなら、個々によって1杯目の効用が違うことがどうやって分かるの?

242:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 13:28:19 1On5uG6k
失礼。訂正:効用が定量化計量化できないなら、

243:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 14:29:03 SA1lF4h4
>>241
だから、わからないって事なのよ。

244:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 15:27:41 1On5uG6k
経済学にとっては効用概念は文学的表現ってこと?

245:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 15:34:41 SA1lF4h4
基数概念ではなく序数概念だという事

246:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/25 23:44:34 1On5uG6k
それじゃ選好概念と同義で二つの語を使う意味はないでしょ。
効用自体はやっぱり文学的表現として仮定されているだけでは?

247:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 01:07:27 dLFUh6DI
だから、限界効用とかの「限界概念」を徹底的に重視するのよ。

248:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 02:12:53 9ZBCJnRH
そんなこまけぇことを気にしてたら、各世代の構成員全員の効用関数は同一とする、
みたいな仮定のOLGモデルなんてry

249:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 05:12:41 HHmBbuZP
まだやってる。w

経済学の基本的な考え方は、基数的な効用ではなくて、序数的な効用でも
展開することができる。

基数的効用と序数的効用を比べた場合、序数的効用の方が前提条件を少なく
することが可能なので、序数的効用を用いる。

ただし、問題によっては序数的効用では、理論構築ができない場合があるので
そういうときには基数的効用を用いることもある。

>>246 は、経済学と一緒に数学も勉強した方がいい。

250:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 06:56:39 o1TgQyZd
確定しました。やっぱり来るみたい。今回は10月1日までは警戒が必要。
千葉神奈川静岡東京茨城や他の関東が危険

(重要事項につき会員同時公開) 2009/09/25

(5) なお、HAARPに誘引されて、関東地方ではM5前後の中規模地震が発生するだろう。

(3) HAARPの影響は大気イオンのみならず、気象現象や通信、動物の狂乱状況をも生み出し、
疑似宏観異常現象を発現させる。いわば環境テロである。
(2) HAARPは電磁波を宇宙に向けて放出、電離層を刺激し、反射して地表付近の大気イオンに影響を与えるものと聞いている。
HAARPの運用状況と大気イオン濃度変動を見比べると、明らかに同期しているとの指摘を多数頂戴した
大気イオン地震予測研究会e-PISCO
理事長 弘原海 清 大阪市立大学名誉教授
URLリンク(www.e-)<)★pisco.jp/r_i★on/attention/090925weekly_z.html
URLリンク(s02.megalodon.jp)★pisco.jp/r_i★on/attention/090924weekly_e.html

HAARPの動きを四川地震のパターンに今回に当てはめると9月27日が危険
URLリンク(gol)<)★og8★4.fc2.com/bl★og-date-20090922.html

世界的科学者がハープは地球の気候や人の脳を損傷させる兵器の疑いがあると
URLリンク(www.yo)<)★ve2★4.2ch.net/eq/

9.11事件、破壊されたWTCで働くユダヤ人は1名も死んでいませんでした。
URLリンク(da)★mhantaikanuma.we★b.infoseek.co.jp/Sonota/91★1dead.html

地震来たら権力者達が犯人。・・・ユダヤ人は大量に人を殺しています。

251:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 10:32:25 teqkfUtU
>>249
序数的な効用って具体的に何を指しておっしゃっているのでしょうか。
基数序数は厳密な数学用語でしょうが、「的な効用」という言い方をしたときには
完全に経済学的なジャーゴンになっていますからねえ。数学的問題ではない。

252:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 10:37:09 teqkfUtU
限界代替率も「擬似」数学化だと考えていいのかな

253:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 14:25:17 HHmBbuZP
>>251
序数的効用という話については、効用関数を考える時に、その結果を
「基数」としてとらえるか「序数」としてとらえるかってこと。

また、数学を勉強した方がいいと書いたのは、ある状況(理論)が成立
するためには、どの条件が最低限必要で、どの条件が余分かってことを
考えないとダメだってこと。
>>251 にはそういう考え方が無い。

