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「聖火リレーの混乱は中国側組織委の責任」、仏内相 2008年04月10日 00:09 発信地:パリ/フランス
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【4月10日 AFP】フランスのミシェル・アリヨマリ(Michele Alliot-Marie)内相は9日、パリジャン紙との
インタビューで、パリ(Paris)での北京五輪の聖火リレーが大混乱になったのは中国側の組織委員会
の責任で、仏警察当局は技術的な支援をしただけだと語った。
アリヨマリ内相は、「五輪の規約では、聖火を守るのは常に開催国の責任」とし、「パリでのリレー中も
聖火に関する決定を行ったのは中国側で、バスへの避難についても中国側が決定した」と強調した。
内相によると、仏警察当局は聖火リレー中、通常の治安業務を担当していたが、走者を取り囲んで
伴走する警護隊については中国側の責任だという。
聖火リレーの走者を務めた柔道の元世界王者ダビッド・ドゥイエ(David Douillet)氏はラジオ・テレビ・
ルクセンブルク(RTL)に対し、中国側の警護隊を「ロボット」「攻撃犬」と呼んで非難、「かれらは押し
たり、中国語で文句を言ったり侮辱したりする」と語った。
コー氏は、パリに先立ち6日に行われたロンドン(London)での聖火リレーについて、中国側の警護隊
が「わたしを3回もルートから押し出そうとした」と明かし、仏の聖火リレー主催者は「警護隊を排除する
べきだ」、「かれらはひどい。英語を話さなかったし、かれらはチンピラじゃないか」と訴えた。
また、同じく走者を務めた英女性タレントのコニー・ハクさんは、タイムズ紙に対し、中国側の警護隊
と英警官隊の間で「小競り合い」があったことを明らかにし、「かれらはまるでロボットのようで、
『走れ』とか『止まれ』とか怒鳴って命令した。私は『かれらは一体誰なの』と思ったわ」と語った。