05/07/05 14:28:52 axD80nK0
>>399
一般均衡モデルを文字通り解釈する限り、あなたのおっしゃる通りです。
このモデルの創始者のワルラスは、その相対価格を叫ぶ役割を持つ仮想的
存在を「競売人(オークショニア)」と呼びました。まあ「見えざる手」の
役割ですね。
一般均衡が定まるプロセスは、モデルを文字通り解する限りは
1:競売人が価格を叫ぶ
2:各消費者・各生産者が売買の意思表示をする
3:需給が一致したら終わり。合わなければ1に戻って、
競売人が別の価格を叫ぶ。以下繰り返し
です。注意したいのは、>>399さんもお分かりのように、このプロセスが
収束するまでは単に意思表示のやり取りだけで、取引が行われず、
収束して価格が決まったときに全部一気に取引がおこなわれる、
ということ。