08/05/01 13:13:17
真・保守政策研の中国人権シンポで語られた「ウイグル」
URLリンク(abirur.iza.ne.jp)
ドルクン・エイサ氏(世界ウイグル会議事務局長):中国は新彊ウイグル自治区と言っているが、
本当は東トルキスタン。1949年に中国になってから、侵略された。平和的手段で訴えている
ウイグル人は、中国に暴力的手段で鎮圧されてきた。特に最近中国は、ウイグルの民族、文化
そのものを抹殺しようと、いろいろな政策を打ち出している。ウイグルで自治の権利を何一つ実感
したことはない。中国側は、いろいろなレッテルを貼って、弾圧をしてきたが、9・11以降はテロの
レッテルを貼って弾圧を強めている。それまでは分裂主義者などのレッテルだったが、9・11以降
はウイグルの人はイスラム教だというだけで、テロというレッテルを貼られている。中国は五輪開催
を申請したときに、人権の改善を約束したが、オリンピックがウイグルにこれまでに例のない悲劇を
もたらしている。チベットの事件の後に、中国はウイグルでも軍事管制を敷いている。
3月23、24日、東トルキスタンで女性たちが平和的なデモを行い、政治犯の釈放などを求めたが、
それも暴力的に鎮圧され、700人以上の女性が拘束されている。加えて各地で軍事管制が敷かれ、
(当局者が)一軒一軒自宅にやってきて、「この人が何か起こすんじゃないか」という疑いだけで、
拘束する。何一つ証拠もない人たちを勝手に自ら疑いをつくって若い人を中心に拘束している。
1997年に民主化を求める平和的デモが行われた際、現地で300人以上の若者が銃殺された。
今年もその追悼集会が開かれたが、そこに警察がやってきて、18人を現場で銃殺した。中国は、
オリンピック開催に合わせてテロが起こってほしくて仕方がない(※それを口実に民族弾圧を強める
ため)。そのため、自ら情報を出して、その情報を自ら否定したりしている(※でっち上げの類をやって
いるの意)。われわれ世界ウイグル会議のラビア・カーディルが、代表に就任した次の日、中国は
彼女の二人の息子をそれぞれ9年、7年の実刑にした。中国は(ウイグル活動家らを)テロに見せかけ
ようとしているが、国際社会では受け入れられない。