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【国内/北國新聞】時鐘:「偽」は、わが国の専売ではない 風化していた南京の城壁〔1/18〕
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きょうの時鐘
2008年1月18日
古紙配合率の「環境偽装」は、社長のクビが飛ぶ騒ぎになった。
新年早々手にした賀状が「偽」だったとは、シャレにもならない
だから「地球に優しい」といった美しい言葉は、警戒した方がいい。日本の調査捕鯨船を襲った
無法者たちも、地球に優しいを自称する連中で、その象徴として鯨をあがめる。が、大食漢の鯨が
増えて海の生態系を乱しているという調査報告もある。何よりも鯨見物という観光資源を守るための
損得勘定が働いた捕獲反対だそうな。「偽」は、わが国の専売ではない
中国・南京大虐殺記念館の展示見直しを日本政府が求めた、と報じられた。虐殺「三十万人」と
いう根拠のない数字に、なぜか中国はこだわり続ける。ひところ流行した青少年「日中友好の旅」
では、この記念館見学で血なまぐさい展示に息をのみ、戦火で壊れた城壁修復に汗を流すという
コースが定番だった
県内から出かけた一行の引率者に聞いた話だが、修復奉仕に案内された城壁は、
明らかに風化で崩れた一画だったという。これでは「不信の旅」になってしまう
美しさに不快なトゲが潜むのは、何もバラの花だけではない。
ソース:北國新聞
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