外国人の見た日本およびアジアの歴史at WHIS
外国人の見た日本およびアジアの歴史 - 暇つぶし2ch700:世界@名無史さん
06/12/12 21:16:55 0
>>684
単なる左翼崩れじゃないの?
クラークとか、こういうの多いね。

701:蘭人が書いた英国の歴史
06/12/12 21:20:28 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン『世界が日本を認める日』(PHP研究所)

EU諸国全体のための政治制度が未発達である背景には、単純な理由がある。
この経済統合に参加している政府の一部が、政治統合の気配を少しでも帯びた
動きは何であれ、意図的に阻んできたのである。
とくにロンドンは、EUをそうしたコースに乗せる統合には頑として反対してきた。
だから、イギリスはユーロに参加していない。
マーガレット・サッチャーはユーロ反対の急先鋒だったが、経済の制度やプロセスを
共有しながら、イギリスが政治的にはその影響を受けずにいられる可能性について、
かなり単純な考えしか持っていなかった。
(中略)
サッチャーを筆頭に、イギリスの多くの政治家が、巨大な経済的変化の政治的
影響を無視できると思っている。
彼らはもちろん間違っている。聡明な人々がなぜこれほどひどい思い違いをして
しまうのか。政治問題を解決する手段がないことが、EUで痛切な問題と感じ
られるようになっているときだけに、なおさら理解しがたい。

702:世界@名無史さん
06/12/12 22:04:57 0
>だから国益を考えれば、危険なタイプをけなし、可愛いタイプを褒めないといけない。

〈ラストサムライ〉で、ハイテク指向の産業家をおとしめ、
ローテク指向の侍を持ち上げたのも、そういう心理があったような気がする。
もちろん、銃砲に刀剣で立ち向かうヒロイズムを格好良いと思うこと自体は、
正直な美意識だったのだろうし、観客として感動もできるから、
「戦略的プロパガンダだった」なんて陰謀論を唱えるつもりは無いけれど。
しかし根本的に、他民族が感傷的な過去の姿を演じることを期待し、
その進歩を嫌がる心理は、常に何かしら胡散臭い。




703:米人が書いた露の歴史
06/12/12 22:10:25 0
世界の問題に関するクレムリンの神経症的な見方の根底には、ロシアの
安全保障に対する伝統的かつ本能的な不安感が存在している。もともと
この不安感は、平和的に農業を営む人々が広大で境界のない平原において
攻撃的な遊牧民族と隣り合って生きようとする時に持っていたものであった。
ロシアが経済的に進んだ西側と接触を持つに至り、より有能で、強力で、
そして高度に組織化された西側の社会に対する恐怖が加わったのである。
しかし、後者の不安感は、ロシア国民よりも支配者を悩ますものであった。
というのは、ロシアの支配者達は、他国と比較すると自国の支配体制が
制度の面では時代遅れ、心理的基盤の点では脆弱で人工的なものであり、
西側諸国の政治システムとの比較や競争に耐えられないことを常に感じて
きていたからである。このことを理由に、彼らは、外国の影響や西側世界と
自国が接触することを恐れ、ロシア人が世界の真の姿を知った時、あるいは
外国人がロシアの真の姿を知った時何が起こるのかということを常に
恐れてきていた。そして彼らは、競争相手にある国々と接触や妥協を
図ることによってではなく、これらの国々を完全に破壊することに向けて
粘り強く、死にものぐるいで闘うことのみによって安全保障を確保する
ことを学んできたのである。

                       byジョージ・ケナン

704:英人のドイツ・イメージ
06/12/12 22:19:54 0
サッチャー政権末期に、イギリスで抱かれていたドイツ・イメージを示す
二つの出来事があった。
その一つは、保守的な論調で知られる雑誌『スペクテイター』に載った
リドレー産業相の談話であった。サッチャー主義者だったリドレーは
この談話の中で、「ヨーロッパの共同通貨政策は全ヨーロッパを乗っ取ろうと
たくらんだドイツの陰謀であり、阻止しなければならない」とか、「私は、
主権を放棄することに原則として反対はしない。しかし、この連中に対して
放棄することには反対だ。率直にいって、ヒトラーに対して主権を放棄する
方がまだましというものだ」とかいった、きわめてセンセーショナルな
発言を行った。

705:英人のドイツ・イメージ
06/12/12 22:25:28 0
2番目の例は、今述べた事件の直後に発覚した、1990年3月に首相別邸で
開かれた会合でのドイツ論議である。首相、外相、英米のドイツ問題
専門家などによるこの会合では、ドイツ人の性格の典型的な様相として、
不安感、攻撃性、自己主張、こけおどし、利己性、劣等感などがあげられていた。
全体としてみればこの会議の基調は、ECでドイツが他国を押しのけ、
いばりちらしているようすを見れば、第二次世界大戦後もドイツが変化
していない点が多いことがよくわかる、という見方であった。

                『イギリス外交史』(有斐閣アルマ)

706:世界@名無史さん
06/12/12 23:21:10 0
URLリンク(tokushima.cool.ne.jp)
グレゴリー・クラーク Gregory Clark (1936-)

日本人は、世界中でおそらく最も「経済的」でない国民である。日本人は極度に
エモーショナルかつ敏感であり、ムードに流されやすい移り気な性格をもって
いる。おそらく世界広しといえども、降ってわいたようなブームや、騒ぎに
流されやすい国民は、日本人ぐらいなものである。

707:世界@名無史さん
06/12/12 23:29:43 0
グレゴリー・クラーク
URLリンク(www.gregoryclark.net)
当時も今も私の観点は、日本は秩序、正直さ、グループ協力感覚が強く、
集団的価値観を保ったままそれを洗練させ発展してきた稀有な国だと
いうことだ。多くの点でこれは、より個人主義的欧米人に対するモデル
であった。

708:世界@名無史さん
06/12/13 00:42:29 0
>>699
台湾は危ないかもしれんね
オリンピックが終われば共産党が勝負にでる可能性は否定できない

709:世界@名無史さん
06/12/13 04:17:22 0
犬型、ネコ型で分けるよろし。

日欧  イヌ型

中国  ネコ型

アメリカ いぬ型からネコ型への移行期

710:世界@名無史さん
06/12/13 08:00:12 0
>>702
>しかし根本的に、他民族が感傷的な過去の姿を演じることを期待し、
>その進歩を嫌がる心理は、常に何かしら胡散臭い。

三浦俊彦「B.ラッセルと中国・日本」
URLリンク(www005.upp.so-net.ne.jp)
それとそっくり同じことが、ここで指摘されているね。大正時代から
現代と同じ構図が存在していたというのが興味深い。

711:世界@名無史さん
06/12/13 08:11:08 0
>>702
日本人で、ヨーロッパの古い街並みの美しさを賞賛する人は多いが、そういう
人に限って、ヨーロッパの古い家には決して住もうとしないような希ガス。
いったん日本の便利さ・快適さを味わった者が、ヨーロッパの古い家に
住むのは苦痛だろうね。

ちょうど都会の人間が田舎に行って、「実に素晴らしい。こういう美しい自然は
ぜひ残してほしい」と言いながら、自分は都会から田舎に引っ越そうとは
決して考えないのに似ている。

712:世界@名無史さん
06/12/13 09:54:39 0
>>699
>第二次世界大戦中の日本にも、欧米流の国際法を脱却した「大東亜国際法」
>を構築しようとした安井郁のような知識人がいた。

中華覇権主義のおそれは確かにあると思う。
正直20C初頭と今の国際関係は相似的であるように思えてならない


>シンガポールとか、東南アジアの華人も『バナナ』気取りに思えるけどな。

これはその通りで、沿岸の「開発」された中国人や華僑は皆、
多分日本人にも優越感を持っていると思う。

事実、日本のホワイトカラーよりも事務能力の精度では劣るだろうが、
言語力や折衝力の点で使える人間が多いと思う。

あと日本人が学校教育で自立的意識を「去勢」され、
性善説も刷り込まれる一方、その縛りがない点でも中国人は有利だろう。
なによりハングリーだし

713:世界@名無史さん
06/12/13 14:24:36 0
>>712
中華覇権主義が勃興したとき、欧米諸国はそれにどう対応するかな?

第一世界大戦後、日本は戦勝国の一国に名を連ねて、「一等国」になった気分でいて、
この時期はいわば日本人がうぬぼれ、のぼせ上がった時期だった。
しかし、それは確固とした自身から来ているわけではなくて、劣等感とコインの
裏表の感情だったわけだ。昭和になってもヨーロッパに行ったインテリは、
劣等感に苛まれて帰ってくる。

それともうひとつ、明治維新の元勲世代だと、夢のような地位向上なので、
ここらで国際連盟に加入して、新しい国際秩序に参加しようという気にもなった。
ところが近衛文麿のような若い世代にとっては、欧米の風下に置かれるのが
不満で、「英米本位の平和主義を排す」といった感情が出てくる。
その意味では今の中国の若い世代のナショナリズムがどうなるか気になるな。

714:世界@名無史さん
06/12/13 18:25:38 0
アル・アレツハウザー『ザ・ハウス・オブ・ノムラ』
URLリンク(www.geocities.jp)
URLリンク(www.amazon.com)
1991年に当時の証券不祥事の背景説明のようなタイムリーな
著作として、日本で話題になった問題作。その後、著者と野村家
の間でこの内幕本をめぐって裁判を争った(確か名誉毀損)けど、
結局この裁判はどう決着したんだろう?それともまだ係争中?
本自体はメディアが騒いだほど野村の恥部を覗き見的に暴いたもの
というより、かなり真剣な歴史書として読む事が出来たんだが・・・


715:世界@名無史さん
06/12/14 01:17:25 0
と学会編『トンデモ本の世界』で、日本で出版されている「ユダヤ陰謀論」は
どれも同じような内容で、何冊も読むと退屈してくると書かれていたが、
外国人によるニッポン本も似たような感じ。

・日本社会は集団主義的・閉鎖的
・日本人は外国人嫌いで人種差別的
・日本はドイツと違って戦争責任をきちんととっていない
・欧米は罪の文化だが、日本は恥の文化
・日本人はすぐに極端に走る
・日本人は欧米人に対して深い劣等感を抱いている
・日本人は中韓から受けた文化的影響を認めようとしない

716:世界@名無史さん
06/12/14 01:21:04 0
・大正デモクラシーはとても弱い試みだった
・日本社会で起こる現象について、なんでも文化的なもののせいだとして
説明しようとする
・日本人は長いものに巻かれる性質
・日本は決して変わらない、あるいは衰退する
・日本と中韓の関係が悪いのは日本側に原因がある
・日本の都市景観は醜く、住宅事情は悪い
・日本経済の発展は官僚による計画経済による

他にどんなのがある?

717:世界@名無史さん
06/12/14 03:05:21 0
日本はハイテクの国。
日本人は遺伝的に独創性が無い。
日本人はものまねがうまい。
日本人は劣等民族だが、集団になると強い。
日本は世界から孤立している。
日本の文化はみんな外国から来たもの。
日本人は鯨を食べる。
日本人は選民思想を持つ。
日本人は平等が好き。
日本人は国粋的な人間が多い。
日本は捏造された国粋的な歴史を教育している。
日本の研究者はアメリカから技術を盗み自分の功績にした。泥棒国家(アドレナリンとか)
日本は民主主義国家ではなくブルジョワジー独裁国家。
日本人は女性差別がひどい。
日本は在日外国人に選挙権を与えない差別国家。
日本は言論が統制されている。
日本は潜在的反米国家。
日本はアメリカの植民地
日本は亜細亜の平和を乱している。
日本男性は軟弱でマザコン、ロリコン。
日本女性にはレイプ願望がある。
戦前の日本はナチスドイツやソビエトよりもひどい。
日本人は勤勉。
日本人はまったくもって合理的ではなく金銭的利益よりも観念的なものを取る。
最近、日本が対外的に強硬なのは経済停滞の痛みから国民の目をそらさせるため。
他国は日本のようになってはならない。
日本人は賭け事がすき。
日本人は手先が器用。
日本に未来は無い。

718:世界@名無史さん
06/12/14 04:10:24 0
なぜかはわからんが、欧米人による中国擁護論も似たような内容の
ものばっかり。

・中国の国内事情を無視して人権侵害を非難すべきではない
・中国に混乱を起こさないためにも、民主主義を押し付けるべきではない
・中国のエネルギー問題の解決には国際協調が必要
・中国脅威論は幻想である
・中国は平和的な国である
・中国の経済発展はめざましく、そのうち日本を追い越す
・中国は21世紀において超大国となる
・華人ネットワークは、グローバル時代に適している
・中国人は外国人に対して開放的で、偏見が少ない
・中国の文化は独創的である

719:世界@名無史さん
06/12/14 04:38:17 0
ソースを示さない箇条書きになんか意味あんの?