で、>>252 についてだけど、そんこといったら、理系の学問もほとんど
擬似数学化として扱えるよね。

経済学は「限界代替率」を、なんで「限界効用」と置き換えたのか、
置き換えることで何がいえなくなったのか、その言えなくなったことは、
経済学って学問の中で、どういう意味を持つのかってのを考えてみると
いいよ。

254:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 14:40:41 HHmBbuZP
>>253
>経済学は「限界代替率」を、なんで「限界効用」と置き換えたのか、

これでも、日本語として間違いじゃないけど、どっちの意味にも取れるので
以下に訂正。

「経済学は、なんで「限界効用」の代わりに限界代替率」を使うようになったのか、」


255:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 15:07:09 teqkfUtU
>>253
> また、数学を勉強した方がいいと書いたのは、ある状況(理論)が成立
> するためには、どの条件が最低限必要で、どの条件が余分かってことを
> 考えないとダメだってこと。
> >>251 にはそういう考え方が無い。

意味不明ですね。。>>251にその考えが無いのではなく、>>240にその考えが無いんですよ。
>>251のいったいどこにその考えが無いと言えるのかな。


256:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 15:14:37 teqkfUtU
>>254
ならば、限界代替「率」という言い方がややこしいですね。数学用語をやたら濫用しているとしか思えない。

257:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 17:34:25 teqkfUtU
序数的効用概念を用いても>>232の主張は成立するんじゃないか。
なぜ成立しない?

258:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 17:47:51 dLFUh6DI
>>257
序数的効用でかつ、全員の効用関数がある特殊な組み合わせ(一番
わかりやすいのは、全員が同じ効用関数)の時にしか成立しない。

259:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 17:53:03 teqkfUtU
>>258
そんなことはないですよ。平等の概念は、均一とは違いますからね。

260:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 18:26:20 teqkfUtU
0.9という表現が基数的だというならば率という表現も成り立たなくないですか?

261:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 20:11:48 iJTZdCE9
結局、効用概念は、2ちゃんねらーが好んで用いているような
序数効用>>>[越えられない壁]>>>>>基数効用
といった、2ちゃんねる語的意味での「>」記号でしか表せないということでしょうかw

序数を擬似的に基数化(?)して計算できないのでしょうか。

C > D > A > B

例えば上のようなaさんの選好序列に、その価値の優先順位の高い左側のモノから
C=4点、D=3点,A= 2点, B=1点と値を逆順に代入し、aさんがCを1つゲットしたら4点、
2つゲットしたら8点、みたいに・・・

i CCCC ゲットした場合、4x4=16点
ii CCDD ゲットした場合、4x2+3x2=14点
iii CABC ゲットした場合、4x2+2+1=11点

限界効用が逓減していく法則も、1つめ>2つめ>3つめ>4つめ、と考えられるから、
これに左側から4点、3点、2点、1点と値を割り振ってみる。点数が大きいほうが効用が大きい。
そうすると効用を計算できる。
もちろんこの計算結果は便宜的に使われた相対的な数値であるけれども、
数という目安でもって「比べる」作業はできる。

ところで、一社会あるいは一国の、総効用、総付加価値というのは、いかなる方法でも
本当に計れないのでしょうか。

262:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 21:13:54 iJTZdCE9
財を貨幣にしたらどう?

263:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 23:08:18 HHmBbuZP
>>261 ばか!w

序数の方が基数よりも、条件が緩いんだから、序数の効用を基数の
効用に変形しても、同じことが言える。
基数にする際に、数量化できるように条件を追加しているんだから、
「数という目安で比べる」ことができるのは当たり前。

問題は、その条件が妥当かってこと。
で、同じことが言えるなら、条件(制約)は少ない方がいい。

「左側から4点、3点、2点、1点と値を割り振ってみる。」と書いてる
けど、そのように点数付けをする理由に根拠が無いよね。
「10、9、2、1」じゃダメなの?「6、3、2、1」でもいいんじゃない?

i CCCC ゲットした場合、4x4=16点
ii CCDD ゲットした場合、4x2+3x2=14点
iii CABC ゲットした場合、4x2+2+1=11点

についても、16,14,11である必要はないよね。

そこを突き詰めていくと、i>ii>iiiっていう効用の大小関係(順序)
だけあれば、理論が作れるって所に行き着くわけ。

264:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/26 23:11:48 HHmBbuZP
>>262
貨幣の効用が逓減しないのであれば、効用の相対的な比較は可能。

