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中国製ギョーザ「自給率低い日本側の神経刺激」
2008.2.4 10:26
4日の中国英字紙チャイナ・デーリー(電子版)は、中国製ギョーザによる中毒について
「日本の食料自給(の低さ)という敏感な神経に触れた」ことが日本側の反応の背景にある、
とする中国商務省の専門家の見方を伝えた。
記事は国営新華社が配信。同省の研究機関の専門家は「原因究明の調査が進行中である以上、
中国側を批判するのは賢明でない」と述べ「最終的な結果が出るまで日中双方のメディアは忍耐強く
待ち、感情的になるべきでない」と訴えた。
日中の農産物貿易交渉の経験が豊富なこの専門家は「日本の当局者は食料の輸入依存を極めて
懸念している」と指摘。「2005年に日本は食料消費の26%しか自給しておらず国際的な
最低線の42%を大きく下回っている」と述べた。
また、中国製ギョーザへの批判は「日中貿易環境を悪化させる」とし「ほかの食料品についても
不必要な論争を巻き起こす可能性がある」と警告した。
日本の農水省は06年度の日本の食料自給率をカロリーベースで39%としている。(共同)
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