720:世界@名無史さん
06/12/14 08:59:13 O
外人何て面倒臭いから気にせずに皆斬っちゃえば良いと思う。

721:世界@名無史さん
06/12/14 10:16:27 0
>>666-667
日本の場合、明治維新でも第二次世界大戦後でも、体制を変革してから
開発独裁を行った。

これに対し中国の場合、清朝でも現在の共産主義政権でも体制の維持が
至上目的だという違いがある。

722:世界@名無史さん
06/12/14 11:27:57 0
>>719
工作員乙

723:世界@名無史さん
06/12/14 11:44:39 0
今の中国人ってさ、国際社会が中国の人権や環境汚染を問題にしたり、
あるいは民主化を求めてきたりすることについて偽善的だと思ってんの?


724:世界@名無史さん
06/12/14 14:54:12 0
内政干渉じゃん。

725:世界@名無史さん
06/12/14 18:00:32 0
>>724
中国も他国に対して内政干渉をしているが。

726:世界@名無史さん
06/12/14 19:10:38 0
>>725
それはいいの。 他国の人民の事をそれだけ真剣に考えてくれているから。

727:世界@名無史さん
06/12/14 19:30:15 0
そういうレスって何が面白いの?


728:世界@名無史さん
06/12/14 19:31:50 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン『もう一つの鎖国 日本は世界で孤立する』
(角川書店)

振り返ると、日本について私が初期の著作で書いた内容を批判し、その信憑性を
覆そうと画策した勢力が外務省の中にいた時代が、今の私にはむしろなつかしい。
なぜなら少なくとも当時は、外務省の役人も国の命運を懸命にに考えているように
見えたからだ。
ところが、現在の外務省にはそういう人々がいない。外務省が現在直面している
事態は深刻なものだ。日本の官僚たちの重要な機能は、普段から舵取りの利かない
国が望ましくない方向へ流れたと感じたときにブレーキの役割を果たすことだ。
だが、最近の外務省はこれを全く行っていない。無能な政治家が害を撒き散らさぬよう、
措置を講じるべきなのに、外務省はその役割を放棄してしまったらしい。
そうでなければ、近年の日本の対アジア外交がこれほどまでに悪化するはずがない。
例えば、日中関係だ。これこそ外務省官僚の介入が絶対的に必要なのに、その
気配がない。

729:728
06/12/14 19:38:05 0
(中略)
日本と中国の官僚制に詳しい外国人たちは、日本と中国の状況があまりにも
違うことに驚いていると述べる。中国で赴任経験の豊富なある外国大使の
ひとりは、中国の外交政策を立案する能力は、フランスに次いで優れて
いると絶賛する。その理由は中国人が、想像を絶する組織的記憶をベースに、
壮大なる想像力を駆使し、可能性を創出していくからだという。しかも
彼らには将来に向かってのヴィジョンがある。少なくとも今後の状況の
変化に対応できる計画を彼らは準備しているそうなのだ。

730:728=729
06/12/14 19:46:13 0
(中略)
日本は長年、組織的記憶に長けていることで有名であり、アメリカ政府の
それと常に対比されてきた。アメリカの役人というのは、少なくとも
上層部の官僚は、新大統領が選ばれると常に交代するし、ワシントンに
ある政府機関の多くが行っていることは過去のやり方を踏襲するものではない。
このことは、日米が交渉している時―例えば貿易問題や経済摩擦についての
話し合いなどでも明らかだ。
ところが、日本よりも中国の官僚の方がその組織的記憶についてより
優れているという。しかもその知人によれば、中国人たちはその記憶に
想像性を組み合わせるというのだ。

731:728=729=730
06/12/14 19:57:06 0
(中略)
司法省とペンタゴンを除いてほとんどの場合は、アメリカの官僚は他国の
官僚に比べ弱い存在だ。例えばフランスなどに比べたら正反対だ。フランスの
キャリア官僚は、政策決定において重要な役割を果たす。そして、官僚の
上位にある大臣は、官僚の意向に自分の考え方を合わせるのである。部下に
有能な官僚がいるなら、当然、彼らの意見に耳を貸すべきなのである。
有能かつ豊富な組織的記憶を持つ官僚がいるということは、一国の政府が
対処しなければならないさまざまな課題について、その国は知恵の宝庫を
持っていることを意味するのである。従って、それが組織的記憶にもあり、
さまざまな外交問題に精通している外務省の官僚ならば、政府の外交構想に
有益な提案を行うことが期待できるわけである。

732:世界@名無史さん
06/12/14 22:14:14 0
URLリンク(www.sake-asaka.co.jp)
2.中華民族の優越
 
金髪で青い目の「アーリア民族の優越」を説くナチスが引き起こしたユダヤ人
抹殺を狙った民族浄化は人類が忘れ去ることのできない二十世紀の悲劇です。
近年も「シンドラーのリスト」、「戦場のピアニスト」といった映画が作られ、
多くの人々に感動を与えると共に記憶の風化を防いでいます。
その反省から戦後の世界では、人種や民族の間に優劣はない、英語で言えば
同じ「human beings」であり、その差があるとすれば環境などの後天的なもの
とされています。ところが、中国では現在も「中華民族の優越」が宣伝されて
います。それは、文明を生み育ててきた「中華」の優越を誇示し、国民をまとめ
上げる為の象徴として使われているからです。急速に発展する中国では、貧富の
差や官僚の汚職腐敗といった問題で国内の求心力が失われがちですので、国内を
引き締め団結を図るために一層多用される傾向にあります。

733:世界@名無史さん
06/12/14 22:15:18 0
3.漢民族の優越
 
このような背景がありますので、「中華民族」を最も狭い意味で捉える人たち、
即ち戸籍上「漢族」である多数派中国人は、象徴としての「中華民族の優越」
を現実の「漢民族の優越」と勘違いしがちです。それは、栄光の「中華」四千年の
歴史を一貫して担ってきた純粋な「漢民族」の存在を仮定することに繋がります。
羽田孜(はたつとむ)元首相は、日中国交回復を果たした田中角栄元首相に
次いで中国で人気があります。姓の「はた」は、5世紀に朝鮮半島経由で日本に
移住してきた「漢民族」の秦氏と結びつき、「優秀な漢民族の血を引くからこそ
日本の首相になれた」のだそうです。ただ、在任期間が64日に過ぎなかった
のも「漢民族」と関係があったのかどうかは不明です。

734:世界@名無史さん
06/12/14 22:58:58 0
チャルマーズ・ジョンソンのような日本研究者は、儒教文明と日本文明が
別個の文明だという説に激しく反発するんだけど、これはなぜなんだろうか。

735:養殖はまち
06/12/15 01:32:54 0
>734
文化的には中韓と日本は似ているが、社会的には全然違う。
向こうは氏族社会で、日本は小家族社会。ジョンソンやウォルフレンは、この事実に全く気付かず。

>702
ラスト・サムライの目茶苦茶な日本史観に笑った。
侍が農村に住み、共存する姿はまるで鎌倉時代。近世以降は兵農分離で農村に侍などおらず。
19世紀日本にあんな部族社会があるはずもない。

736:世界@名無史さん
06/12/15 14:40:05 0
>>735
郷士を忘れんでくれ。
あとは概ね同意。

737:世界@名無史さん
06/12/15 16:07:55 0
>>735
薩摩がモデルなら、それほど間違ってない。
島津家は、今の鹿児島一県に押し込められてからも、
九州の大半を支配していた頃の家臣を維持したので、
アンバランスに武士の人口比率が高く、
武士の多くは郷士として農村に暮らしていた。
URLリンク(sv11.internet.pref.kagoshima.jp)

738:世界@名無史さん
06/12/15 16:13:05 0
ヘーゲルは選挙で選ばれる議員は私的な利益に動かされやすく、官僚のほうが
より公正な態度を取れると考えていたが、ウォルフレンもヘーゲルと似たような
考えの持ち主なんだろうか。

739:世界@名無史さん
06/12/15 18:16:13 0
>>737
ふーん。
でも、いくらなんでも日本刀で騎兵突撃なんてしないよね。

740:世界@名無史さん
06/12/15 18:24:20 0
信長の鉄砲三段撃ちは野戦築城があって初めて有効だった。
騎兵突撃もありかと言えばあり。でも日本刀じゃなくて槍だよね。
ああ、あと三段撃ちはなかったぁぁぁぁぁとかは別スレでね。

741:世界@名無史さん
06/12/16 02:53:18 0
D・S・ランデス『強国論』(三笠書房)

◆もっと評価されてよい日本の植民地政策

だが、この基準からすれば、時代を通して最高の植民地支配者は日本で、韓国や
台湾ほどうまくいった元植民地はなく、1950年から1973年の国民一人当たりの
年間成長率は先進工業国を上回った(日本自身を除く)。私見だが、この業績は
家族構造や仕事観、目的意識といったこれらの社会の文化によるものだと思う。
こういった価値観は日本の支配下でも存在し、その一部は支配への反発となったが、
それが自分たちの利益となる場合の対応ぶりにもあらわれ、たとえ異国の支配者に
働き場所を与えられても、それは同じだった。だが、もと植民地に成功が
もたらされたのは、日本政府が植民地に残した合理的経済のおかげでもあり、
植民地で行われたのは「日本自身も行っていた近代化努力の最高傑作」であった。

742:世界@名無史さん
06/12/16 03:11:54 0
◆なぜ中国の先進性は“一瞬の輝き”に終わったのか

千年前、中国はどの国家より―もちろんヨーロッパより―ずっと進歩していた。
この先進性はその後数世紀続いたとする主張するものもいる。それでは、
なぜ中国はその先進性を「維持しそびれた」のだろうか?
中国の学者たちのなかには物事を遠まわしにいって、その痛みを軽減しようと
する者もいる。「中国社会は安定しているが、それは進歩がないとか不変とか
いうことではまったくない…。速度がゆっくりしていて、変化の度合いが
小さいだけだ」(これは真実ではあるが、答えになっていない)答えられない、
非論理的だとして、疑問を片付けてしまう学者もいる。彼らによれば、
物事の否定的な側面を説明するのは不可能だといわれているから答えられないし
(これは論理的に絶対に間違っている。大規模な失敗や成功を説明するのは、
たしかに複雑だが、それが歴史というものではないか)、失敗などしていないの
だから非論理的だというのである。「失敗」という言葉を使うと、私たちは
中国に非中国的な尺度と期待を押しつけることになるという者もいる

743:世界@名無史さん
06/12/16 03:16:23 0
(中略)
また、中国には、学校、専門教育機関、学識者の集まりといった調査や
学習のための制度もなければ、意欲を生み、競い合う機会もなかった。
意見を交換したり、大局を見て判断したりする姿勢や進歩に対する観念が
乏しいか、もしくは欠落していた。ここにもう一つのパラドックスがある。
中国は学術に長けた祖先を公式に崇拝し、1734年には皇帝の命令で、宮廷の
医者が先駆者に生贄を捧げる儀式を行っている。そのくせ、新しい世代の
発見には無頓着で、あとになって古物研究や考古学的調査によってそれが
再現されるという調子だった。

744:世界@名無史さん
06/12/16 03:25:45 0
つまり、中国の進歩の歴史は、時間や空間から切り離され、反響も受けず、
価値判断もなされないまま、隠喩と見せかけの深遠さによってあいまいに
され、限られた地域にしか伝わらなかった一瞬の輝き―実際は、まとまりの
ない陽炎のようなもの―にすぎないのだ(その点、ヨーロッパの活版印刷術
とは比べものにならない)。多くの用語が事あるごとに考案され、すぐに
使われなくなる。そのため現代の学者は、必死に努力して、どちらかと
いえばありふれた文献を解読しようとしている。形而上学的な懐疑主義や
推測においては、多くの知識が泥に埋もれたままになってしまう。科学的な
研究を「邪魔」で実体のないものと非難し、安易に軽蔑した儒学者の言葉を
引用しよう。科学の流入を妨害するような発言だ。「顕微鏡があれば物の
表面が見える…けれども、それで物事の本質を見ている気になってはいけない」



745:世界@名無史さん
06/12/16 03:26:47 0
支那が先進国(文明は中東・地中海や印度のほうが進んでたと思うが)になれたのは
「他地域が競争したから」。周代から戦国あたり、驚異的な発展を遂げた。地域的な
歴史としては若輩者の支那文明は早熟の天才だったわけである。中東やエジプトが何千年も
かけて成し遂げた文明の発展や効果的な統治方法を瞬く間に成し遂げたのだ。しかしその後、
いわゆる「中原世界」を強大な勢力で一本化するために、強力な「おさえ」を用い始める。
「儒」である。これを悪用・乱用し、人民を徹底的に押さえつけた挙句、世界のどこよりも
早熟だった文明はイギリスのアヘンを吸入しては「中華思想」にふける、世界有数のバカな
地域に成り下がったのである。

746:世界@名無史さん
06/12/16 03:27:53 0
他地域×
多地域○

747:世界@名無史さん
06/12/16 04:47:10 0
◆“世界一の綿産業国”インドに致命的に欠けていたもの

なぜインドで産業革命は起こらなかったのか?つまるところ17、18世紀の
インドは世界一の綿産業国であり、品質、多様性、価格のどれを取っても
卓絶した存在であったというのに。産業は国内の大きな需要を満たしたに
止まらず、生産高のおよそ半分をインド洋全域ならびに間接的に東南アジアと
中国に輸出することだった。この巨大な市場に、17世紀にはヨーロッパの
需要という刺激が加わったのである。このことは大きな活力剤となり、
供給に関して必然的に、古い問題を悪化させ、新しい問題を生み出す結果を
もたらした。どうして当時、資本(機械)を労働者の代わりに用いることで、
こうした困難を緩和することに関心が持たれなかったのだろうか。


748:世界@名無史さん
06/12/16 04:52:19 0
インドの歴史家には、自国のこの怠慢を見逃したり認めなかったりする
傾向が見受けられる。なかには、特にインドの民族主義者には、これを
ヨーロッパ人、とりわけイギリス人のせいとする向きもある。こうした
侵入者が突然あらわれてインドの政治に首を突っ込み、対立を助長する
までは、インドは資源に富んだ繁栄を楽しむ国だったのだと。たとえば
ある歴史家は、17世紀インドの王立作業場に注目し、技術革命をうっとり
夢見ている。「こう推測したい誘惑に駆られる。それらが機械化の方向に
向かわずに、インドの近代化産業に向けての国家のモデル工場となって
いれば、イギリスのインド征服によって終焉を迎えていなければ、と」。
これではまるで、思うがままに労働力を買い、命令できる制度ではないか。

749:世界@名無史さん
06/12/16 08:18:47 0
>>728-733 それは願望だな

750:世界@名無史さん
06/12/16 08:47:58 0
>>749
いんちき売文業

751:世界@名無史さん
06/12/16 09:48:38 0
イアン・ブルマってなんであんなに評価が高いの?
著書を読む限り、たいした研究者とは思えないけど。

752:世界@名無史さん
06/12/16 10:04:18 0
ブルマって名前じゃないかな?

