08/04/24 21:29:45
聖火リレー応援ツアー中止危機…中国人留学生企画
旅行業免許ないのに「不特定多数」呼かびかけ
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
中国人留学生で組織する「全日本中国留学生学友会」(李光哲会長)が、26日に長野で行われる聖火
リレーに向けて2000人を動員して行う大規模ツアーが、旅行業法に抵触する可能性があることが分か
った。参加費2000円で往復バス代+軽食2回、Tシャツと小旗が含まれる、日帰りの“弾丸ツアー”。
ホームページで大々的に参加を募ってきたが、直前になって中止の危機に立たされている。
自国のビッグイベント関連行事を盛り上げたい気持ちは分かるが、これに「待った」をかけたのが、日本の
旅行業界を統括する「日本旅行業協会」(通称JATA、東京・霞が関)だ。法務担当者が、こう解説する。
「これは旅行業法第三条に抵触する可能性が極めて高いですね。不特定多数を対象にした『募集型
企画旅行』を取り扱う場合、主催者はあくまで、国土交通省認可の『第一種旅行業務』(海外・国内可)
か、都道府県知事の認可を得た『第二種旅行業務』(国内のみ可)の免許を持った旅行会社でなくては
なりません」
JATAは、ホームページ上での募集手法でも、業法違反を指摘する。
「募集型企画旅行の募集広告では『法定表示事項』が定められていますが、ホームページの募集案内
を見る限り、何一つ要件を満たしておりません。日本国内において、金銭を伴った旅行イベントを行う以上、
これらの法律はキチンと順守していただく必要があります。知らなかったでは済まされません」
これらの違反が確定すれば、ツアーは中止のうえ、100万円以下の罰金が科せられることになる。