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正論 2005年 11月号 P.238~
引揚民間人を襲った略奪・暴行・殺戮の嵐 米田健三
(主要部抜粋)
>「これまで親しくしていた満人の友も匪賊と化して襲ってくる」
>「日本人は皆殺しだと宣告され、幼児までが中国語で話せと強要されたこともある」
>「いつの間にか満人の農民に取り囲まれていた。
> 度重なる略奪に身ぐるみはがされた私たちに、子供を売れと強要するのである。
> 男の子が三百円、女の子が五百円だという。
>「母と二人で満州の原野を歩いていた。
> 脇からあらわれる満人たちが、僕の体に手をかけて引っ張るんだ。
> 食べ物をちらつかせ、子供を寄こせ、子供を寄こせという。
> 母は、僕を取られまいと、必死になって僕の手を握っていた」
>敗戦の弱みにつけこんで、
>路傍でわずかな物やカネと引き換えに「くれ」というのだから尋常ではない。
>「当時の遅れた農村社会の中国・満州にあって、子供は将来の労働力。
> ましてや、東洋鬼の日本人の子は、奴隷要員ですよ。
> カネで買うとき、男の子より女の子のほうが高かったのは何故だかわかりますか?
> 少なくとも、当時の中国では女の子が大きくなったら“商品”になったからです」