正攻法の正規の考古学・百鬼夜行の戦慄のデスマッチat ARCHEOLOGY
正攻法の正規の考古学・百鬼夜行の戦慄のデスマッチ - 暇つぶし2ch128:、
08/10/30 09:00:51 I+qarmzA
URLリンク(ja.wikipedia.org)(%E5%9C%B0%E8%B3%AA%E5%AD%A6%E8%80%85)ウィリアム・スミス
URLリンク(ja.wikipedia.org)ラマルク
キュビエは、肝っ玉の小さいやつだな、、、。

キュヴィエは運が良かった。1832年、つまり、地質学という科学分野が、彼の天変地異仮
説の信憑性を失墜させる直前に、この世を去ったのだった。

失墜させたのは、法廷弁護士であり、熱心な地質学の学究の徒でもあったチャールズ・ライエルだ。
地球の地殻を10年間に渡って詳しく研究した後、彼は、当時も何百万人のキリスト教徒の間
で受け入れられていたアッシャー大司教の見解は

ばかばかしいほど誤ったものであり、地球は何百万年の時代をかけて形成されたものであ
るとの結論をくっ出したのだ。この時間の枠組みで考えれば、天変地異が山を押し上げた
り、洪水で峡谷ができる必要も無かった。すべてはゆっくりとした侵食で説明することが
できたのである。彼の「地質学言論」は、科学史上、最も画期的な本の一つだった。彼は、
大洪水は確かに現実だったが、それは前回の大氷河期の終わり、およそ1万5000年前
に溶け出した光がその原因となったのだと結論を下した。地形は、何十万年という時間を
かけて氷河によってゆっくりと削りだされたものだった。そして、山で見つかった魚の化
石は、有史以前の海のそこにかつて実際にあったものなのだ。ライエルは、天変地異論者、洪
水主義者や、宗教原理主義者たちに反対されたが、その見解は徐々に広がっていった。

その後50年ほどの間に、徐々に現れてきた地球史の仮説は、おおむね次のようなものだ
った。

私たちの地球は誕生してから約45億年たっているが、最初の10億年間は赤熱した火の
玉で、それが徐々に冷却していった。続く10億年間のある時期、最初の生命が暖かい海
で誕生した。誕生も死も無い、ごく小さな細胞だ。最古の化石は、これらの単細胞生物で、
35億年前のものだ。


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