消費者余剰、生産者余剰で、総余剰を計算して市場のパイを測る
ってのは、貨幣の効用が変化しないって前提で成立してる。

効用関数が基になってる消費者余剰と、企業の生産関数が基に
なってる生産者余剰を加えていいのは上記の前提のおかげ。

265:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 00:46:23 Or5V4MTm
>>263
だったら、基数的、序数的なんて区別をわざわざ持ち出すまでもない話ですよね?
基数的な問題になんとかもっていこうと誘導しているのはあなたのほうであって、
そもそも私は、限界効用の逓減の法則を導入する際に、基数的なことなど
問題にしていなかったはず。

1杯目 > 2杯目 > 3杯目 > 4杯目 という「価値の一般的増減関係」さえ明確であれば、
擬似的に基数値に置き換えて計算らしきことをしなくとも、直観的に分かる問題ですから。

その解は、できるだけ広く少なく、2杯目や3杯目のビールを飲む人が出ないように、
1杯ずつ公平に配当するのが効用を下げずに済む最善の方法である、となる。

266:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 01:01:06 N8dOKkeF
>>264
商品の値段として考えてみます。1本だけ缶ビールを買うと200円なのが、一度に100本買えば
一本あたり150円で買えるとかね。買う量が増えると一本あたりの値段が下がっちゃうみたいな。

例えば200本の缶ビールがあって、100人に対してどういうふうに売ったら、缶ビールの値段を
落とさず、つまり儲けを減らさずに、もっとも高く売り、最大限儲けることができるかと考える。

これはもう直観的に明らかで、1人2本ずつ限定で売るのがいちばんよい。平等に配るのと同じ。

267:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 01:38:37 N8dOKkeF
>>263
> 「10、9、2、1」じゃダメなの?「6、3、2、1」でもいいんじゃない?

いくないでしょうww
それじゃまるで効用を期数的に問題にしているみたいになってしまうから。

それらの数列を使っても結論は同じになるけど、その計算結果の値が
基数であるとの勘違いを与えやすい。だから4,3,2,1である必要があるのです。

>>232で問題にしているのは大小の比較だけだから、もちろん結論は同じです。

268:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 02:30:36 apBXBqMT
>>264
足元を照らすのに札束燃やしたなんて話が残ってるからな。
貨幣の限界効用が逓減しないという仮定も間違ってるかも知れないぞ。

269:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 05:15:18 9SQP2i8l
ビールが好きな個人1の2杯目とそうではない個人2の1杯目について、序数として効用を扱うならば比べることはできない。
序数として考えたときの前提は「どの個人も1杯目は2杯目より効用が大きい」と「個人1は個人2よりもビールを同じ量だけ飲んだときの効用が大きい」のみである。
この前提の下では個人1の2杯目と個人2の1杯目の関係についてあらゆる可能性が排除されない。
ところが>>261のように逆順に点数をつけるとその二つは同じ効用をもたらすと考えられてしまう(1×2=2×1)。
したがって>>261のような方法は効用を序数的に扱うものとして妥当ではない。

さらにこの個人1,2でビール2杯を分けるとき、効用の総和が最大になる方法は1杯ずつにすることだとは限らない。
個人1の2杯目による効用が個人2の1杯目による効用より大きいならば、個人1が2杯飲む方が効用の総和は大きくなる。
つまり限界効用が逓減するからといって平等な分配によって効用の総和が最大となるわけではない。

270:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 08:45:08 N8dOKkeF
>>268
1,000円しか財布にない人と、50.000円も財布に入っている人とでは、
同じ1,000円でも価値が異なると?

271:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 09:26:32 N8dOKkeF
>>269
>>232では話を分かりやすくするために論理的実験環境をあえて単純化しています。
もちろん個人個人の選好の違いの大きさなどを考慮に入れてモデルを作ってもいい。

食料の配給を実際にする場合を想定しても、一品のみの配給にはならないでしょうし、
平等な分配の仕方をするにしても、個々の効用の違い(選好度)を顧慮すれば
もっとずっと複雑になる。
魚1匹と卵1個の二品目の支給を仮に考えても、魚を1匹卵を1個もらうよりも、
卵は十分足りているから魚を2匹もらいたいと思う人が中にはいるかもしれない。

何度も書いているように、平等の分配とは品物の一律均一な分配を必ずしも意味
するとはかぎらないのですから、平等を最大限考慮した分配であっても現実には、
個人の必要度を考慮すればもっと複雑な計算を要する分配系になることでしょう。
ただ、そうすると、いろいろな変数が紛れ込んできて実験環境としては煩雑になる。

なので、ビール1種目だけに単純化し、在庫は10缶とし、ビールを同じ選好序列で同じ
程度に好む人たちを10人だけ選び出して選好をできるだけ均一にして条件を揃える。
そうすることによって、つまり、ビールは単に効用の比喩になっていると考えてください。

そもそもビール何杯という比喩はやめて、
最初の効用 > 二番目の効用 > 三番目の効用 > 四番目の効用
というふう一般化したほうがよいのかもしれませんね。

272:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/27 12:23:33 EffzyovQ
>>270
それについては、AERに「まあ一定と仮定して余剰分析してもたいして
影響ないよ」って内容の論文が載ってる。

ただし、物価は調整して実質で考えないとダメだけどね。

読んだのが昔すぎるのと、載ってるAERも昔すぎる(50年以上は前の)
なので、すぐ出てこないは、許してくれ。w

273:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/18 14:15:12 XTcRDxlx
便乗質問していいですか?
初歩の初歩だと思うんですが、固定資本減耗についてです。
GDP-固定資本減耗≡NDPですよね。
固定資本減耗というのは減価償却と同じことだと書かれていました。
減価償却というのはたとえば何かを製造する100万円の機械を導入したら
一年後には古びたりして90万円くらいの価値しかなくなるから一年目には10万円使ったことにして計算しようってことですよね。
じゃあその年導入した固定資本がそれしかなければ
NDPはGDPから10万円引けばいいということですか?

274:名無しさん@お腹いっぱい。
09/10/21 09:22:36 Q20cyAET
>>273
その年購入した資本だけじゃなくて、他にも資本があるならそれも減耗している
から引かないとダメです。

世の中に存在する資本がそれだけなら、その考え方であってます。
要は、資本がダメになる分というのは、生産するためのコストと考えて、
そのコストも引いて付加価値を計算したのがNETの概念です。

ただ、会計上の減価償却(会計のルールで決めてる)と、経済の減耗(実際の
機械などの資本の性能の劣化など)は、一緒ではないので、減価償却の数字を
使えばいいわけではありません。

このあたりは、資本の質をどうやって計測するのかという問題になり、研究されて
います。

275:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 21:35:08 uxO0kom9
対外経済不均衡を是正するのにマクロ経済政策が必要となる理由ってなんですか?

276:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/27 22:16:30 uxO0kom9
あげまっせ

277:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/28 00:23:00 ZJ8mHPt0
不均衡があると、為替レートが下がりすぎたり上がりすぎたりするからでしょう?
為替レートの安定化のためでしょ。
外貨が足りない国では、対外赤字だと外貨がなくなってしまうので、黒字にするために
輸入を制限したり、財政支出を減らして、輸入を減らしたりして外貨が出て行かないように
することが必要でしょうね

278:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 16:57:31 EsbSccBM
労働供給曲線は右上がりになるというのが一般的な見解なのですか?
スティグリッツの入門経済学では、労働供給曲線は、横軸に対して垂直になっていますが

279:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 16:59:50 vwCFxJc0
水平に書いているのは、人があまっているからじゃないですか?
代表的な個人についての効用最大化をして導出したやつは、右上がりで途中から後ろ向きに
そりかえっているんですが、たくさん人がいて余っていれば賃金率が固定したままで水平
でしょう

余っているのがケインズの非自発的失業です

280:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/29 23:58:22 EsbSccBM
難しい…

281:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/25 16:06:59 TMyPisGX
マンデル・フレミング・モデルがよくわからないので、質問させてください。
以下のような開放経済で、

