07/02/03 00:44:34 HqsliPfI
いつの間にかゲーム理論は研究され尽くしたことになってるので
わかりやすいところで一つ情報提供。(by世界の松井彰彦)
(以下引用)
ゲーム理論再構築への野望
合理的な人間を想定する考え方こそが現在主流のゲーム理論であり、
「演繹的ゲーム理論」とも言われるものだ。
「しかし人の行動はもっと複雑なのですね(笑)。合理性だけでは
説明できない行動をとることもあれば、部分的な知識や経験から
より一般的な法則や全体的な仕組みを見つけ出してしまうのも
人なんです。こうした〝帰納的〟な面が人に備わっていることの
研究はほとんど今までなされていません。そこで私はそうした
面からアプローチして、ゲーム理論の再構築をめざすべく
研究をしています」
社会科学あるいは科学一般のカテゴリー枠をも超越するような
壮大な研究テーマへの挑戦だが、この壮挙に現在挑んでいるのは
世界中で松井先生を含めごくわずかだという。その研究は道半ばで
新理論構築までは未だはるかな道のりだが、その成果には世界中から
注目が集まる。
このほかの松井先生の研究テーマとしては「情報の経済学」
「貨幣のミクロ的基礎理論」などもあるが、いずれもゲーム理論研究
に関連するものばかりとのこと。「情報の経済学」は音声やことばが
意味をもつ過程の経済学的分析を、「貨幣のミクロ的基礎理論」は
市場経済を媒介する貨幣についてのミクロ経済学的基礎理論の研究
が主な内容だという。
URLリンク(www.professor.jp)