09/07/18 12:38:35
不法滞在のアフリカ系黒人に“占領”される中国・広州市:日経ビジネスオンライン
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)より
筆者は商社の営業として英語圏のアフリカを担当していた時期があり、アフリカにも何度か出張した経験を持つ。
何しろ初めての海外出張先が西アフリカのナイジェリアである。そのナイジェリアで農業試験場のバンガローに泊まって、
就寝中に鼠が顔の上を走ったのに驚き悲鳴を上げて飛び起きた思い出もあるほどだ。アフリカ大陸では、ナイジェリア以外
にエジプト、スーダン、ケニア、タンザニア、ルワンダ、ザンビア、ジンバブエ、南アフリカ共和国と合計9カ国を訪問している。
従い、アフリカ系黒人に対する抵抗感はないのだが、中国の広州でかくも多くのアフリカ系黒人に出会うと違和感を禁じ得なかった。
“黒鬼”を見たら乗車拒否
筆者が駐在していた頃の広州でアフリカ系黒人と言えば、アフリカ諸国からの留学生
をたまに見かけるだけだった。当時は中国に滞在するアフリカ系黒人のほとんどは留学生で、その数は圧倒的に北京が多かったのである。
冬には昼間でも気温がマイナスを示す北京で、アフリカ系黒人が寒さに耐えている姿を見ると同情したものだった。ただ、
北京の庶民たちのアフリカ系黒人に対する視線は厳しく、“黒鬼”(=黒人野郎)と呼んでいた。
タクシーなどはアフリカ系黒人と見れば乗車拒否で走り去るのが通例であったし、今なおそれは変わらない。