08/03/16 14:21:23
中国は内戦宣言したのか?
チベット暴動、中国はダライ・ラマ派との「人民戦争」を宣言
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[北京 16日 ロイター] 中国チベット自治区ラサで発生したチベット仏教僧らに
よる大規模な暴動を受け、中国の当局者らは、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ1
4世の支持者らとの「人民戦争」を戦うとの姿勢を強調した。同暴動をめぐっては、数十
人の死者が出ているとの情報もある。
ラサでは14日、けさをまとった者や独立を求めるスローガンを叫ぶ者が商店を破壊し
たり、銀行や政府関連の建物を攻撃、警官に石や刃物を振りかざしたりして、大規模な暴
動に発展した。
16日付のチベット・デーリー紙によると、中国政府当局者は15日の会合で「今回の
乱闘や破壊、略奪、放火の憂慮すべき出来事は、国内外の反動的な分離派勢力が慎重に計
画したもので、最終目的はチベットの独立だ」と指摘。「分離主義に反対し安定を守るた
め、人民戦争を戦う。こうした勢力の悪意ある行為を暴き出し、ダライ派の醜い面を明る
みにさらけ出す」としている。
住民らによると、ラサでは16日現在、鎮圧部隊が道路を管制した上で住宅を厳重に監
視している。
今回の暴動について、中国は少なくとも10人の「罪の無い市民」が、主にデモ参加者
の放火による火事で死亡したと発表した。
これに対し、ラサとつながりの強い外部関係筋は、ロイターに対し、犠牲者はそれより
もはるかに多いと指摘。暴動とその後の鎮圧行為での被害者の遺体を実際に目の当たりに
したという人物の話として「ある遺体安置所だけでも67体あったそうだ」と語った。
一方、インド北部に拠点を置くチベット亡命政府は、中国当局との衝突で約30人が死
亡したとしている。
中国政府は、外国メディアがチベットから自由に報道することを禁じており、実際の被
害規模を確認するのは難しい状況となっている。