06/12/08 22:17:38 0
>>563
>カロリング朝が断絶したからユーグ・カペーが王になったというのは間違いですか?
カロリング正系断絶の時点で、
カロリング家最後の王ルイ5世の叔父にあたる下ロレーヌ公シャルルというのがいて、
これがユーグ・カペーの対抗馬だった。
またユーグの家系で彼が初めて王に選ばれたというわけではなく、
ユーグの祖父ロベール1世、その兄ウード、ロベール1世の女婿ブルゴーニュ公ラウールは、
カロリング正系に対抗する形でそれぞれ王位に就いている。
だから987年の時点で、ユーグがぽっと出の新人であるというわけではなかったし、
どうしてもカロリング家の王でなくてはならないというわけでもなかった。