08/02/08 19:38:37
日本に国内世論制御を要求 中国高官、ギョーザ報道に懸念
中国国家品質監督検査検疫総局の王大寧・輸出入食品安全局長が6日、
ギョーザ中毒事件で訪中した日本政府調査チームに対し、
日本の報道が過熱しているとの懸念を表明した上で
「中国の対日貿易だけでなく、日本の対中貿易にも悪影響が及ぶかもしれない」
と話していたことが分かった。 複数の日中関係筋が8日、明らかにした。
発言について日本政府筋は「世論対策で有効な手段を打たなければ、
日本の対中輸出製品を対象に何らかの 報復的措置を取ると
けん制した内容と受け止められる」と指摘した。
関係筋によると、王局長は「日本メディアが大きく報道している」と述べた上で、
事件の原因が中国にあるとの憶測が 先行していることに懸念を示した。
局長はさらに「政府が日本メディアに客観報道を促すよう希望する」と語ったという。
また別の関係筋によると、中国外務省、商務省などの担当者らも8日までに、
日本側関係者に国内世論のコントロールを要求。
新華社電(電子版)も7日、同検疫総局の魏伝忠副総局長の発言を引用し
「(日本政府が)国内メディアを導くよう期待している」と伝えた。
(共同)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)