753:世界@名無史さん
06/12/16 11:31:08 0
日本研究はライバルが少ない穴場だから二流、三流の研究者にとってはおいしい。
バカな日本人が外人様のご高説というだけで感動して持ち上げてくれるし

754:世界@名無史さん
06/12/16 16:18:54 0
海外のテレビ番組、特に中国関連のものを観ると、日本人よりも欧州や米国の人間の方が中国に対してコンプレックス、というか劣等感のようなものを持っているんじゃないのかな~、と思えるんだが。

アヘン戦争からの一連の流れってのが、罪悪感と言うかなんというかそういうものの根源にもなっているんだろうかね。

755:世界@名無史さん
06/12/16 16:35:26 0
>>754
アメリカ人は外国のことなんて興味ないだろう。
日本も中国も興味ないどころか区別すらできてなさそう。

756:世界@名無史さん
06/12/16 16:39:24 0
ブッシュやクリントンはイラクや中国に手をだしたり、組んだりしているじゃん。
ユダヤの味方して中東のイスラムを弾圧しているに
何嘘ばかりかいてんだ。


757:モサド
06/12/16 16:54:15 0
>第一次中東戦争のときにはアラブ諸国は三方同時進撃なんてやらかして、
>当時のイスラエルの人口がいきなり半減してるが、その時アメリカなんて助けてくれなかったぞ。
>その危機を克服して、その後の中東戦争のときには逆に、
>エジプトやシリアの首都100キロ手前まで進撃していたのに、
>アメリカにストップかけられてる。
>超大国がバックにいるからってんなら。
>当時のエジプト、シリアもソ連が後ろ楯だったし、なに言ってんのやら。

(^^)

758:世界@名無史さん
06/12/16 16:56:15 0
このスレを読んで欧米人を軽蔑するようになったヤシは多いんじゃね?

759:世界@名無史さん
06/12/17 02:59:26 0
ウォルフレンは小泉の靖国神社参拝のせいで、中国の高速鉄道プロジェクトの
一部をドイツ企業が受注し、日本企業は競争相手に一歩先を越されてしまった
と書いているんだが、
中国はもともと、伝統的に親ドイツ感情が強い国なのでは?

760:世界@名無史さん
06/12/17 06:43:46 0
>>759
ナチスドイツも当初は中国支援してたな

761:世界@名無史さん
06/12/17 08:14:15 0
>>759あんな国に資本投下するくらいなら振られて温存しておいた方が良いと思うがね

762:世界@名無史さん
06/12/17 09:00:12 0
>>760
最初ドイツは国民党に軍事顧問団を送り込んでた品。
ところで、ドイツ起源の思想というのは中国にどのくらい影響を
与えたのか知ってる人いる?(マルクス主義を除いて)
明治日本の官僚制はドイツに倣ったものだといわれているけど。
蒋介石なんかはナチズムやファシズムに影響受けてたの?

763:世界@名無史さん
06/12/17 09:10:06 0
>>762
藍衣社とかいうファシスト団体があったらしいが

764:世界@名無史さん
06/12/17 09:48:05 0
>>762 国民党は国際的にはファシズム政党という扱いをされているらしいよ。

765:世界@名無史さん
06/12/17 10:04:18 0
>>754
ディスカバリーチャンネルとか見てると、「大航海の英雄・鄭和」みたいな
中国マンセー番組が多いね。
日本人が「中世イスラーム文明の先進性」を強調するようなものかな?

766:世界@名無史さん
06/12/17 10:13:15 0
>>764
今では信じられないことだが、第二次世界大戦の直前、アメリカでは
まがりなりにも議会があって普通選挙をやっている日本よりも、蒋介石
政権のほうが民主的だと思われていた。
蒋介石夫人の宋美齢は何度もアメリカへ行って、大変な人気を博している。


767:世界@名無史さん
06/12/17 11:07:20 0
というか、日本の場合中央政府が出先の軍隊の行動を統制できないっていう、近代国家としては
ありえない酷い状態だったからな・・・
軍が独断で対外戦争はじめて、首謀者にお咎めなしってどういう国だよ。
まさにローグステイツ。

768:世界@名無史さん
06/12/17 11:22:36 0
>>767
日本には解放戦争という崇高な目的があった。
欧米の植民地国家と同列に考えるな。

769:世界@名無史さん
06/12/17 11:36:22 0
>>768
何が言いたいのかよくわからん。仮に日本の目的が植民地解放だったとすると、軍が中央の統制を離れて
勝手に戦争をはじめる事が許されるのか?

ついでに言えば、"欧米からの"植民地解放の為の戦争ではあったかもしれんが
後釜として日本が居座って新たな宗主になる気でいたんだから単純に"解放戦争"とは言えんぞ。


770:世界@名無史さん
06/12/17 11:36:24 0
                |
                |
                |
                |
                 ,J
 

771:世界@名無史さん
06/12/17 11:40:08 0
>>768
建前上だがな、結果的に植民地解放に繋がった面もあるが

772:世界@名無史さん
06/12/17 11:46:57 0
>>764
それは特務機関では?

773:支那革命の父孫文先生
06/12/17 11:49:14 O
1922年11月《ジャパンアドヴァタイザー紙》掲載記事より

日本は世界大戦の際に連合国側に荷担したが、
これによって日本はもっぱらアジア人のための
絶好の機会を利用することを怠ったのである。
かようなアジア人のためのアジアが建設されてこそ、
アジアは白人、特にアングロサクソンに対抗することが出来た筈である。
世界大戦の初期に私は日本の政友会総裁犬養氏に一書を呈して、
この際日本はすべからくチュートン諸国を援助し、
かくしてアングロサクソンの相対的勢力の相殺をはかり、
以て世界の勢力均衡を維持すべきであると説いた。



774:世界@名無史さん
06/12/17 12:01:45 0
>>773
中国も連合国側でWW1に参戦してるのに何言ってんだ

775:世界@名無史さん
06/12/17 12:05:51 0
URLリンク(www.jaas.or.jp)
レーニン主義からファシズムへ
蒋介石と独裁政治モデル

776:世界@名無史さん
06/12/17 12:30:45 0
URLリンク(www.nikkanberita.com)
「大国の台頭」の歴史を学ぶ中国 井出敬二(在中国日本大使館広報
文化センター長)


777:世界@名無史さん
06/12/17 13:54:33 0
欧米が海を越えて侵略する蛮行と、日出ずる国の天子による王道のどちらがいいか朝鮮人以外は普通に答え出ている。

778:世界@名無史さん
06/12/17 14:24:27 0
>>777
>普通に答え出ている。
日本の歴史を誇りたいなら、まず誤字脱字をなくして綺麗な日本語を使えるように
しましょう。
それからフィリピンなんかでは"海を越えて侵略してきた"アメリカのほうが評判がよくて
日本軍は随分とゲリラ戦に悩まされたようですが。
欧米と日本、両方の支配を受けた経験があって、比べた結果日本の方がよかったなんて
言ってるところは少ないようですがねえ。

779:世界@名無史さん
06/12/17 14:33:42 0
それからフィリピンなんかでは"海を越えて侵略してきた"アメリカのほうが評判がよくて


プロパガンダって知っているか?
パラオでも戦後アメ公が支配してアンチジャパンキャンペーンをはじめたが、
さっぱりだったようだがねw


誤字脱字<2chでさも自分が正しいようにミスリードしていく基本テクニックですね。
いまどきそんな手法で釣られる人いるの? 
書いた本人が悦はいっているだけでみっともないよw

780:世界@名無史さん
06/12/17 14:34:53 0
欧米と日本、両方の支配を受けた経験があって、比べた結果日本の方がよかったなんて
言ってるところは少ないようですがねえ。

半島と大陸のいわゆる「アジアの人々」って奴ですかwwwww
連中とサヨクが結託してプロパガンダしてるだけだねwwwww

781:世界@名無史さん
06/12/17 14:59:08 0
南洋諸島
ベトナム
フィリピン
ビルマ
インドネシア
ニューギニア
両方の支配を受けた地域だとこんなもんか。
で、日本の支配の方が良かったって言ってる地域はどこ?
ちゃんと統計的にまとまってる住民に対する調査データをしめしてね。


782:世界@名無史さん
06/12/17 15:26:10 0
>>781
フィリピンではマニラの憲兵隊司令部で裁判なしに敵性やアカとみなされる現地人殺してたり、
評判悪いね。

インドネシアでは今村均は住民をよく扱って評判いいけど、他の陸軍や海軍の統治は評判悪いね。


南洋諸島ぐらいかな評判いいのは。
ドイツやアメリカと比べていいかは知らないが。

783:世界@名無史さん
06/12/17 15:31:42 0
ドイツ生まれの思想はなぜか後進国で受け入れられることが多いね。
ロシア、明治日本、中国、イスラーム圏・・・

784:世界@名無史さん
06/12/17 18:02:16 0
>>783
ドイツの思想自体が、先進的だったイギリスやフランスの普遍的な思想に対する反発として
ドイツの独自性を主張してる面があるから、後進的な地域と相性がいい面はあるのではないかな。

785:世界@名無史さん
06/12/17 19:09:29 0
無条件な自由主義が経済的合理性を持つのは最先進国限定で、
それ以下の後進国・中進国・準先進国といったレベルの国、
つまり大半の国では、開発独裁の方が合理的なんじゃないかと思う。
で、元祖開発独裁はプロイセンだから、その後の諸国のモデルになったんだろう。

786:世界@名無史さん
06/12/17 19:10:16 0
>>782
国際法では便井兵は現地の部隊の独自判断で処分可能だよ。
そんなことで日本を云々するつもりかねサヨククン

787:世界@名無史さん
06/12/17 20:24:46 0
>>786
どうして酷使さまってのは自分に都合のいいように論旨を捻じ曲げて恥じないんだろうねえ。
>>782を普通に考えりゃ便衣兵じゃない無実の現地住民も大量に殺してしまってたから反感を
買ったって話だろう。
ついでに言えばフィリピンで日本軍が評判悪かったのは、食料をほぼ現地調達でまかなってた為
現地人からは武装略奪者の集団に見えなかったこと。この辺の事は別に左かかった文献じゃなくとも
山本七平(大戦時、ルソン島駐留部隊で砲兵少尉だった)の著書にも書いてある。

一つ付け加えて酷使さまの反論を封じておくと、日本軍は一応食料の代価は払っていた。
ケツ拭く紙ぐらいにしかならない、貨幣として無価値な軍票でだが。
そんなわけで実質的には略奪と変わらんわな。


788:世界@名無史さん
06/12/17 20:26:37 0
いかん>>787一部訂正
>現地人からは武装略奪者の集団に見えなかったこと。
     ↓
現地人からは武装略奪者の集団にしか見えなかったこと。

789:世界@名無史さん
06/12/17 20:32:53 0
なんか勇ましいこと言ってるやつは、水木しげるの戦記漫画でも読んでみ

790:世界@名無史さん
06/12/17 20:57:59 0
>
無実の現地住民も大量に殺してしまってたから


おまえは殺害現場をみたのかw
そんなどうでも言いチラシの裏をかいてんじゃねーよw

791:世界@名無史さん
06/12/17 22:14:21 0
>>787
反論を封じるどころか、それだとボールはオマエの側にあるじゃんw

792:世界@名無史さん
06/12/18 03:00:39 0
453 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/17(日) 15:44:44 ID:7G8Mf2rr
URLリンク(www.realclearpolitics.com)
RCP:日本を(西欧の)対立側陣営につけないことが重要

