06/12/26 22:37:06
うちのひいばあちゃんは明治35年(1901)生まれ、でもって話好き。
四国の生まれだが8歳のとき蝦夷開拓移民団で北海道へ
17歳で四国に帰り大阪へ奉公に
そこで結婚した。
北海道へ行く時の船は四国から、下関 金沢 新潟 函館 と(江戸廻船!)ルートだったそうな。
途中で日露戦争の大砲の音を聞いたといってた・・
北海道の開拓はものすごかったが若かったのでおもしろかったとか
クマの話や馬橇に乗るのは病人の出たときだけだったって。
結婚したら米騒動、
鈴木商店や三菱(大阪)の倉庫の周りを
銃剣つけた兵隊さんが囲みその周りを竹やりのおっちゃんたちが囲んでいるのを目撃したらしい。
「男が俵もって逃げるのを見てたら、
ほいねぇちゃん・・いうて米ぎょうさん地面にこぼしてくれて、
おおきに いうて手ですくうて前かけいれて・・」と話し出すときりがない・・・
ばあちゃんの小さいころすでにおばあさんだった人から
エエジャナイカ参りの話を聞いて「昔はむちゃしたんやなぁ」と思ったそうです
99まで生きて2000年没