06/08/07 20:18:09
モデルとは知り合えば知り合うほど描きにくくなるものだ
特に亀裂をまともに見せられると変な感情が起きてくる。
これはいかんと自らを戒めるのであるが、絵の出来は散々
である。絵に集中できないのである。青いといえばそれま
でだが、俺にはまだ雄の部分が残っているとやや満足して
しまうのである。実のところ、採光は電灯の場合が多く
陰になってほとんど何も見えないのが常である。それでも
ヌードのなかでも、一番神々しい部分にはついつい拝みた
くなってしまうのである。観音開きを開くと、小扉があり
すぐ上には鈴がついている。中に入ると聖水口があり、
その下にお宮に至る参道がある。その下には下水溝も備わ
り、ほぼ完璧な都市空間がそこにはある。なんと驚くことに
摩擦熱を冷やすためにスプリンクラーまで備わっている。
時として、加熱した場合は聖水口から応援のシャワーが
流れる。その時は、絶好調と見ていいだろう。
お宮参りの人たちは、みな雨具の着用を強制されるが、
一部の人々には、雨具なしで参道を渡ることを許される。
いわゆる「本生」というやつだ。