消費関数 C=30+0.75(Y-T)
投資関数 I=40、 政府支出G=40、租税T=40
経常収支関数 CA=10+0.1E (Eは名目為替レート)
貨幣供給量 M=40
貨幣需要関数 L=0,2Y-8i+40 (iは自国利子率)
外国利子率 i*=10、内外物価P=外国物価P*=1

このときの
IS曲線は、Y=C+I+G+EX-IMに、それぞれ代入して(EX-IM=CA)、
Y=30+0.75(Y-40)+40+40+10+0.1E
∴Y=360+0.4E

LM曲線は、M/P=Lにそれぞれ代入して、
40/1=0,2Y-8i+40
∴Y=40i

これでよいでしょうか?

BP曲線の求め方がわからないのですが、経常収支(CA)+資本収支=0だとして、
前半はともかく、資本収支のところの立式がわかりません。
10+0.1E・・・・=0

最終的な均衡国民所得、均衡利子率、均衡名目為替レートはいくらになりますでしょうか。
三つの式を連立させれば出てくるのでしょうか?


282:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/25 18:51:16 qwZKCOMy
この国が日本だとすれば、Eは一ドルが何円に当たるかでしょう。
外国金利が10だと書いているので、縦軸(に金利をとるから)の10から水平に
直線をひきましょう。それが、BP=0線です。
均衡はこのBP線とIS, LMが交わるところだから、あなたが書いたLMのY=40iのiに
10を代入してY=400, ISにこの400を代入して、400=360+0.4Eこれをといて、E=100

なぜBP線が水平かというと、経常収支+資本収支=0がその式であっても、
自国の金利>外国金利なら資本収支は∞、自国の金利<外国金利なら資本収支は-∞
だからです。

283:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/25 20:58:08 TMyPisGX
>>282
BP曲線についてやっとわかりました。
ありがとうございます。
ほんとうに助かりました。

284:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/26 15:23:25 UNX5p4bx
変動相場制だけでなくて固定為替相場制のもとで財政政策や金融政策がどうなるか
も考えてみるといいですよ

285:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/10 13:28:05 MfTYe1R5
マンデルフレミングモデルについて質問です。
資本移動完全で変動為替相場制のとき
財政政策を発動するとIS曲線が右上方にシフトしますよね。
その後、自国金利が上昇して資本が流入すると書いてありますが、
IS曲線が右にシフトすることで国民所得も増加するので輸入の増加に
もつながると思うのですが。資本移動完全の場合、やはり資本の移動優先されるのでしょうか?

286:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/27 12:36:41 rkwCtc7f
【ニュー速経済学部】マクロについて語れるの?
スレリンク(news板)l50


287:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/01 22:40:38 odGvRWOM
付加価値/従業員数=労働生産性
と言われますが、
付加価値/労働時間=???
何と言われますか。

288:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/01 23:01:42 qgPxIP/8
>>285
輸入の増加・・・ハァ

ようするに
国民所得の増減≠貿易収支の黒字の増減
貿易収支の黒字=輸出額-輸入額

289:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/03 00:51:52 a3q1k4Zf
>>285
あなたの書いている通りじゃないですか。マンデルフレミングは貿易収支が
黒字だと為替レートが上がるとか前提としているモデルなのではなくて、
資本収支を含めた経常収支が黒字だと為替レートが上がると前提するモデルなので、
一定の世界金利より国内の金利が高ければ、外国からたくさんの資本が入ってくる。
その結果、為替レートが上がる。資本の劇的な、圧倒的な量の流入を前にすると、
貿易収支黒字はいかなる役割もはたすことがないつまらないものに成り下がると
いうことです


290:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/17 15:05:48 uQ/AibY1
初歩的な質問。
需要曲線の問題で、
価格  需要量10月 11月 12月
25 10,000 ? 16,000
30 8,000 ? 14,000
35 6,000 ? 12,000
40 4,000 ? 10,000
45 2,000 ? 8,000
このグラフの?の量を求め、理由を述べよって問題なんだけど、
11月の量が下がるのはわかるが、理由がよくわからない。
初歩的で申し訳ないが、誰か手伝ってくれないか?

291:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/18 13:35:49 6q3eoLaL
URLリンク(live.nicovideo.jp)

292:名無しさん@お腹いっぱい。
10/03/07 15:16:21 qyFhIkFg
経済成長論のソロー=スワンには、保証成長率、自然成長率、現実の成
長率から論じられているものと、生産関数を持ち出して資本量の定常均
衡を云々するものがありますが、これはどのように関連しているのでし
ょうか?


293:名無しさん@お腹いっぱい。
10/03/24 14:20:44 NjhsfC+h
『経済学』を勉強すれば、何でもわかるようになるんでしょ?
スレリンク(news板)l50


294:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/10 09:02:27 OoH42//v
経済まとめ@wiki - トップページ
URLリンク(www36.atwiki.jp)


295:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/11 17:12:18 as/de/jX
ジーン・ディクソンの予言
1962年2月5日、中東にうまれた子供は、まちがいなく
世界革命をひきおこすことでしょう。

彼はみずからの「全能の力」によって、新しい「キリスト教」を
つくりあげますが、それは神の御子キリストの生き方とその教えとは
ほど遠い方向に人をあやまって導くものです。

彼はあまりにもキリストの誕生と生涯そっくりの点を数多くもっています。
しかし、この「東洋の子」が生まれた環境や彼の成長にともなって
あらわれる事件をみると、彼はキリスト(マイトレーヤ)の
再来ではありません。

それどころか、キリストそっくりのこの人物こそ、
やがて魔王サタンの勝利をめざして世界をあざむく
反キリスト(黙示録の獣)であることはまちがいありません・・・・




296: ◆1qEyz5zaeNoE
10/04/13 22:21:48 b7hWlviS
経済まとめ@wiki - トップページ
URLリンク(www36.atwiki.jp)

297:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/21 15:31:53 7XvlqS6a
スーパー過去問ゼミ2からの質問です。
LM曲線のシフトの説明でこんなことが書いてありました。
「貨幣市場の実質貨幣供給量が増大すると、LM曲線は右(下)にシフトし、実質貨幣供給量が減少するとLM曲線は左(上)にシフトする。
逆に、貨幣需要が増大するとLM曲線は左(上)にシフトし、貨幣需要が減少するとLM曲線は右(下)にシフトする」

これの意味がよくわかりません。
なぜこうなるのでしょうか?

298:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/21 19:44:46 JEAswwC8
定期預金の金利がさがると、定期預金せずに財布にお金をいれておこうとおもうだろ?
べんりだから。実質貨幣供給が増えると、お金があまりすぎるから、金利が下がって、
貨幣への需要(さいふに入れたい量)が増えて供給と需要は等しくなる。
またあなたが裕福になって、普段から銀座にのみに行く回数が増えて、バーの女の子
の誕生日とか、いきなり、成績あげるためにもっとボトル入れてよと頼まれたりとかで、
お金を使うことが多くなって、普段から財布にお金をいれておくことがおおくなったとすると、
世の中にある紙幣の量が同じであったとしても、財布にいれておきたい量がふえたために、
金利があがる。
そういうことを言っています。


299:名無しさん@お腹いっぱい。
10/07/16 14:22:35 8is6GZ6/
貯蓄が増えるとIS曲線は、どちらにシフトしますかね?

300:名無しさん@お腹いっぱい。
10/07/20 01:08:34 4JorA/R9
金利が安くなる方

301:名無しさん@お腹いっぱい。
10/07/21 13:14:16 It6iA1tn
バブル崩壊後の日本経済が長期にわたって低迷したのはなぜか。
この時期、大型補正予算などによる財政策があまり効かなかったのはなぜか。

皆さんの考えをお聞かせください^^


302:名無しさん@お腹いっぱい。
10/07/21 19:32:43 4GEtzwtC
>>301
テーマが膨大すぎて端的には説明できないけど
財政政策は基本的に一時的な需給ギャップを埋める小手先の政策で、
バブルの根本原因である不良債権処理を野放しにしたのが
長期的な景気の低迷を招いた

こんな感じですかね?

303:名無しさん@お腹いっぱい。
10/07/22 14:39:34 rBPbPvB2
>>301
財政出動が効いてないなんて話は知らない

やんなかったらもっと悲惨だった


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