05/11/05 00:59:07 LZG4vBPf
>>39
>経済はゼロサムゲームじゃないんだから国際金融資本が庶民から財産奪いとって儲けてるわけじゃないでしょうが。
経済はゼロサムゲームだよ。なぜなら、新しくサービスを生み出す潜在成長率が限られているから。
だから経済成長率1000パーセントの国が現れない。
何パーセント成長するかは、生産力の増加率に限定されている。
その中での富の奪い合いなのだから、ゼロサムゲームだ。
ここからは意見が分かれると思うけど、国際金融資本は政府に国債を発行させることによって、国民から搾取している。
国債は景気対策にはならない。
なぜなら、国債を発行しても信用創造を増加させはしないからだ。
国債は景気対策ではなく、インフレ対策には効果がある。
市場から資金を吸い上げ、無駄な事業への国民の消費を減らし、必要な事業に資金を集中させることが出来る。
物価のバランスは、新しくサービスが作られる潜在成長率と信用創造の増加率のバランスによって決まる。
財政支出が景気対策になるというのはケインズ経済学の影響だろう。
その経済学を支持しているのは、国際金融資本だ。
アメリカを例にとると、国債を買っている多くの金融機関は国際金融資本の持ち物だ。
国民を国債の複利のくびきにおき、その利子を国民の税金で支払わさせる。
国債を持っている金融資本に間接的に国民が利子を支払っていることになる。
これは解りにくい形の搾取だろう。
日本場合は、地方銀行が大量の国債を保有しているが、0金利下での利子の低い国債なので、それほどひどいことにはなっていない。
そのときは、金融機関の大部分は酷さ金融資本の持ち物になっていると思われるが。
ただし、これからも国債を発行し続けるだろうから、今後金利が回復したときは莫大な複利を国債を買っている金融機関に支払わなければならないだろう。
また外債の場合は、その国家の生殺与奪件を握ることにもなる。(アルゼンチンやアメリカの例など)