リチャード・ハロランの書いている「日本論」と言うよりは、西欧(のアジア学者)
から見て日本がどう見えて、どういうところに関心があるかを窺がわせるもの。
単純化して言えば、西欧から見ると、日本はアジアに位置するけれど、アジア
なのか西欧なのか良くわからない国で、純粋系のアジアの国ではないにせよ、
まぎれない西欧の一員である事もない。日本は西欧とアジアの中間にいて、
時代によって揺れ動くといった見方がある。
オーストラリアの軍事外交政策から見ると、その国は(アジアにあるけれど)
紛れもない西欧の一員なので、日本を同じくアジアの、西欧側陣営に引き
止めることが基本的目標になるという。
アジアパシフィック・センターの学者John Millerの日本定義を引いて説明
している。JohnMillerのいう日本モデルは、日本はアジアの国ではなく中華
帝国にも朝貢していない。長らく孤立していた日本は、明治維新以降、急速に
西欧化を目指したけれど、満州中国に関わってアジアを重点政策とする
帝国主義になり、終戦後には再び反転して西欧化している。

793:世界@名無史さん
06/12/18 03:01:09 0
John Millerによると、日本が良くわからない基本的な理由は:

1)アジアの中での日本の、自分の役割
2)日米同盟の存在
3)普通の国への復帰による政治的役割の増大

をどういう風にバランスしてゆくのか、明確にされていないからで、西欧から
見た場合、日本がその有する西欧的価値観にもかかわらずアジアに(のみ)
コミットする可能性があるのではないかという疑問が残る。そのために、
対日基本政策は、日本を西欧の対立側陣営につけないように、引き止める
ことが重要目標なるのだと説いている。

794:世界@名無史さん
06/12/18 15:04:52 0
別に日本に限らないんだけど何でわざわざどっかの文化圏に当て嵌めようとするんかな。
西欧だなんだといっても地域で分けただけのものなのにまるで同一文化であるかのように言っちゃってさ。

795:世界@名無史さん
06/12/18 15:38:21 0
文化圏

アメリカ=文明国
西欧=文明国
東欧=貧乏な文明国
東亜=虐殺独裁国家郡
イスラム=テロリスト
アフリカ=劣等民族の溜まり場


これが俺の客観的な文化圏の分析。

796:世界@名無史さん
06/12/18 17:05:34 0
>>794
何かを分析する場合、特徴列挙からいくか、類似のもので種別するか、二つに一つだから

認識の基点をステレオタイプ的であってもひとつ定義しないとよくわかんないままだし、
簡単なのは類似のもので種別することだから

日本が特殊なのは、単に僻地だったから。外敵がほとんど来なかった結果。
中華圏は自己目的化が絶対化してる(中原をとれば富は集約できる)から、
日本にも興味がわかなかった。異民族もまた、中原をとれば全部「中華」になってしまう。
つまり中原という巨大な重力の井戸があったので、
スピンアウトしてくる質量がなく、日本は外敵と出遭うことがほぼ皆無だった。

あと大航海時代も日本まで触手を伸ばしてくるには時間がかかりすぎてたので、
餌食にはならずに済んだ(というか帝国主義に転化することで「済ませた」)

アメリカってその国内に資本家貴族と発展途上国をまんま取り込んでないかな
不法移民労働者の時給は中国の工場の時給と同じだって聞いたし、
彼らがいなければ国内産業が成立し得ない

イスラムは部族社会+宗教国家だから、ムスタファ・ケマルのようなのが出て
近代化を徹底させた上で、世俗化も進ませないと難しいよな、、
何かを批判しようとすると、イスラム法に反しているからといって気を使わなければならず、
また民主化といっても部族の利害関係から、統一政府を維持しようとすれば結局、
強権政治にならざるを得ない。

アフリカは自立したくても自立できなくなってしまった。搾取体制が確立しすぎてる。
国内の基幹産業は一次産業のまま、そして経営権は多国籍企業が持つ。
一番の穀倉地は外資の農場が占拠し、在来農民はむやみに牛を増やして周辺の砂漠化を進行させる。
国内で飢饉が起きてても農作物は常に輸出されつづける。
自主的発展をしたくても、育った有能な人間は全部外資かNGOに就職しちゃうし
だから「持続可能な開発のための援助」がNGOとか国連で行われているわけだが、遅々としたまま。

797:世界@名無史さん
06/12/18 17:17:56 0
D・S・ランデスは、戦後日本とNIES諸国が発展した理由として、“手先の
器用さ”を挙げている。手先の器用さは箸で食事をすることから来ており、
微細な部品の組み立てには特に役立つそうな。

また華人は、ヴェーバー流のカルヴァン主義者をうらやましがらせるような
職業倫理を遵守していると主張している。

798:世界@名無史さん
06/12/18 17:22:47 0
>>793
単に日本にチャートが無いだけだと思う。
ある意味、ポスト地政学主義なのかも。
次は中国といかに付き合うか、それだけだろうな。
これまでは放置okだった環境制約とか逼迫してくるから。

>>792
>西欧化を目指したけれど、満州中国に関わってアジアを重点政策とする
>帝国主義になり、終戦後には再び反転して西欧化している。

こういう指摘見るとほんと腹がよじれるんだけど、帝国主義化=西欧化、だよな。
そのことを西欧自身が直視できるようになったのは1978以降のはずw
(その認識を表明しても石ぶつけられなくなったのは、という意味で)

再び反転して西欧化、じゃなくて、外征的西欧主義はやめて、
小日本主義に徹底したのが敗戦後。

しかも、それがありえたのも、冷戦構造によって
地政学的リスクにおいて小康状態が達成されたから。

------------
500 名前:名無しさん[] 投稿日:2006/12/18(月) 07:22:27 ID:uQ0yfMKv
>>499
アメリカ人って何だかんだ言って、他人事に干渉するよな。
人の家覗いてケチつける奴もいるし。
自分がちょっとでも気に入らないと文句言う。
自分の自由は尊重するが、他人の自由は知ったこっちゃないって感じ。
------------
これが欧米的良心の正体だろう。

799:世界@名無史さん
06/12/18 17:29:41 0
>>797
イギリスの学力調査だと、結局は西インド諸島系移民は常に成績が悪く、
次にパキ系、次に白人、中国系移民の子弟は平均して常に優秀だそうな。
多分、基本的に勤勉なんだよ。

あとマイノリティはいい方向にも悪い方向にも振りが大きいだろう
マジョリティに対する反動心から自己規定を徹底しようとする動機は大きいと思う、
だから先鋭化する一方で、克己心もあるんじゃないかな

800:世界@名無史さん
06/12/18 17:37:43 0
URLリンク(blog.mag2.com)
このたび、あのニール・ファーガソン(コラム#207~212、240、738、
828、855、880、881)が、自民党の一党支配をとらえて、日本の政治の先進
性を指摘しています。
(中略)
もっとも日本でだけは、この経験則が当てはまらないほどの長期的な一党
支配が続いている。
日本人の礼儀正しさや精緻な社会秩序(intricate social hierarchies)
を見ると、日本は別の惑星だと言いたくなるかもしれない。しかし、日本は
未来の地球なのだ。日本は色んな面でわれわれの何周回か先を走っているの
であり、政治においても日本の一党支配はわれわれの政治の将来である、と
考えるべきなのだ。
このように見てくると、英国のブレア首相はこのままずっと続投し、米国
の次の共和党大統領どころか、次の次の共和党大統領に就任の祝意を述べる
ことになるような予感がする。

801:世界@名無史さん
06/12/18 18:02:54 0
URLリンク(www.ohtan.net)
今回は、日本で著書がまだ全く翻訳されておらず、殆ど紹介もされていま
せんが、英米では大変な評判になっているスコットランド出身の新進気鋭の
歴史学者ニール・ファーガソン(Niall Ferguson。39歳。ニューヨーク大学
ビジネススクール教授兼オックスフォード大学客員教授)を採り上げること
にしました。
(中略)
第一に民主主義国家は戦争を厭う。ナチスドイツ、日本帝国、ソ連、中共
は米英等が文句をつけない間に強大な軍事力を整備した。第二に、民主主義
国家は、一旦戦争を決意すると国民は無制限に戦い抜こうとする。これに対
し、独裁国家では、自分の決めた戦争でないだけに、国民が途中で嫌気がさ
して戦争が終わってしまうことがしばしばある。

802:世界@名無史さん
06/12/18 18:04:28 0
URLリンク(www.ohtan.net)
英帝国が崩壊したのは、チャーチルが20世紀における最も熱烈なる帝国主
義者であったにもかかわらず、世界史上例を見ないの悪の帝国であった(ホ
ロコーストの)ドイツと(南京大虐殺の)日本を叩き潰して世界を救うこと
が、英帝国を維持することよりも大事だと考えて、(ナチスドイツには英国
と戦う意思がなかったにもかかわらず)まず1940年にドイツに、次いで日本
に戦いを挑んだからだ(以上の()内はアーカイブ・サロン前掲)。(チャ
ーチルにとって無念だったのは、戦間期において米国にいまだ覇権国として
の自覚がなかっただけでなく、覇権を失った英国のリーダー達も覇気を失っ
ており、米英が連携してドイツと日本にもっと早い時点で軍事介入して体制
変革することができなかったことことだろう

803:世界@名無史さん
06/12/18 18:05:42 0
URLリンク(www.ohtan.net)
しかし、例えばイラクを本当に自由・民主的かつ資本主義的な社会にした
いのであれば、第二次大戦後ドイツと日本に対して行ったように、長期間に
わたって占領して体制変革に取り組まなければいけないのだが、米国にそこ
までの心構えができているとは思えない。
 いずれにせよ、戦略資源である石油を押さえるという観点から、イラクや
サウディは、第二次世界大戦後の日本と西独のように、事実上米国の保護国
となることだろう。

804:世界@名無史さん
06/12/18 18:15:26 0
URLリンク(www.ohtan.net)
私は、ブルマらのこの日本の反英米主義(=オクシデンタリズム)ドイツ
由来説は、牽強付会だと思います。
特攻隊ランゲマルク戦由来説はご愛敬として、上杉慎吉について言えば、
彼は天皇機関説論争では天皇機関説が政府の公定解釈となったことで美濃部
に敗れ、民本主義論争でも大正デモクラシー時代到来によって吉野に敗れて
います。また、森戸事件でも上杉は学問の自由を圧迫する者として世論の厳
しい批判を受けました(前掲旅研サイト)。つまり、上杉の生前の日本は朝
野をあげて親英米主義であり、上杉の影響力は極めて限定的なものでしかな
かったわけです。
その後、日本は反英米主義に転じるのですが、その時代に制定された「国
体の本義」については、その総論的部分を熟読玩味した上で慎重に解読する
必要があります。

805:世界@名無史さん
06/12/18 19:19:43 0
>>796
木星が無かったとしたら、地球に落ちてくる小天体はもっと多かったはずで、
地球の環境がそれなりに安定しているのは、かなりの程度木星のおかげ……
という理論を連想した。

806:世界@名無史さん
06/12/19 05:17:54 0
The Economist誌に、“Monoglot Britain”という英国の外国語教育に関する
記事が載っていたんだが、その中で、
「しかし残念ながら、子供に外国語の学習を強制しても成功の保証はない。
ご疑念があるなら、広く英語を教えている日本で、通りがかりの人を呼び止めて、
英語で道を尋ねて御覧なさい」
と書かれてあった。

日本人の英語下手は、学校での教え方の悪さだけではなく、日本語で何でも
用が足せる(学術論文まで母国語で書ける)という環境に根本的な原因がある
ように思えるが。


807:世界@名無史さん
06/12/19 09:27:18 0
キリスト教といい英語といい、悲しいほどに普及しないな。

808:世界@名無史さん
06/12/19 10:19:05 0
トム・ホランド『ルビコン 共和政ローマ崩壊の物語』に、

この共和政体は、いわば鏡の部屋だった。見かけは主権在民だけど、見る角度を
変えれば、すぐにまったく違った姿を現す。こんなふうにくるくると姿を変える
政体に、外国人ばかりか当のローマ市民も戸惑っていた。あるギリシア出身の
歴史家も、「ローマ人自身、自国の政治制度が貴族政なのか民主政なのか、
それとも君主政なのか、はっきりとは言えないと考えている」と書いているぐらいだ。

とあった。欧米人が日本の政体について書いていることとあまりにもよく
似ているので笑ってしまふw

809:世界@名無史さん
06/12/20 05:24:10 0
>>668
>>684
ウォルフレンのようなヨーロッパの社民主義者は、現在の世界では“負け組”
だから、アメリカによる、「グローバル経済における新自由主義のヘゲモニー」
に対する対抗勢力として中国に期待しているのだと思われ。

