05/04/15 10:51:40
ハン板から支援投下。
かれこれ15年くらい前の話です。
バブルがはじけて、当社の製品の生産地を韓国から中国にシフトしようと
いう話になりました。やはり人件費の安さが魅力でしたし、台湾人エージェント
の強い薦めもありました。
そこに初代社長として就任したのが、アメリカ支社のおえらいさんです。
彼は期限付き単身赴任という形で、中国○○○○有限公司社長に赴任しました。
さびしがりやのアメリカ人らしく、面倒な検疫をパスし、2頭の大型犬の家族とともに、
渡中となりました。
住居は工場より近くの豪邸を借り上げ、2頭の犬とともに、工場へと出勤していきました。
そして、初日に勤務が終わり、帰途につこうとしたとき、彼の2頭の家族がいなくなっている
ことに気がつきました。
「ワタシノ、ジョント、ポール(仮名)は、ドコイッタンデスカー?」(英語)
台湾人エージェントは、誰が犯人かは気がついていましたが、とうとうアメリカ人本人には
気の毒で真実を伝えることができませんでした。
(犯人は従業員全員だ...あいつら、食っちまったな)