08/08/18 00:34:14
豪外相、法輪功学習者に書簡:臓器狩りの告発は信用できる
私及び国会議員に宛てたお手紙ありがとうございました。貴方の中国の人権問題への憂慮、
特に法輪功が迫害されていることと、貴方が中共政府関係者をニューサウスウェールズ州
最高裁判所に提訴したことに対する、豪州政府の対処の仕方についてのご意見も
よく分かりました。
豪州はこれまでに中国の人権改善を促す約束を果たしてきました。豪州のラッド首相は
今年3月に中国を訪問し、温家宝首相と面会したときに、中国の人権問題を提起し、
中共当局はダライ・ラマおよび代表らとチベットの将来について対話を持つべきだと
提案したことは、豪州政府がこの約束を重視していることを示しています。
我々は法輪功の信仰や修煉に対して何の立場も持っていませんが、中共の法輪功禁止
および法輪功学習者に対する扱い方は国際人権規約に違反していると考えています。
そして、私は確かに今年2月5日の豪中戦略会議にて、中国の楊潔?(ヤン・ジェチ)外相に
対して、法輪功の問題を含めて中国の人権問題に言及しました。
豪州政府は貴方が提起した、法輪功学習者を対象に、生きたまま臓器を摘出・
売買されていることは熟知しています。政府関係者は2006年、2007年に発表された
デービッド・キルガーおよびデービッド・マタス両氏の報告書も全部読み通しており、
この報告書の内容は信用できると考えています。
指摘されたことが本当であれば、それはまことに憂慮すべきことです。
豪州政府関係者はあらゆる場面で中国当局に対して人権問題を提起しました。
昨年7月に開かれた豪・中人権対話会議のときに言及したほかに、私は今年2月に
同様にこの問題にも触れました。我々は中国当局に対して、この件についての説明を
求め、制約されることのない独立調査チームが中国入りして調査することを提案しました。