著書の中で、日本と中国が莫大なドルを保有している現在の状態を「新ブレトン
ウッズ体制」と呼んでいるから。
そして、中国の政治リーダーたちは、「新ブレトンウッズ体制」が崩壊する前に、
自国の経済を充分に発展させ、人民元が、現在のようにドルによる外貨準備と
いった外部からの裏づけなくして、世界における主要通貨の一つとしての地位を
獲得することを望んでいるだろうと主張している。
もし社会不安が起こり得ない充分な国内的産業基盤を備えたなら、アメリカ債券
市場の崩壊にも対処できると、中国政府は考えているに違いないと。

810:世界@名無史さん
06/12/20 11:57:05 0
>>808
ゾルゲが言ったと、どこかのスレで見たな
日本は見る人の望むとおりの日本が見える
民主的にも見える、軍国主義的にも見える、
とかだった。

811:世界@名無史さん
06/12/20 12:42:42 0
>>800
長期の一党支配・55年体制は単に、
・議論軽視の文化=国会の形骸化・国対の充実、
・党内野党の機能性が説得力においては十分だったこと、
・労組が自己目的化する一方で「運動会」的なままで留めおかれた社会運動、
・事なかれ主義、
・右肩上がりの経済であるがゆえの政権交代の必要性を感じなかった、だけの話、、

今に至って90年代から小泉前後までネオコン改革の実行という大きな自由主義への振りがあり、
それに対する戻しがこれから起きるはずだけど、

これまでのようにそれが自民党の中で起きるか(その場合は腐敗構造の温存になるわけで)
あるいは政権交代という大掃除の形態をとるのか、その違いがある


まぁ近未来もまたFixer社会だって指摘なら正しいさ。
(でその次は超全体主義化するんだろう)

812:世界@名無史さん
06/12/20 12:59:39 0
>>801
どの指摘も付帯条件についての押さえが軽すぎ、というか焦点がずれてる。
いずれも、どの程度まで国民の情報状態があるのか、とか、
民意反映のプロセス、政権運営のコストの問題であって、
2項対立図式でまとめられる対象じゃない
一番はともかく、3番は半ば妄想

2番がわかりやすいと思うが、
ヴェトナム戦争と湾岸戦争・イラク戦争の対比が極めて焦点を明示的
従軍記者がありていに書いてしまったために厭戦気分が広がり、
帰還兵の迫害にまで発展したのがヴェトナム。
湾岸戦争では戦争の概念がかなり記号化(ゲーム的)になって
苦境を報じられることがなかった。厭戦気分が出る前に終わった。

イラク戦争ではさらに記者の統制が進んだ結果、
視聴率の取れるFox的報道が一般化して
従軍記者が戦争映画のナレーターにさえなってしまい、
占領政策がうまくいかない状態になってようやく実態が兵士のブログなどから
もれ出てくるようになり、報道も押さえがずれてきて、厭戦気分も高まりだした。
当時は、国内の厭戦気分の抑制策も徹底されてて、
空爆を批判した小学生が拘留される始末だった。

>だから、経済問題が戦争の原因だなどという議論は倒錯以外の何者でもな
い。
>貿易、投資等の経済的な相互依存関係の増大、あるいはグローバリゼーシ
ョンが戦争を減少させるというのもウソだ

これも突っ込みやすい。たとえば戦争の強い動機となったブロック経済の件はどうよ。
確かに今は、財政破綻国家にIMF経由で外資の介入により
搾取体制を確立する手法のが効率的であり、一般的なんだろうけど。

813:世界@名無史さん
06/12/20 13:07:48 0
批判の軸のがずれてるか、、

「経済問題に突き上げられて戦争経済に逃げたのが政府なのに、
『戦争は政治の責任である』と断言するのは短絡杉じゃ?」

「その意味において、『資源配分の最適化の結果、戦争は減る』
という論を否定するのもムリがありそう」

814:世界@名無史さん
06/12/20 18:36:35 0
>>230
>日本とドイツはもともとよく似ていて、軍による統制、君主の神聖化、
>民族の精髄として国土と血統の 純粋を宣伝する態度など、共通点が多かった

日本とドイツって似てるか?岩野礼子氏が『ドイツ再軍備』で、

「幸運な国々には与えられている、歴史的に長時間かけて得られた合意という
ものがドイツには存在しない。ドイツ史には、関ヶ原の戦いもなければ南北戦争
もなく、あるのはただ、ビスマルクなりコールなりが取りつけた約束事だけである」

と指摘しているが、日本の場合こういう不安定さとは無縁だと思うが。
谷川稔氏も、『国民国家とナショナリズム』で、

「まず、日本は四囲を海に守られている。前近代から近代への移行にさいしても、
領域的な一体性と連続性に変わりがない。有力な民族的・地域的マイノリティ
も稀であった」
「同一領域内の自己完結的な国民国家形成という点で、フランスともっとも
近しい関係にあるのは、ドイツではなく、むしろ日本であろう」

と書いている。

815:世界@名無史さん
06/12/21 00:09:46 0
>>651
>この2000年の歴史で、中国は
って、その前提がまずありえねえ。答えられるわけねえだろ。

816:世界@名無史さん
06/12/21 00:43:40 0
>>787
ここが「日本史版」か「軍板」なら山本七平でもだしときゃOKだが
一応世界史板だから「Balangiga Massacre」でもだしとこう。
『The Burning of Sammar』
URLリンク(www.bakbakan.com)

劣等人種は十歳以上皆殺し、さすがだよアメリカンクオリテイ

817:世界@名無史さん
06/12/21 13:09:19 0
バーネットの「新地政学:世界グローバル化戦略」(中の2)
URLリンク(www.asahi-net.or.jp)
まずこの章でバーネットが主張していることで最も注目すべきなの
は、「今の中国は、十九世紀後半頃のアメリカと同じ状況である」
というものだ。このような比較というのは、日本人の私たちからす
れば明らかに怪しいものなのだが、アメリカの戦略家の間では意外
と単純に受け入れられているものだ。
たとえばYS氏が以前この国際戦略コラムでも紹介された「フォー
リン・ポリシー」という雑誌で行われたブレジンスキーとミアシャ
イマーの討論があるが、そこでも「十九世紀後半のアメリカ」と「
現在の中国」は、「多民族国家による新興国」という意味では状況
が似ていることを前提にして、激しい議論が交わされている。
ではバーネットが中国政府の独裁的な面に批判的ではないかという
と、そういうわけではない。

818:世界@名無史さん
06/12/21 13:09:59 0
彼の場合は、いずれ中国が完全にグローバル化に組み込まれるとそ
ういった独裁的で閉鎖的な部分も開放的にならざるを得なくなるか
ら、当面の独裁状態には目をつぶっておこう、ということなのであ
る。その証拠に、バーネットはこのままの状態が続けば、中国は
2025年までに民主化するとハッキリと明記しているほどだ。
なぜここまでバーネットが「中国はアメリカの敵にはならない」と
楽観視できるのかというと、やはり昔のアメリカとの対比である。
たとえばバーネットは「アメリカは世界で最も長期間、多民族によ
る政治・経済体制を維持できた成功例であり、逆に中国は世界で最
も長期間、多民族による政治・経済体制を維持できなかった失敗例
である」ということを述べている。つまり基礎的な部分では似通っ
ているという、アメリカの知識人にありがちな中国に対する幻想を
匂わせているのだ。

819:世界@名無史さん
06/12/21 13:10:49 0
その次に、どんな国でも新興国の時は政治体制が独裁的でないとや
っていけないものだ、ということも述べている。アメリカもその例
にもれず、十九世紀末の上り坂を駆け上がっている時は今の中共政
府ほどではないとしても、アメリカ中央政府も掌握力が必要だった
から、というのがその理由である。
また、バーネットは中国の掲げる共産主義も、ただの建前/念仏で
あるということには充分気がついている。たしかに現在のアジアで
は中国がその周辺国を「資本主義」で牽引している面が大きいし、
バーネットはこれを「逆ドミノ現象」(reverse domino effect)だ
と指摘しているほどだ。
このように中国のグローバル化、つまり国外とのつながりだけでは
なく、国内の「都会化」をも大歓迎するバーネットなのだが、彼に
とって何が一番怖いのかというと、それはズバリ、中国の鎖国化で
ある。
これもアメリカのリベラル派、グローバル化派の意見として根強い
典型的な意見だが、もし中国を鎖国化により世界市場から失ってし
まえば、世界で進行中のグローバル化という動き自体も止まること
になる、だからある意味で、中国を世界経済に組み込むことこそが
大国間戦争防止の最後の砦だ、ということになるのだ。

820:世界@名無史さん
06/12/21 18:32:50 0
なんか、読むのにえらく疲れる書き込みが続いてるな

821:世界@名無史さん
06/12/21 21:23:52 0
>>790
おまえは文革の殺害現場を見たのかw

って反論されれば終わりだな・・・

822:世界@名無史さん
06/12/21 22:49:32 0
>>811
>(でその次は超全体主義化するんだろう)

何故?

823:世界@名無史さん
06/12/21 23:35:38 0
>>817
古い文かと思ったらそうでもなかったんね、、

>彼にとって何が一番怖いのかというと、それはズバリ、中国の鎖国化である。

正直理解できない、、
軽度の保護貿易ならわかるが、経済発展を享受した層が「鎖国」を選択するはずが無い
今の中国は人口に対しての食料も資源も足りていないので
輸入大国になっていく、だから経済的孤立に耐えられるはずが無い

あるいは強権発動で土地・工場接収なども一部ありえるが、
それとて信用失墜と経済的孤立を強いる、
精々許認可権、M&Aや特許管理などで恣意的な法運用をするだけでは

>その証拠に、バーネットはこのままの状態が続けば、中国は
>2025年までに民主化するとハッキリと明記しているほどだ。

これも怪しい。単独政権だと「他者」不在だから、
内部に他者を作って止揚するのでストレスは軽減されるし、
そもそも人治国家で制度に対する意識は低い。
法治意識は近年高まりつつあるが(訴訟大国になる可能性があるが)
それとて必ずしも民主制を必要条件とするとも思えない

ロシア崩壊のチャートをとらなかったので、
民主主義化する条件整備・必然性が達成されるかどうか、
中国についても例外的に扱っていいような

>>822 情報管理技術(民意・治安の管理)が鋭意向上中だから
反論がことごとく芽のうちに摘まれるようになる
(たとえば『科学的根拠』の濫用で議論が停滞するようになる)
対立候補者などの傷も恣意的に曝されるようになり、
誰も情報中枢を握ったモノに勝てなくなってしまう

824:世界@名無史さん
06/12/21 23:37:04 0
ロシア崩壊じゃなくてソ連崩壊だった

825:世界@名無史さん
06/12/21 23:48:31 0
>誰も情報中枢を握ったモノに勝てなくなってしまう
で感情動員にばまり左右されるようになる


それに対するアンチテーゼ・フェイルセーフが
「第4権力」と「教育の自治」の理念なんだけれども、、、

学習する主体が、(悪しき)体制の強いるイデオロギーにも
批判的で在れるために、「教育する権利」も
「教育を受ける権利」も政府に委譲するべきではない
(はずが、かえってイデオロギーに自家中毒化した日教組)

マスメディアは、許認可事業で守られ、
記者クラブで情報と記者会見などでの取材権を寡占し、
その一方で印象操作などで「管理」に協力もしている
そうして走狗に堕落したくせに特権階級意識を持つようになった、と

826:世界@名無史さん
06/12/22 00:24:04 0
小泉政権からこっち主流派と仲悪い連中(与野党問わず)のスキャンダルがよく出るようになったよな。

827:養殖はまち
06/12/22 01:12:08 0
日本は文化的にはアジア。だが社会的には違う。
日本は小家族社会だった。
小家族社会とは、一組の夫婦と夫の両親、夫婦間に生まれた子ども達を一つの単位とし、
その単位ごとに土地・家・財産を持つというもの。これにより土地と財産の私有観念が生まれる。
これは太閤検地により全国化した。
対してアジアは、部族や氏族を単位とする大血縁社会。同じ一族が集住して村を形成し、土地や
財産を共有する。


828:世界@名無史さん
06/12/22 01:17:03 0
南北アメリカももともとはそうですな

829:世界@名無史さん
06/12/22 01:17:26 0
え?

