08/02/08 23:05:54
中国製ギョーザ:加工食品原産地表示、都知事が厳格化検討
中国製冷凍ギョーザによる中毒事件を受け、東京都の石原慎太郎知事は8日の定例記者会見で、
食品の原産地表示の厳格化に向け、条例改正などを検討する考えを明らかにした。
日本農林規格(JAS)法の規定は不十分との考えに基づく。
石原知事は「東京は日本最大の消費地だから責任もある。国に先んじて原産地の表示を
すべてに及ぶような形で指導か規定を積極的に考えていきたい」と述べた。
喫緊の課題とし、早ければ今月開会の定例都議会にも関連議案を提出する考えだ。
JAS法によると、輸入された加工食品の場合、最後に加工された国名の表示が義務付けられて
いるが、原材料の原産地を表示する必要はない。また、国内の加工食品は、20食品群について
重量の50%以上を占める原材料の原産地表示が必要だが、冷凍ギョーザは対象外となっている。
【五味香織】
毎日新聞 2008年2月8日 20時44分 (最終更新時間 2月8日 22時36分)
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