09/09/17 22:24:07
鳩山内閣:発足 中国残留孤児、「尊厳守る会」新設--新政権に期待 /神奈川
◇新政権に期待、全国組織も
鳩山内閣スタートを受け、県内の中国残留孤児らが「尊厳を守る神奈川の会」(横浜市中区吉田町)を新設する。自公政権下の
08年春に実施された新支援策に不満を持つ孤児らは「脱官僚の新政権に期待」と全国組織化を目指す。
当時の与党プロジェクトチーム(野田毅座長)が作った新支援策に関し、孤児支援を続けてきた「帰国者福祉援護協会」(同市中区)の
菅原幸助理事長(84)は「厚労省の官僚が実質的に決めたもので、生活保護に準じる低額の支援額に孤児の不満が募っている」と
説明する。
「尊厳を守る会」は同協会と「中国・養父母謝恩の会」が発起人となり、30日に横浜市内で設立総会を開く。約100人が参加
する予定。
県内の残留孤児は200人余。高齢化し、日本語があまりできず、地域で孤立するケースも多い。このため「中国帰国者自立センター」
(同市中区)では、孤児らが日本語教室に集い、「北国の春」や「里の秋」などをコーラスしながら勉強を続けている=写真。
菅原理事長は「歴代の首相は孤児に謝罪していない。菅直人副総理は厚相時代、孤児政策に理解があったので、新政権は孤児の尊厳を
守る闘いに協力してくれると期待する。10月には全国組織の結成を目指す」と語った。
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