中国残留孤児についてat CHINA
中国残留孤児について - 暇つぶし2ch596:名無的発言者
07/07/02 09:37:54
中国残留孤児訴訟の原告・弁護団、支援策の収入調査を拒否

 中国残留孤児の新たな支援策について、与党プロジェクトチーム(座長=野田毅元自治相)と
交渉を続けている中国残留孤児訴訟の全国原告団と弁護団は1日、代表者会議を開き、生活保護と
同様、収入を調査する「収入認定」の手続きが残る限り、支援策に同意しないという方針を決めた。


 支援策についてはこれまで、基礎年金の満額(月約6万6000円)を支給し、生活保護に
代わる特別給付金も支給するという座長試案が示されていた。生活保護の場合は年金を収入と
見なして給付額から差し引くが、座長試案では一部を収入とは見なさない特例を設けた。
野田座長はさらに、年金の全額を収入と見なさないことで、総額14万6000円を保証する
修正案を6月末に示したが、依然として収入認定の手続きは残るため、孤児らの理解を得られ
なかった。
        ◇
 なぜ、孤児らはこれほどまでに「生活保護方式」を拒むのか。

 兵庫原告団代表の初田三雄さん(64)は受給資格がありながら、生活保護を拒否している。
帰国後14年間、清掃作業員などとして働き、受け取る年金は月5万円。これだけでは生活でき
ないため、夫婦で朝5時から5時間ほどアルミ缶拾いをして1日3750円を稼ぐ。

 それでも生活保護を受給しないのは、「様々な制約があるから」。生活保護には、厚生年金や
アルバイト料などを収入から差し引く「収入認定」があり、貯金も生活必需品の購入目的などを
除けば原則許されない。同世帯に収入のある人がいれば資格がなくなるため、子供との同居を
あきらめるケースもある。

 初田さんは、妻のために加入した生命保険を解約したくない。収入認定で、厚生年金分が差し
引かれるのも耐え難い。「厚生年金は懸命に働いてきた証し。それをなかったことにするのは、
私の人生を否定するのと同じ。一生懸命働いた結果がこんな老後だったと思うと惨めです」と
訴える。


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