05/03/07 04:41:27 kFlWNBCr
まあ、数学に関して言えば、ある目標(最適問題を解くとか)に必要だから
やんなきゃなんない部分、一種の技術的側面というものは確かにあるわけで、
よく知らないけどファイナンスに必要な部分がミクロを勉強することを通じて
その技術を理解できるのかもしれない。(もっとも個人的な感想ではあんまり
関係なさそうだが。)
でももう一方で、数学には「ものの考え方」をはっきりさせる訓練のような
側面もあるんじゃないか。
ちょうどいま↓ここで怒鳴ってきたところだが(最近怒鳴ってばかりだ。笑)、
スレリンク(economics板)l50
空集合が開集合だろうと閉集合だろうと、直接的には現実の経済を分析する
技術としてはどうでもよいことのように見える。しかし、そうした位相空間に
関する知識がなければ測度論は理解できないし、測度論が理解できなければ
ルベーグ積分そして確率理論の本当の理解は難しい。
なんかものすごい長い道のりでたくさんのステップを無駄に通過している
感じは私もときどき感じるんだけど、まあ経済学じたいがそういうものだから。