06/12/11 18:55:53 0
中国共産党の取り組みを見ていると、そこに、19世紀の終わりに近代化が始まった
ころの日本におけるエリート政治家たちとの共通点を見出すことができる。
明治時代、彼らは日本国民の自由よりも経済産業の近代化がはるかに大事だと
考えていた。当時の政府は、その体制が国民にとってベストだと考えた。
第二次世界大戦後でさえ、日本は民主主義の確立よりも、経済発展を優先的に
推進した。それゆえ日本では社会に混乱を引き起こすようなことは絶対に許されなかった。
自己を再創造した中国共産党と日本政府がそう大きくは変わらない、と思える
のはその点である。