08/05/14 08:02:15
>>824-827
日本人の中に資料を弄ってまで南京大虐殺を否定しようとしていた者が存在した以上、
事実だと認めざるを得ない。
田中は、本書を1985年芙蓉書房から出版し、
南京事件幻説を補強する有力証拠だと主張したが、
その際、松井日記の記述を日本軍に有利な方向に捻じ曲げる「加筆・修正・削除」を全く読者への断りのないまま行なった。
「南京占領後の態度方針を説明するため外人記者団と会見をした」といった
原文にない記述を追加した上、
注釈として「松井大将が『南京虐殺』に関する質問を受けたという様子が全くみられない」
などと述べるなど深刻なものも多く、
細部まで含めると「修正」箇所は300ケ所以上に及ぶ。
その事実は、「中間派」である板倉由明によって指摘された。[
しかし、原文に存在しない文章を説明なく追加し、
追加した文章を根拠に南京虐殺を否定する主張を行っている以上、
史料を書き換えて南京事件を否定しようとしたことは否定できず、
上の反論には説得力がないとする見方が一般的である。
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