06/12/10 14:11:39 7gYVUbor
アメリカの他分野の人が経済学をどうみているか
コンピュータサイエンスの学生へのアドバイス
Joel Spolsky / 青木靖 訳
URLリンク(local.joelonsoftware.com)
3. 卒業するまでにミクロ経済学を学ぶこと。
経済学を履修してない人のためにごく簡単に説明しておこう。
経済学というのは、意味があって現場でも証明されているたくさんの
役に立つ理論や事実で華々しく始まり、それからあとは坂道を転げ落
ちていく分野の中の1つだ。最初の有用なやつはミクロ経済学で、これ
は文字通りビジネスで重要な理論すべての基礎となっている。その後
は悪化していき、マクロ経済学が出てくる(これはスキップして構わ
ない)。マクロ経済学は金利と失業率の関係のような興味深い理論に
ついての話なのだが、当たっていることよりはずれていることの方が
多い。そしてそれ以降はただ悪くなっていく一方で、たくさんの経済学
専攻の学生が物理学に切り替えてしまうのだが、なんにしてもそのほう
がウォールストリートでいい職が得られるのだ。ただミクロ経済学は
間違いなく取るようにしないといけない。需要と供給の関係とか、競争
優位とか、NPVとか割引とか限界効用について知らなければ、ビジネスが
どう機能するのか全然理解できないからだ。