09/05/13 11:27:32
>>279さん
日中関係を、世界全体の中で見れば、例外的に安定していたのではないだろうか?
例えば、日中関係に比すべき、西ヨーロッパとオスマントルコは、陸上でも海上でも
派遣を巡って戦いが続いた。
ドイツとフランスなどは(ハプスブルグとブルボンを含む)は、領土や継承権をめぐり、
間断なく争い続けている。
その他、アメリカとイギリス(19世紀まで戦争していた)、ロシアと周辺国なども同様。
日中間を見れば、中国側が日本を襲ったのはほぼ元寇だけだ。
それも占領はしていない。
逆に日本は、中国の一部である朝鮮半島に何度か進出したが、後は和冦、日清戦争以外、
両国の軍事的な衝突や領土の占領などは、見あたらない。
過去の千数百年の日中の歴史を見れば、戦争や軍事的対立はごくわずかで、
貿易や文化的な交流(日本が中国文化を輸入した)がほとんどだ。
現実を見れば、「日本と中国はお互いに憎しみに溢れてる」は、間違っている。
地理的条件が似ているイギリスなどと比較してみれば、
日中間がいかに「平和的」だったか分かる。