08/06/04 06:49:28
校舎倒壊遺族の提訴、裁判所受け付けず 四川大地震
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【都江堰(とこうえん)(中国四川省)=浅倉拓也、柿崎隆】中国・四川大地震による校舎の倒壊で
約270人の生徒が亡くなった四川省都江堰市の聚源中学校の遺族ら数十人が3日、損害賠償訴訟などを
求めて同市の裁判所前に集まり、警備の警察当局ともみ合いになる騒ぎがあった。遺族は、生徒が
死んだのは校舎の手抜き工事のせいだとし、責任者の処罰も求めているが、裁判所は訴えを受理しなかった。
訴えが不受理だった理由について遺族側は、書類が不十分との説明を受けたとしている。また、
警察当局は遺族に対し、過激な抗議活動をすれば厳しく取り締まると警告するとともに、外国人記者と
接触しないよう求めたという。
倒壊校舎跡地では2日、生き埋めになっているとされる生徒の救助を求める親ら100人以上が
学校側に詰め寄る騒ぎがあり、周囲は警察当局によって立ち入りが規制された。
一方、児童約240人が死亡、同じように遺族が倒壊校舎の問題を訴えている都江堰の新建小学校では
3日、警察当局が周囲の道路を封鎖し、住民ら以外の立ち入りを禁じる措置がとられ、厳重な警備が
続いた。