830:828
06/12/22 01:18:29 0
大血縁社会が、ってことです。

831:世界@名無史さん
06/12/22 01:24:10 0
いや827に対する疑問符。
829書き込んでたときは828の書き込みがまだなかったもんで。

832:世界@名無史さん
06/12/22 01:35:27 0
南北アメリカと日本は大血縁社会でありながら省家族社会を実現していたという素晴らしい考察ダナ

833:世界@名無史さん
06/12/22 02:07:28 0
↑ どこをどう読めば(ry

834:世界@名無史さん
06/12/22 04:48:34 0
韓国人投稿者の見分け方。

日本を「猿」「エテ公」と呼ぶ。
日本と韓国を同列に見なしたがる。
欧米諸国を引き合いに出し、日本を貶す(他人のふんどしで相撲を取る)
国士様という言葉を流行らせようとしている。
やたら戦時中の日本の兵器や戦術を侮辱したがる。
日本人の歴史体験への酷薄な(DQNな)言辞。(普通の日本人なら口にしない)
昔の日本は先進国ではなかったと、つまらない数字を出して主張する(これも普通の日本人は考えない)

835:世界@名無史さん
06/12/22 05:15:03 0
>>728-731の続き
カレル・ヴァン・ウォルフレン『もう一つの鎖国 日本は世界で孤立する』

恐らく、日本人は自らのことに本来あるべき自信が持てないのではないか、と
私は考える。 日本の何が問題かをつき詰めていくと最後に残るのが、自分に
自信があるかどうかという問題なのかもしれない。
第二次世界大戦の奇跡的な高度成長の初期に、道行く外国人や海外の友人らに、
そしてメディアのインタビューの際にも、いつも自分達の評価を聞きたがる
日本人の姿は愉快だった。1960年から70年当時の日本人は認められ、自分達の
功績を称賛してもらうことを願っていた。偉大な劇場俳優が観客から演技の出来に
ふさわしい拍手をもらえていないような状態だったのだ。
最終的に日本は喝采を受け、大いに称賛されたのだが、それでもなお不思議な
ことに日本人が自信を持つには至らなかった。その理由は、日本が常にアメリカに
依存しているという自覚があり、自力で勝ちとった成果ではないとの思いが
日本の自信を弱めることにつながってしまうからなのだろう。

836:世界@名無史さん
06/12/22 20:52:11 0
>>834
数字などを出してくるなら具体的なデータで反論すれば済む話じゃないですか。

837:世界@名無史さん
06/12/22 21:53:56 0
醤油臭い。ジャップ

838:世界@名無史さん
06/12/23 04:15:37 0
URLリンク(www.excite.co.jp)
甘えを捨てるドイツ女性自立生活の楽しみ
【著】サンドラ ヘフェリン

このドイツ人女性、以前「ここがヘンだよ日本人」という番組に出ていた人
じゃなかったっけ?子供時代を日本で過ごして、外国人特派員協会でバイト
もしているらしいけど、アレックス・カーのように、日本で育った外国人
のほうが日本に対する偏見が強い希ガス。

839:世界@名無史さん
06/12/23 06:40:32 0
【英国】英の現代版切り裂きジャック、売春巡り論議活発化 ヤミ社会の実態も映し出す[12/23]
スレリンク(news5plus板)

外国のこういう汚い裏面は出来るだけ報道を控え、もし似た様な事件が日本で
おこれば大々的に報じる日本のメディア。 そして何故か「紳士の国イギリス
ではこの様な事件がおこりえない」と知った顔でしゃあしゃあと発言する
自称インテリ。 

840:世界@名無史さん
06/12/23 06:56:17 0
>>839
ヒント 日本のメディアは大半が朝鮮人や中国人に支配されている現実。

841:世界@名無史さん
06/12/23 12:14:32 0
>>840
そういうねらーってよくいるけど、具体的にマスメディアがどのくらいの割合で支配されてるのか
数字なんかを上げた書き込みは見ないなあw
読売、毎日、朝日、産経、各新聞社の株式の内、何%を中国、朝鮮人が保有しているの?
各社社員の中国人、朝鮮人の割合はどれくらい?
同様に、テレビ各局の株式の中朝人保有割合、および社員の中朝人割合は?

842:養殖はまち
06/12/23 17:41:10 0
>835
いまどきウォルフレンかよ。
いいじゃん、半島みたいに意味のない自信過剰主義より。

843:世界@名無史さん
06/12/23 22:01:13 0
>>841
と、まあこういう具合にホロン部がかきこむわけですよみささん

844:世界@名無史さん
06/12/24 00:30:43 0
マスメディアを朝鮮人や中国人に占拠されているという考えは、
右翼の被害妄想。あまりに自分たちと考え方が違うので、「こいつらは
俺たちと人種が違うんだ」と自分に言い聞かせているだけ。

845:世界@名無史さん
06/12/24 02:45:37 0
サヨク乙

846:世界@名無史さん
06/12/24 10:07:10 0
URLリンク(www.asahi.com)
「日本の女性大変でしょう」 大統領候補のロワイヤル氏

「日本の女性は大変でしょう」。社会党の仏大統領候補セゴレーヌ・ロワイヤル
元環境相が22日に会談した福島瑞穂・社会民主党党首に、日本女性の立場を
気遣う発言をした。かつて「女性を虐げている」と日本のマンガを批判した
ロワイヤル氏だが、差別イメージはなかなか抜けないようだ。

847:世界@名無史さん
06/12/24 11:58:21 0
>>845
ウヨク乙。プゲラ

848:世界@名無史さん
06/12/24 12:23:28 0
>>697
>で、多少頭の良い中国人などはむしろ、
>「日本人が嫉妬していることに気付く自分」を見て優越感を感じるし、

80年代の日本でも、「アメリカの社会は病んでおり、国民は自信を失って、
日本に羨望のまなざしを向けている」なんて、今読むと気恥ずかしいような
ことがいわれていた。
でもその時期でも見る目のある日本人は、「アメリカ人は自国の価値観とか
システムへの自信を基本部分では決して失っていないようにみえる」と指摘
していた。

アメリカだけでなく、バブルがはじけてみると、英国に対しても、少なくとも
金融の面では追いついてなどいなかったのだという見方が広がった。

849:世界@名無史さん
06/12/24 12:47:56 0
欧米人が日本人に対して優位を示したいと考えるとき、よくキリスト教を
持ち出すけど、これほどキリスト教精神からかけはなれていることは
ないと思うんだよね。

だって、イエスが説いたのは謙譲の教えだもの。
「ルカ福音書」に出てくる、パリサイ人と徴税人の祈りのたとえ話でも
よくわかる。

850:世界@名無史さん
06/12/24 13:04:56 0
キリスト教徒なんて言っても殆ど聖書も読んだことない奴が殆どだろ。
オレも浄土真宗だけど歎異抄読んだことすらないし
先進国では宗教なんて得てしてこんなもんだろ

851:世界@名無史さん
06/12/24 13:07:38 0
でも欧米人には、
「仏教徒である日本人はキリスト教徒である欧米人よりも倫理面で劣る」
と考えているヤシが多いね。

852:世界@名無史さん
06/12/24 13:25:23 0
欧米人は教会に通ってる連中も多いから、>>850はあまりに日本的な
感覚だろうな。

853:世界@名無史さん
06/12/24 13:34:32 0
>>852
「欧米人」とひとくくりにしてしまう感覚も日本的過ぎるな。
少なくとも新教系はそんなもんだろ

854:世界@名無史さん
06/12/24 14:11:11 0
アメリカ人の場合、教会出席率は高そうだな。

欧米は「罪の文化」で日本は「恥の文化」なんて通俗的な説を信じている
欧米人が多いのにはウンザリする。

855:世界@名無史さん
06/12/24 14:24:10 0
>>854
違うの?

856:世界@名無史さん
06/12/24 14:52:10 0
URLリンク(jp.eastday.com)
第二十一回 花と刀:日本の秘密と恥―華人の目から見た日本の文化 (下)

米国の人類学者のベネディクトの、1946年に出版された著作《菊と刀》の中で、
欧州と比べて、キリスト教を信俸する民族は原罪意識があって、もし彼は誤りを
犯せば、有罪を認めて、懺悔する。日本の恥の文化はどんな事をしてもすべて
善悪に分けることがない。ただ恥である。悪事をしても、罪を犯しても、発覚
しなければ、恥辱を感じないので、彼は過ちを認めることはない。彼は恥を
感じさえすれば、自殺、切腹のような激烈な行為を選び、自決する。
髫子はこれに対して、侵略行為は日本の文化の中で、犯罪だと思われていない。
もし侵略される国は日本に賠償を求めるなら、謝罪させ、日本は恥をかくこと
になる。そして、日本はしっかり忘れない。しかし、戦後、これらの侵略された
国家が日本をしっかりつかんでいない、徹底的に罪を認めさせていないので、
日本の文化の論理によれば、間違っていないと思われている。日本が過ちを
認めないので、世界人民の前で恥と感じることがなくて、そのまま過去を覆い
隠すことができると思われている、と述べた。

857:世界@名無史さん
06/12/24 15:42:34 0
とりあえず、中東やアフリカに意図的に引いた国境線の事を懺悔してほしいね。

858:世界@名無史さん
06/12/24 16:43:38 0
>>855
逆だろ。

でなきゃなんで自首が日本で高くてフランスで低い。

859:世界@名無史さん
06/12/24 17:38:09 0
>>853
新教といっても、リベラルなとこばっかりじゃないからな。

860:世界@名無史さん
06/12/24 19:54:02 0
>>846
>和製アニメ・マンガを批判した89年出版の自著

誰か読んだことある人がいたら内容紹介して欲しいです。

861:世界@名無史さん
06/12/24 19:58:51 0
URLリンク(www.hh.iij4u.or.jp)
『キン肉マン』『聖闘士星矢』が引き起こした<日仏アニメ摩擦>


862:世界@名無史さん
06/12/24 20:39:11 0
>>860
URLリンク(www.amazon.fr)

これっぽい
80年代からアニメだけじゃなくスピルバン、バイオンマン等の
特撮やアメリカの特撮モノも「芸術的な観点からして劣る」と評されてる
模様。

863:世界@名無史さん
06/12/24 21:00:47 0
>>862
ありがとうございます。
カスタマーレビューがなかったのが残念・・・

864:世界@名無史さん
06/12/24 21:07:59 0
『イギリス人の日本人観』(キャスリーン・マクロン、草思社)
訳者あとがき

「・・・というのは、彼女は二度目の訪日で日本人との接触もさらに広がり、
理解の程度も深まったと思ったのだが、実際には一度ぶち壊したと思った
殻のなかにまったく同じ殻があるのを発見し、そして割っても割っても
次々に同じ殻が現れ、その中にある“本体”に触れることは不可能な試みに
見えてきたのだと言う。同様なことを、ある程度日本に詳しいいわゆる
知日派の何人かの英国人も漏らしていたことが思い出される。

↑日本のどういうところが、外国人にこういう印象を持たせるんだろうか?


865:世界@名無史さん
06/12/24 21:29:40 0
自身の他人種に対する潜在的な優越感

866:世界@名無史さん
06/12/24 21:36:42 0
>>864
新しい発見をするごとに間違ったパターンにあてはめて解釈してしまう
それを繰り返してるだけでしょう。

867:世界@名無史さん
06/12/24 21:55:02 0
>>865
“自身”というのは日本人のこと?英国人のこと?

868:世界@名無史さん
06/12/25 09:44:27 0
URLリンク(www.geocities.co.jp)
ウォルフレンさんは、オランダの王室に並々ならぬ誇りを持っている。
「何も我々は、女王様だから偉いと思ってるわけじゃない。人間的にも非常に
優秀な方だし、オランダにはなくてはならない方です。一人で街に出て買物も
される。又、国民がそれを暖かく見守っています」と手放しで絶賛する。
「どうだ、日本とは違うだろう」と言わんばかりだ。
「日本でも皇室の方々は一人で散歩に出、買物に行きたいと思ってるでしょう。
でも、警備がゾロゾロつくし、又、天皇制をめぐる左右の争いがまだあって、
危ないと思われている。この点だけはオランダの方が進んでますね」と言った。
「そんなにオランダでは女王さまを尊敬してるのなら、次も女王さまなんですね」
と訊いた。「いえ違います。オランダは民主的です。男女にかかわらず第一子
が王位を継ぎます」と言う。「今、第一子は男の子です。だから次は国王です」。
そうなのか。「第一子が王位を継ぐ」と決めているのは、オランダの他、
スウェーデン、ノルウェー、ベルギーだ。日本の女性天皇論者は、この方式を
支持している人が多い。
「じゃ、 オランダの王室も安泰ですね」と訊いたら、チラッと軽蔑的な目で
睨まれた。「我々は王位を尊敬してるわけじゃありません。王位についた人が
立派だから、尊敬し、支持してるんです。能力のない人ならば、やめさせます。
それが民主主義です」と凄いことを言う。じゃ、次の国王はどうなんだろう。
「余り優秀じゃないですね。だからオランダはこれで王室も終わりかもしれません」
と悲観的なことを言う。

869:世界@名無史さん
06/12/25 10:57:33 0
オランダ王ってせいぜい200年だろ。総督時代からでも約500年。
日本の皇室の1500年以上とは比べられないよ。

870:我が卓見\(^■^ ラ 【卍】
06/12/25 11:07:50 O
【卍】 ≦予 ̄>
  G\(^■^ ラ
   \ <!>+\
  ∠ ̄∬ゝ ∠ ̄∬ゝ ∠ ̄∬ゝ
G\(^∀^ G\(^∀^ G\(^∀^ ク

ここから日本と我々の関係が生ずる。
余は、日本を傷つけることによってヨーロッパの世界に奉仕していると
信ずる政治家たちに同意することはできない。
余は、東亞において日本人が敗北すれば、
それは決してヨーロッパまたはアメリカに何ら有益ではなく、
ひとりボルシェヴィキ・ソヴィエト・ロシアに
利するに過ぎぬであろうと信じている。
余は、支那をボルシェヴィキの攻撃に抵抗し得るほど
精神的または物質的に強力だとは考えない。
しかし余は、日本の最大の勝利ですらも、ボルシェヴィキの勝利に比すると、
世界の文化と一般的平和にとって、危険は無限に小さいものと信じている。

871:世界@名無史さん
06/12/25 18:20:02 0
檀君暦=は4330年ですよ。 日王なんて話になりません

872:世界@名無史さん
06/12/25 23:21:06 0
>>869
そうそう。
日本という神話世界を背負っている皇室と、ただのキリスト教の世俗王とでは、
背負っているものが違い過ぎる。
皇室を云々したければ、古代エジプトのファラオでも連れてこいというのだ。
ファラオの断絶によって古代エジプト文明が滅びたように、皇室の消滅は日本の滅亡を意味するのだから。

873:世界@名無史さん
06/12/25 23:47:34 0
愛子様と正男くんが結婚すれば無問題

874:世界@名無史さん
06/12/26 05:16:57 0
欧米の日本研究者は、なぜあんなに日本人に天皇制を廃止させたがるのかね?

