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<マクファーレン・マルサス・英日(その3)>
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江戸時代から明治期にかけての日本には、煙突の不在と暖房用の炭の使用に
より、都市の空気はきれいだった。また、農耕や交通手段に馬がほとんど
使われていなかったために、馬の糞もほとんど落ちていなかった。江戸も巨大
な農村といった趣があり、スラムも欧米のそれと比べるとはるかに居心地の
良いところだった。(PP206~207)
都市の街路は、両脇の家によって一日一回、水を打った上で掃き清められ、
それでも残った物はカラスが片付けてくれた。日本人は欧米人のようにカラス
を目の敵にはしない。(PP209)
当時の日本には、そもそもリサイクル文化とでも言うべきものがあり、ゴミを
余り出さなかったことも、公共的環境の清潔さにつながった(PP208)。
だから、当時の日本には家蠅がほとんどいなかった。これは当時の支那等とは
大違いだった。(PP216)