08/02/28 22:37:54
強気を貫くしかない中国の“事情”と構図 ギョーザ中毒
URLリンク(www.iza.ne.jp)
中国製ギョーザの中毒事件をめぐり、中国公安当局が28日の記者会見で、公式に中国での
殺虫剤が混入した可能性を否定し、強硬な姿勢をみせた。「日中対立」の構図が鮮明になった
ことで、事件の長期化は必至だ。北京五輪を控え、空気や水、食の安全では、強気を貫き通す
しかない中国側の“事情”が、この日の記者会見からにじみ出ている。
中国ではメタミドホスは禁止されたとはいえ、今も国内に多く存在しており、これまでもたびたび、
中国国内で同剤による中毒事件が起きているのも事実だ。
記者が天洋食品の工場内部を取材した際、感じたのは、小瓶など小さい物体なら持ち込める
可能性は否定できないということだ。実際、記者が工場内に入る前の検査で提出し忘れたのど薬
の瓶はポケットに入ったままだった。工場内に従業員向けの探知機があるわけでもなく、「集団
作業。検査員が巡視している。監視カメラもある」というだけで“盲点”がないと断言できないはずだ。
中国側に
(1)河北省で起きたメタミドホスを使った3件の殺人、傷害事件の薬物分析データ
(2)工場内の間取りや監視カメラの設置角度などの情報
-の提供などを求めているが、中国側からの提供はないという。