彼らの頭の中では、“日本人=前近代的、封建的、因習的な民族”ということに
なってんだろ?
普通なら、そんな劣等で遅れた民族には共和政よりも君主制がふさわしい、
という理屈になると思うけど。

875:世界@名無史さん
06/12/26 06:21:27 0
>欧米の日本研究者は、なぜあんなに日本人に天皇制を廃止させたがるのかね?

そんな研究者いるか? 具体的な名前を

876:世界@名無史さん
06/12/26 07:16:27 0
>>875
ジョン・ダワー、キャロル・グラック、イアン・ブルマなど。
ジョン・ダワーは以前『文藝春秋』特別号でそう主張していた。
(ちょうどアイリス・チャンの『レイプ・オブ・ナンキン』が話題に
なっていたころだったが)

877:世界@名無史さん
06/12/26 09:52:16 0
慰安ブルマて凄い名前だな

878:世界@名無史さん
06/12/26 13:11:21 0
>>868
ものすごい俗物だな、こいつ。
幻滅しますた。
オランダ女王、まずはインドネシアに謝罪賠償してやれよ。

879:世界@名無史さん
06/12/26 13:34:39 0
ウォルフレンは左翼(社民主義者)なのに君主制マンセー。

880:世界@名無史さん
06/12/26 13:38:59 0
皇室なんていらねえよ。少なくとも今の形では。皇室行事なんて農業関係のものばっかり。
現在の日本を支えてる製鉄、造船、自動車、半導体、家電といった業種で働いてる、真に必要なひと
の為には何一つしてやってない。そんなもんには東京にいてもらう必要はねえよ。
京都でアーミッシュみたいに細々と暮らしてろ。

881:世界@名無史さん
06/12/26 13:42:43 O
(#゚Д゚)ゴラァ! コミンテルン32年テーゼ信者ども奴!

…反動的戦争においては、革命的階級は、
ただ自国政府の敗北のみを望むことができる。
政府軍の敗北は、日本の君主(天皇)制政府を弱体化し、
支配階級に対する内戦を容易ならしめるであろう。
中国の植民地的従属のための日本帝国主義の現在の戦争においては、
日本共産主義者の行動スローガンは、
「中国の完全独立のために闘え」でなければならない。
中国ないしソヴィエト連邦に対する帝国主義戦争という状態においては、
日本共産主義者は、敗北主義者たらねばならないだけでなく、
ソヴィエト連邦の勝利と中国人民の解放のために積極的に闘わねばならない。

882:養殖はまち
06/12/27 01:19:48 0
>856
ベネディクトはアホ。こいつ、李氏朝鮮に訪れたらなんて言うのかね?
そしてそれを近代化してやったことに対しては・・・?
>878
激しく同意!

883:世界@名無史さん
06/12/27 05:02:15 0
オランダ総督がイギリス国王になってた。
ルクセンブルクやベルギー王室にも親類が入ってる。

884:世界@名無史さん
06/12/27 17:25:56 0
ウォルフレンの「日本/権力構造の謎」があれほどの評判になったのは、参考文献
(丸山真男など)の質の高さによるところが多いんじゃね?

最近の著作の質の低さをみると、この人は本当はたいした物書きではないんじゃ
ないかと思えてくる。
以前は日本の文化相対主義や、マハティールやリー・クアンユーの主張する
「アジア的価値観」を批判していたのに、このごろでは中国に民主主義を
押し付けるべきではないと書いている。
日本のことを「イデオロギーのカメレオン」と揶揄していたが、彼自身が
「変節者」といわれても仕方のないことをやっている罠。

885:世界@名無史さん
06/12/27 17:39:12 0
「イデオロギーのカメレオン」と言われるほど日本はころころ変わってはいないと思うが

886:養殖はまち
06/12/27 17:39:26 0
もしタイムマシンがあれば、ウォルフレンを李朝に送ってやりたい

887:世界@名無史さん
06/12/27 18:52:21 0
URLリンク(finalvent.cocolog-nifty.com)
[書評]もう一つの鎖国―日本は世界で孤立する (カレル・ヴァン ウォルフレン)

本書は明瞭な中国擁護論であり、子ブッシュ=ネオコンが世界の危険で
あるという主張になっている。ただ、子細に読むと非常に曖昧な著作にも思えた。
本書に対する個別の突っ込みや批判はいくらでもできる。私にとっての
最大の問題点は、中国の内在的な人権で問題でも軍拡でもない。まさに
ウォルフレンがある程度頼ろうとしている国連を使って中国が国際的に
結果的な非人道的な行為をまき散らしている点にある。端的に言う。
中国が拒否権を使わなければダルフール危機はもっとましな対応が取れた
のではないか。あるいは常任理事国としてもっと積極的にこの問題に
関わることができたのではないかということだ。この問題を私が深刻だと
思うのは、それはルワンダ・ジェノサイドについて人類が依然対応できない
こと、様々な見解があるが20から40万人という無辜の人間が国家権力に
よって虐殺されたことだ。私はこの間の世界上の問題という点で、イラク
戦争よりダルフール危機のほうが重要だと考えている。
この問題に本書のウォルフレンはまったく口をぬぐっている。そう私が
言えば、人道面した子ブッシュ派ネオコンとでも非難されるのだろうか。

888:世界@名無史さん
06/12/27 18:54:40 0
問題は彼が言うところの「新ブレトンウッズ体制」の崩壊である。日本は
すでに事実上米国の属国さらに傭兵国家と化していくだろうから、米国債を
売ることはありえない。だが、中国はいつか売るだろう。現在の巧緻にも
見える中国の経済運営を見ていると韓国のような間抜けなことをしないせよ、
長期的に対米プレザンスを取り始めるだろう。ウォルフレンは米国の軍産
共同体の自律的な動向を問題としているが、私にはそれ自体が中国のこの
対応への布石に見える。
ウォルフレンは本書で日本の左翼が言いそうな薄っぺらな小泉靖国参拝
批判を述べているようだが、私は最大限ウォルフレンを好意的に見たい。
というか、そこに本質的な問題はない。また、子ブッシュ=ネオコンも
この大きな経済の潮流の連鎖現象ですらあるだろう。
自分にはわからないことであるが、経済通の方から見れば、中国が米国債を
売るということはありえないトンデモですよアハハということだろうか。
そうであればそうした議論を読んでみたいと思う。その一点がクリアなら、
ウォルフレンを私はもう読み続けることはないだろう。

889:世界@名無史さん
06/12/28 00:35:53 0
>>884
>(丸山真男など)の質の高さによるところが多いんじゃね?
全学連に媚びてみたけど逆に馬鹿にされて軍部以上の悪とか言ってた人のこと?w

890:世界@名無史さん
06/12/28 01:13:24 0
890

891:世界@名無史さん
06/12/28 13:55:22 0
マジな話、中国がアメリカ国債を売る可能性はあると思う?

892:世界@名無史さん
06/12/28 14:03:13 0
短期的にはありえないんでは?
長期で考えるとわからんけど。アメリカも中国もどうなってることやらってのもあるし。
なにせ10年前なら考えられなかったアメリカの裏庭の中米が反米と化してるし。

893:世界@名無史さん
06/12/28 14:23:36 0
アレックス・カー
URLリンク(www.globe-walkers.com)
ベンジャミン・フルフォード
URLリンク(benjaminfulford.com)

ここに顔写真を並べてみたけど、自称日本専門家の欧米人には、
似たような外見・雰囲気の人が多くない?


894:世界@名無史さん
06/12/28 22:18:32 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン『なぜ日本人は日本を愛せないのか』(毎日新聞社、1998)

歴史家の上原専禄は、日本史をひもとけば、「愛国心」と呼ばれたものが実は
真の愛国心ではなかったことが分かる、と論じている。13世紀の蒙古襲来のとき、
日本では愛国心が典型的に大きく高揚したとされるが、当時の武士たちはこれを、
自分たちの武勲を誇示する絶好の機会としか見ていなかった。武士たちの動機は、
日本を愛するから国を守るということではなかったのである。

895:世界@名無史さん
06/12/28 22:35:30 0
蒙古襲来を、当時の国民がどれだけ認知してたんだよw

896:養殖はまち
06/12/28 22:40:07 0
ウォルフレンの日本史観はサヨクものをベースとしており、滅茶苦茶

897:世界@名無史さん
06/12/28 22:44:08 0
日本人は海外で不名誉な評判をもらっている。多くの外国人が、日本人は
道徳的に欠陥があるとさえ思っている。グローバルな問題解決のために
国際社会が行動しなければならない局面になると、そうしたコメントが
かなり頻繁に登場してくる。日本は国際社会に巻き込まれまいと努めているが、
それだけでなく、日本は「近隣窮乏化」政策(隣国に「たかる」政策)を
行っているという印象も世界に与えている。
日本がその解決に大きな役割を果たせたはずだったアジア金融危機においても、
日本はぐずぐずとして動き出さないのを見て、世界中の政府、経済機関、
評論家たちは、あきれかえった。日本の政策自体が危機の一因であったため、
その解決に消極的な日本の姿勢は、とくに反発を招いていた。

898:養殖はまち
06/12/28 22:46:40 0
アジア金融危機での日本の対応は、東南アジア諸国には評判が高かったと思うが・・・

899:世界@名無史さん
06/12/28 23:10:37 0
隣国にはたかられてばっかな気がするが・・・

900:世界@名無史さん
06/12/28 23:45:24 0
13世紀に愛国心を持ってる国民なんてどの国にもいなかったと思うが・・・

901:世界@名無史さん
06/12/28 23:53:28 0
『中国との格闘 あるイギリス人外交官の回想』(パーシー・クラドック、筑摩書房)

毛沢東の「三つの世界論」によれば、アメリカとソビエト連邦の両超大国は
第一の世界、中国は第三の世界に属し、日本やヨーロッパなど工業先進国は
その中間の存在と位置付けられた。二つの超大国は、自分たちの立場を
守るために時には手を結ぶことはあっても、永遠のライバルとして世界の
覇権を求めて争う国だった。中国は、そうした超大国に与することはなく、
覇権も決して求めない。この「三つの世界論」は、そう高らかに宣言していた。
これはまさに高邁な理論ではあったが、中国が実際にやっているのはこの
理論とはまったく相容れないことばかりだと私には思えた。彼らの真の
関心は、つねにワシントンとモスクワに向けられていたからだ。

902:901
06/12/28 23:57:06 0
(中略)
彼らが夜眠らずに考えることは、けっしてイエメンやチャドで起きている
紛争のことではない。二つの超大国の権力の中枢と自分たちの国の関係を
どうやってとり繕っていくか、それだけだった。中国は自分自身をけっして
第三世界の国とは見做していなかった。むしろ超大国になりそこねた大国
だと考えていた。そして彼らの目標は、豊かなヨーロッパや日本の助けを
借りてでも、何とかして超大国の地位にたどりつき、それ相応の待遇を
受けることだった。

903:世界@名無史さん
06/12/29 00:09:28 0
>>900
オランダがではそうだったんだろ。


904:世界@名無史さん
06/12/29 00:42:02 0
13Cにはオランダなんて存在すらしなかったのにな

905:世界@名無史さん
06/12/29 02:11:28 0
誰もおらんだ

906:世界@名無史さん
06/12/29 03:31:55 0
>>868
オランダの王制に問題があるような
日本の君主は殆ど飾りになってるから
どんな無能が即位して問題ない
日本には革命は必要なかったのさ

