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通巻 第2077号 bymiyazaki
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世銀、中国の成長率予測を2・2%も下方修正
10・8%から9。6%成長へ。原因は「大雪」と「不明瞭な上場」
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世界銀行はことしの中国の経済成長を10・8%として予測を発表してきたが、これを大幅に下方修正して、9・6%ていどとした(英紙「フィナンシャル・タイムズ」、2008年2月6日付け)。
主因は輸出根拠地である華中から華南を襲った大雪と、いま一つは株価の手詰まり的な下落状況である。
昨年10月のピークから上海の株価指数は30%もの下落を記録している。
ここへきて経営情報がきわめて不透明でインサイダー取引の巣ともいわれる「平安保険」がいきなり、33億ドルの上場計画を発表。これは投資家の人気を呼ばず、売れ残る可能性もあると市場関係者は言う。
そうなると上海株価指数はさらに下落することになる。
平安保険といえば、「中国人寿」(これはNYにも上場している)についで中国第二の生保。ところが、温家宝首相夫人との特殊な関係を取りざたされており、中国の国内ではなにかと噂が絶えない企業である。
香港情報によればすでに温首相は夫人と離婚したという説が飛び交っているという。