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米下院議員ら中国のハッカー侵入公表、警戒呼びかける
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【大紀元日本6月14日】米国下院議員がこのほど、議会関係者の
パソコンに中国からのハッカーが侵入していると発表した。
6月11日午後、議員らが関連決議案を提出、すべての下院議員を対象に、
警戒と防犯措置を取るよう求めた。
6月11日、米国下院のベテラン議員、共和党のフランク・ウルフ(Frank Wolf)氏が国会で記者会見を開いた。2006年8月同議員事務所職員4人の
パソコンは全部ハッカーに侵入された。後に、FBIから、ハッカーは
中国からと告げられた、と同議員が会見の席で明らかにした。
侵入されたパソコンには、同議員が長年かけて収集してきた
中国人権問題の情報があり、中国政権異議者のデータも含まれているという。
中国の人権に関心を示し続けているもう一人のベテラン議員クリス・スミス
(ChrisSmith)氏も同日に声明文を公表し、米議会人権委員会で使用する
同議員のパソコンが2006年12月と2007年3月の二度にわたって
ハッカー攻撃を受けていたことを発表した。調査の結果、ハッカーの
IPアドレスは中国からのものと判明したという。
前述のフランク・ウルフ下院議員は、FBIからの説明として、
下記の情報を明らかにした。「これまでに、その他の下院議員や、
下院委員会の1台のパソコンにも、中国からのハッカー侵入が確認できた」という。
同議員は、上院のパソコンも同様な攻撃を受けた可能性があると指摘し、
自身はだいぶ前からハッカー侵入に気づいたが、米政府関係者には
公表しないよう求められていたという。
「この問題を明らかにしようとする人がいない。毎回、私が行動を
起こそうとするときに、必ずだれかから『そうしないでください』と
言われる」と同議員は話した。
ウルフ議員は6月11日午後、関連の決議案を提出、下院議員全員に
ハッカー侵入への警戒・防犯を強化するよう求めた。「我々が皆、
公でこの問題を議論しなければ、この国の安全をさらに
悪化させてしまう」と同議員は行動の主旨を説明した。