907:世界@名無史さん
06/12/29 12:46:23 0
残すところあと数日となった2006年。現在の世界を経略する指導的国家らの
未来プロジェクトと韓半島(朝鮮半島)をめぐる国際政治力学の変化は、再び
険しい歴史的峠を迎えている。
帝国主義研究の世界的権威と評価されているハーバード大のニール・ファー
ガソン教授(42/歴史学)は、英国ロンドンのある社交クラブで朝鮮日報との
年末インタビューに応じ、「北朝鮮は10年以内に崩壊するだろう」との見方を
示した。
ファーガソン教授は最近、英国の帝国主義の功罪を俯瞰(ふかん)した力作
『帝国(Empire)』(2003)と、今日唯一の超大国となった米国の帝国主義的
性格を分析した『コロッサス(Colossus)』(2005)を相次いで発表した。
ファーガソン教授はまだ40代前半の若さにもかかわらず、既に国際歴史学界
の帝国論争を主導し、一躍世界的権威の学者として認められている。

―ファーガソン教授は2003年に出版した『帝国』(韓国語版は昨年11月に出版)
で、英国が17世紀中盤から300年間にわたって帝国建設を進めていく過程を追跡
した。英国を「太陽が沈まぬ国」にした原動力は何だと思うか。
「大英帝国はヨーロッパ内の他の諸国に比べ、世界進出を遅く始めた。そのた
め、より一層徹底して帝国化に拍車を掛けた。特に帝国として成長する上で、最
高のライバルだったスペインとの競争で勝つために奮闘した。個人のレベルであ
れ、国家のレベルであれ、競争は発展の原動力だ」
―帝国になるための英国の努力が奴隷貿易、植民地弾圧、西洋文明の強要といった
傷跡(きずあと)を残した。それにもかかわらず、ファーガソン教授は大英帝国の
歴史的役割を非常に肯定的に評価しているのはなぜか。

908:世界@名無史さん
06/12/29 12:47:59 0
「現在の自由貿易市場の土台は19世紀の大英帝国が築き上げた。わたしはそれを
“アングロバリゼーション(Anglobalization/英国式地球規模化)”と命名した。
アダム・スミスが『国富論』を通じて主唱した経済秩序は、英国の政治的、法的、
制度的システムでなければ伝播(でんぱ)することはなかっただろう。代議制民主
政治も英国が帝国化し、世界に伝播した」
「また、英国がなかったならば、第2次世界大戦の結果も変わっていたはずだ。
ドイツと日本が勝利したとすれば、日帝の植民地だった韓国の苦痛はさらに長く続い
ただろう。ドイツのナチズム、日本の軍国主義と比較してみたとき、英国は自由主義
的帝国(Liberal Empire)だった」
―最近、韓国には米国を「米帝」と呼び、批判する勢力がいる。韓国の反米的雰囲気を
どのように見るか。
「米国を帝国とみなすとき、米国が戦後集中的に管理した国は英国、ドイツ、日本、
韓国だった。特に韓半島はソ連と米国が体制競争を繰り広げる舞台でもあった。米国の
支援と韓国人の努力が合わさり、韓国が驚くべき発展を遂げたことも米帝国体制が生ん
だ一つの結果だ。しかし、その後ドイツと日本が強大になるにつれ、米国との影響力調
整があったように、韓国で米国の影響力は減り、そのすき間を中国が埋めるだろう」

URLリンク(japanese.chosun.com)

909:世界@名無史さん
06/12/29 13:22:13 0
朝鮮チラシはソースじゃない。

910:養殖はまち
06/12/29 15:17:15 0
>908
韓国の苦痛?アホやなこのオッサン。また歴史経済学無視かよ。
タイムマシンで李朝に行って来い!


911:世界@名無史さん
06/12/29 17:34:50 0
どんな内容なのか興味を引く日本学の洋書たち
Tokugawa Village Practice: Class, Status, Power, Law
(Philip E.Lilienthal Books) (Hardcover) by Herman Ooms
URLリンク(www.amazon.com)
Princess Masako: Prisoner of the Chrysanthemum Throne
(Hardcover) by Ben Hills
URLリンク(www.amazon.com)
Amakudari: The Hidden Fabric of Japan's Economy
(ILR Press Books) (Hardcover) by Richard A. Colignon, Chikako Usui
URLリンク(www.amazon.com)
Japan's Yasukuni Shrine: Place of Peace or Place of Conflict?
Regional Politics of History and Memory in East Asia (Paperback) by William Daniel Sturgeon
URLリンク(www.amazon.com)
Permitted and Prohibited Desires: Mothers, Comics, and Censorship in Japan
(Paperback) by Anne Allison
URLリンク(www.amazon.com)


912:世界@名無史さん
06/12/30 09:42:55 0
《新刊情報》
「植民地」支配の史的研究
戦間期日本に関する英国外交報告からの検証
梶居 佳広著
税込価格 : \5,250 (本体 : \5,000)
出版 : 法律文化社
サイズ : A5判 / 230p
ISBN : 4-589-02979-0

日本の近代化にとっての「モデル国」のひとつであり、最大の植民地帝国で
あったイギリスの外交官に焦点を当て、彼らが抱いた日本の植民地支配への
イメージ・認識を整理し、日本の植民地支配の持つ特徴を指摘・考察する。

913:世界@名無史さん
06/12/30 11:51:29 0
URLリンク(www.ohtan.net)
(1)明末:ポルトガル人ガスパール・ダ・クルス

「誰しもできる限りの方策によって他人を欺こうと懸命であるので、他人
の秤および分銅を信用する者はいない。・・おしなべて商人は欺瞞が多く嘘
つきである。商品にできる限りいんちきを施すことにこれ努め、そうして買
い手を欺く、このような悪事を習慣としてきたため、彼らにはそうすること
で疼くような良心はない。」(ガスパール・クルス「クルス『中国誌』」講
談社学術文庫2002年。原著は1570年 156~157頁)、「彼らは一般的に非常
に才気に富み手先が器用である。あらゆる分野において大きな独創性を発揮
する。・・彼らは万事において巧妙かつ利発である。なぜなら彼らには一種
の偉大な活発さと、天性の工夫の才があるからだ。・・彼らは・・武力を活
用するというよりは策略と多勢に訴えるところが大きい。・・全土におい
て、いかなる種類の武器を携行することも絶対に許されず、小刀さえも例外
ではない。」(178~179)、「軍人<は>戦陣で功を立てたからとて抜きんで
た存在となることは・・ない。宦官は・・ごっそりと賄賂を受ける。」(198
頁)、「騎士道精神<より>学識によって与えられる名誉の方が大きい。」
(202頁)、「中国にはこの国の法律を学ぶための王立研究機関をわずかな例
外として、総合と専門とを問わずいかなる研究機関も学校も存在しない」
(203頁)、不当な賄賂によって無実の人への冤罪が往々にして生ずる(訳者
による要約。233頁)

914:世界@名無史さん
06/12/30 21:27:48 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン『日本/権力構造の謎』(早川書房)

西洋では、現実はそうやすやすと管理されたり、意のままに作り変えられたり、
相談で決められたりするものとは、考えられていない。つまり、こうあるべきだという
任意の考えによって左右されるものとは考えられていない。事実、西洋の哲学または
西洋の常識の基礎は、人間にはつきものの自己欺瞞をおさえるには、妄想や幻想を
入り込ませないようつねづねよく注意することだと教えている。ギリシャ文明以来、
西洋の知の発達の歴史を貫いてつねに強調されてきた戒めが一つあるとすれば、
それは、「矛盾を育むなかれ」ということである。この戒めは、論理、数学、科学の
根本法則である。

915:世界@名無史さん
06/12/30 21:28:14 0
多種多様なアジアの思想の伝統を受け継いできた人々は、多様で
相矛盾する真実があってもそれほど違和感を感じないかもしれない。
だが、はっきりしていることは、他のアジアを詳しく見ても、日本ほど
"リアリティの管理"がおこなわれている国はほかにないということである。
このことは政治的に重要な意味をもつ。支配的な地位にある日本人は、
他の日本人や外国人に"事実"や真意を説明するのに、観点をある
現実から別の現実へと実に機敏に変える。相手が理を尽くして主張
してくると、観点を枠組ごとがらりと変えて論じることで逆襲できるわけ
である。そして、そこで議論は行き詰まって終わりになる。日本では、
こうして巧みに論を操るのが、地位が上の者や強者の特権であり、
意見を通す常套手段になっている。

916:世界@名無史さん
06/12/30 21:42:40 0
超越的な真理を認めない政治的文化の本質を西欧人が理解するには、
なみはずれた知的努力がいる。この努力は、本格的な日本研究においてさえ、
ほとんどなされていないのが実情である。西欧の知的・倫理的な伝統は、
普遍的に通用する何らかの信念があるという前提に深く根ざしているので、
このような前提を欠く文化がありうるとは、とても考えおよばない。

917:世界@名無史さん
06/12/30 22:35:45 0
ウォルフレンはもういいよ。
要するに日本人は僕チンの言う事聞いてくれない!
それどころか論破してきやがる!
でも僕ちん悪くないよ悪いのは常識が通じないお前らだお!
って火病起こしてるだけじゃん。オランダ人って皆こんな馬鹿なの?

918:世界@名無史さん
06/12/30 23:01:38 0
>>917
オランダ人が云々っつーか、
西洋人は大抵こんなモンだと思うが。


919:世界@名無史さん
06/12/30 23:05:40 0
>西欧の知的・倫理的な伝統は、普遍的に通用する何らかの信念が
>あるという前提に深く根ざしているので

欧米の知識人は「モデル」を立てるのが好きだよね。マルクス主義とか
がその典型だけど。
「すべての個を律することのできる普遍性を持った法則があるはずだ!」
と考えている。
で、DQNなヤシは自分が立てたモデルに現実が合わないと、現実のほうが
間違っているとか、現実をモデルに合うように変えてやれとか考える。

920:世界@名無史さん
06/12/30 23:16:48 0
一神教やからね

921:世界@名無史さん
06/12/30 23:24:46 0
左翼の殆どが在日。 ところで在日とは・・・・?
戦前、及び戦後の混乱期、半島に居住していて酷い差別を受けていた白丁という
朝鮮奴隷が日本に(密)入国し混乱期の日本に乗じて駅前や商店街、その他の土地、家屋を占領、占有し、
自分達は敗戦国民ではなく3国人だと屁理屈をコイて、日本国で強盗、強姦など暴虐の限りを尽くした結果、多くの
日本人に3国人は酷い、悪いという印象を与えると 今度は手のひらを返したように
自分達を3国人というのは差別、蔑称であると言い始め、自分達は日本人に酷い差別を
受けたというストーリーを捏造し 無法者の集団の力で在日特権を確保、増大させてきたのが
所謂 在日韓国朝鮮人どもです。
左翼はそういう奴らの代弁者であって まさに日本、日本人の敵であるのが実態です。
即ち、各職場、マスコミ、政治家の一部、公務員、労組、日教組、解放同盟、ヤクザ エセ右翼。。。の中に
彼らが蠢き日本を食いつぶそうとしています。
そういう穢れた生物が左翼です。
日本人のみなさん、奴らに騙されないようにしましょう!


日本は支那・韓国・朝鮮!どもの理不尽な嘘の捏造、恐喝、屁理屈に絶対に
屈してはなりません。

URLリンク(www.geocities.com)



922:世界@名無史さん
06/12/30 23:49:39 0
↑タウン・ミーティングみたいなもんか

923:世界@名無史さん
06/12/30 23:55:39 0
>>920
日本人のイスラーム研究者が、『コーラン』を読むと、自らの側を
絶対として、他者の宗教の誤りを論難していく部分があまりに多いのに
困惑すると書いていた。
一神教徒の考えでは、他者の迷妄を正すのは当然であるどころか義務だからな。

『旧約聖書』やマルクス主義に触れて強く印象づけられるのが、その楽観主義。
歴史というものはある方向に、それもいい方に進んでいて、宗教や
イデオロギーの力を持って社会を管理し、人間も変えることができると。

924:世界@名無史さん
06/12/31 02:18:51 0
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925:世界@名無史さん
06/12/31 06:41:26 0
>>924
システムを理解せずに、覚え立ての新機能にはしゃぐのは土人のカーゴカルトと同じだぞ。

926:世界@名無史さん
06/12/31 08:27:12 0
>>924 これ、邪魔だよね

927:世界@名無史さん
06/12/31 12:27:23 0
>>911
欧米人が書いた日本史の本で翻訳されるのは、ほとんど近現代史だよね。
日本中世史が翻訳されているのは見たことがない。
なんで?

928:世界@名無史さん
06/12/31 12:59:15 0
>>927 見劣りがするからだろ

929:世界@名無史さん
06/12/31 15:23:25 0
これは既出かな?

沖縄問題の起源 戦後日米関係における沖縄 1945-1952
ロバート・D・エルドリッヂ著
≪第25回サントリー学芸賞受賞≫
≪第15回アジア・太平洋賞特別賞受賞≫
URLリンク(www.unp.or.jp)

書評 「潜在主権」の経緯明らかに 早川俊行
URLリンク(www.worldtimes.co.jp)

御厨 貴(東京大学教授)評
URLリンク(www.suntory.co.jp)

930:世界@名無史さん
06/12/31 21:06:52 0
>>916-920
イギリスの、経験論的なものの考え方は西洋世界では特殊?


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